嵯峨秋雄 北の風景

北海道の風景写真を中心に掲載します。

No 22 ・大道芸人ギリヤ-クさん熱演

2011年08月26日 01時00分00秒 | 写真


1・踊りの準備をするギリヤ-クさん

東日本大震災の犠牲者を供養するため5月に宮城県気仙沼市の被災地で踊ったギリヤ-クさんの新聞報道を見て、大変感動しまして、是非拝見したいと思い 7月16日小樽市色内、運河プラザで夏慣例の青空舞踊公演「祈りの踊り」が行われると聞き、行って来ました、その時の模様です、新聞報道によると函館市出身の大道芸人ギリヤ-ク尼ヶ崎さん{80才}「東京在住」が2008年に、ペ-スメ-カ-をいれる心臓手術を受け、体力的な限界が近づいているのは自覚していると書いてありました、道内13カ所を公演でまわり、その途中だそうです、健康の方が心配です。



2・運河プラザ前、消防犬ぶん公の前で観衆に語り掛けるギリヤ-クさん






3・熱のこもった語りと踊りが始まります、胸を見ると心臓のベ-スメ-カ-がくっきりと現れて見えます、大丈夫かな、心配です






4・三味線を見立てた道具を使い熱演するギリヤ-クさん






5・奇妙な格好で、よされ節を演じて、回りから拍手喝采です






6・今度は観客を呼び出し一緒に踊り始めました、この時ばかりは、相手が若い女性のせいか、いい笑顔の表情で、とても八十才とは思えません






7・これからは、衣装を着替えて、念仏じょんがらの、踊りに入ります






8・入れ歯をはずして、表情を変えて、大熱演です






9・この頃から雨が強く降り始めて来ました、雨も何のそのです






10・思いに老けた表情も、また良いですね、たまらなく魅力的な老人に変身です






11・八十才とは思われない、早い動きと精力的な行動には、皆が圧倒されていました






12・ギリヤ-クさんをじっくり見ていると、相当な年期が入った演技者でも、あると思いました






13・雨の、どしゃ降りの中、運河交差点前で座り込み、祈りが始まりました、ここで見物している人とか、車で通る人は奇妙に感じたかも知れませんが・・・これも演技の中の見せる場面、なんでしょうか。






14・雨が降りしきる中、今日のクライマックス、バケツの水を頭からバシャ-です、みんな拍手を通り超して、驚いておりました






15・精魂込めた踊りをひととおり終えて、被災地、気仙沼で犠牲者を供養した時の写真を片手に、観客の親しい人に語り掛ける、ギリヤ-クさん。
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No 21 ・ねむの木の花に、蝶が舞う

2011年08月19日 01時00分00秒 | 写真


1・幻想的な花の光にカラスアゲハが舞う

「ねむの木について」初夏の花ですので、本州では至る所で見られますが、道内では、主に道南です、小樽でも、手宮公園、苗穂公園、小樽公園等には、ねむの木は有りません、塩谷方面の農家などの庭に何本か見られるだけです、花は夕方開花するので朝が見頃です、良い香りもします、そこへ、早朝にカラスアゲハ昼頃からキアゲハが密を求めて舞って来ます。



2・キアゲハ がペアでやって来ました、ペアだと動きが早くて撮るのが難しいです






3・カラスアゲハが花にとまる寸前に撮る事が出来ました






4・キアゲハがうまそうに密を吸っております、密を吸っている時は3m位に近寄っても、にげません






5・カラスアゲハが花から花への移動飛行の瞬間を撮らえました






6・キアゲハ、夫婦仲良く甘い汁






7・カラスアゲハ、密がうまくて、うれしい悲鳴を上げているような羽ばたき






8・キアゲハ、羽根を全部広げると綺麗な蝶です






9・カラスアゲハが飛んでいる所を逆光で撮って見るとバットマンのようにも見えます






10・キアゲハ、ここのねむの木の高さが10m以上有り樹齢は百年以上と思われます






11・カラスアゲハ、この場面は、ブイの字形にかっこよく撮れました






12・キアゲハ、何かの楽器で音楽を演奏しているような雰囲気です






13・カラスアゲハ、食事のじゃまをしないでと、こちらをにらんでおります






14・キアゲハ、花の密を吸っている 右側がつぼみです、開花が遅く8月末からですが先に咲いた花が終わっても、次から次へとつぼみが出来て、10月頃まで花が咲いております






