お盆休みの初日。
小学3年の孫が、夏休みの宿題で聞きたい事があると訪ねて来た。
自由研究で焼津市の文化会館について調べていたら、小ホールの舞台の緞帳が小生がデザインしたものと解り、詳細を聞きたいと言う。
『デザインの元はどこから?』
『どんな経緯で作られたのですか?』
『特にこだわった事は?』
『その他の作品は?』
小学生らしからぬ質問が、矢継ぎ早に飛んで来る。
ずいぶん昔の事だし、小学生にいい加減な返事も出来ないし…と、ガラにもなく緊張する。
思い出しながら説明すると、一生懸命メモを取っている。
どんな報告書を作ってくれるのか楽しみだが、あらためて、孫の可愛さを感じてしまったひとときだった。