ひさしぶりの美声。

英国留学から帰ったばかりの、焼津出身のシンガーソングライター、
花実さんのプレコンサートに行ってみた。

会場は大井川文化会館ミュージコのロビー。
１２月の本番前のプレステージということで、なんと無料の大サービス！



ひさしぶりに見る花実さんは、思ったよりふっくらした感じ。
いつものメルヘンチックな衣装と違い、黒を基調にしたシックな装い。
ノースリーブの黒いブラウスに、シャネルっぽいラインのグレーのミニスカート、
黒のタイツに黒の靴と、なんとなくいつもより大人っぽい。
（失礼しました。もう立派な大人でした。）

ピアノの居崎圭くんも、グレーのスーツのダンディーな装い。
彼もウイーンでの音楽修行から帰ったばかりだそうな。

高齢の方からお子様まで６０名ほどのお客さまを前に、
自作の曲を中心に６曲ほどを披露、澄んだ歌声が会場に浸み渡る。
無料だというのに、アンコールに応えてさらに２曲も・・・。

やっぱり、この二人のコンビが一番好きだ。
心地よい歌声に日頃の忙しさを忘れた、幸せな土タヌキでした。

本番のコンサートは１２月１６日（日）です。
ぜひ、この心地よい歌声に浸ってみてください。

リニューアル。

１０年ほど前に作った作品のリニューアルを始めました。
いまでは珍しい、柳行李の旅行かばんです。
貼ってあった和紙を剥がされ、ちょっと恥ずかしい状態です。

さて、これからどうリメイクしていこうか・・・
これを持って、寅さんみたいに旅に出てみたいなあ・・・
・・・いまがいちばん楽しい時間です。


最近、新入生が急増中です。
今日は４名が入門。来週も２名が入門します。
うれしいですが、けっこう疲れます。

また新しい波が来ているのでしょうか・・・？
このまま増え続けたら大変です！
でも、良くしたもので、その分休む人も増えていて、
実数としてはそれほど変わりません。

「不生不滅、不増不減」　般若心経の一節。
・・・世の中、良く出来ていますねえ。

伝統を守る若い力。

静岡の伝統工芸を引き継ぐ若い力が育っています。
頑張っている若者たちの作品展が開催されます。
ぜひご高覧ください。

＊体験は予約が必要です。

にぎわいをよそに・・・。

１１月はイベントが目白押しです。

静岡市では大道芸Ｗ杯、藤枝市でもお茶の香ロードなど、
大きなイベントが開催されています。

こころ庵の銘仙百枚展も始まりました。
友人の個展やグループ展もしきりです。
Facebook にも、友人知人の楽しそうなレポートがあふれています。

そんなようすを横目に、地味～に自宅で教室です。
でも、一人でも参加してくれる生徒さんがいる限り、
勝手に休むわけには行きません！

・・・というより、最近騒々しい場所が苦手になりました。
やっぱり、これも・・・・・・・。



静かな晩秋の夜を一人楽しむ、土タヌキのこの頃です。

もう１１月。

ひさしぶりに予定の無い一日を過ごす。

展示会と教室ですっかり手抜きだった家のそうじや、
溜まった洗濯と衣替えにいそがしい。
さらに、生徒さんから依頼された作品の仕上げに追われる。

昼間の温かさが嘘のように、午後も４時を過ぎると急に寒くなる。
思えばもう１１月・・・暦的には冬の到来だ。
残暑が長かったためか、秋らしい季節がなんとも短く感じられる。



そんな小寒い夕刻のひとときを癒してくれるのが、
「一閑」「楽」「月」などの文字が浮き上がる、２５㎝位の竹の灯り。

展示会を思い返しながら眺めていると、いろんなお客様との、
楽しかった出会いと会話がよみがえってくる。

晩秋の、ちょっとセンチメンタルな夜のひとときだ。