15・カラスアゲハ、飛んでる動きが早く、めったに花の上を飛んでる場面は撮れません、連続シャッタで偶然に、かっこよく撮れました。
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No 20 ・古平町・琴平神社例祭

2011年08月12日 01時00分00秒 | 写真


1・海上渡御、大漁祈願、御神酒を捧げる クライマックス

古平町・琴平神社例祭(夏まつり)7月8日に 行ってきました、天狗の火渡りは昨年行ってきましたが、今回は船主に知りあいがいて、漁船に乗せてくれると言うことで、海上渡御の一部始終を撮って来ました、大型漁船が大漁旗を何本も飾り付けて二十艘も海上に出そろった光景は見事でした。後半に出てくる火祭りは昨年撮ったものです。



2・漁港青年部が小型トラックを派手に飾り付けて、祭り行進の先頭を走り盛り上げます






3・猿田彦(天狗)がこれから、海上渡御、大型漁船に御振興と共に乗り込みます






4・祭りの漁船が海上に出そろったのが17時50分曇りの天気でしたので、薄暗くなって来ました






5・獅子舞の奉納です 、ちょうど俺たちの漁船に乗り合わせていました






6・ 左遠方には余市シリバ岬が見えます、余市、小樽方面は天気が良さそうです






7・となりの漁船には御神興と猿田彦(天狗)が乗っておりまして 御神酒を捧げる クライマックスです






8・ 御神酒を捧げる場面ですが天狗様の両脇の人が一升瓶から流れ落ちる海面の着地点を見ているので、注目して見たら、仏像のようなものが浮かんで居るように見えましたが、拡大して見ると、ぼんやりして何だかわかりませんでした






9・ ひととおりの行事(約2時間)を終え帰港に向かいます、見物の乗客もやや疲れた容姿です






10・帰港する頃には日も暮れてきました、ランプが海面に映り輝いて見えます






11・炎が強すぎて、これでは天狗様でもわたれません、少し下火になるのを待ちます

*「琴平神社例祭(夏祭り)における火渡り神事の由来」
年に1度斎行する例祭に氏神様が御社(おやしろ)を出られ、町内を御巡行(ごじゅんごう)し、直接、氏子の人たちの生活をご覧いただくために、御神輿渡御(おみこしとぎょ)をするわけであるが、その御神輿渡御中の罪穢(つみけがれ)を忌火(いみび)によって祓(はら)い清めてから御社にお入りになる。
一般に「火渡り」と言われている「火」は、清めの篝火(かがりび)である。本来は、御神輿がその火を渡って清めるのが主意であるが、現在は種々の事情で御神輿を担ぐことが少ないので、御神輿の先導をする猿田彦が先ずその火の安全を調べ、確かめるために先に火渡りをするのであるが、この方が現在は主となっている。(産業課 観光係より)



12・炎から天狗が現れ、ビックリしている表情、こういうシ-ンを見るとまた行きたくなります






13・獅子舞の火渡り、素早く炎を渡り、拍手喝采でした






14・御神輿渡御、人数が多いので、素早くは、渡れません、あっちちと悲鳴が上がっていました






15・この場面の写真は、全国版の、よみうり風景写真コンテスト2010に出品して入選しております。
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No 19 ・ 積丹半島、ロ-ソク岩

2011年08月05日 01時00分00秒 | 写真


1・ロ-ソク岩、積丹半島入り口にそびえる、観光客のシンボル的存在です


ロ-ソク岩は、積丹半島、豊浜町~潮見町の沖、約550mに有り高さは46mです、
1940年(昭和15年)8月の積丹半島沖地震の際の津波のため半分に割れ現在の大きさになったそうです、 1996年2月10日,国道229号線の豊浜トンネル坑口付近で岩盤崩壊事故が起こった、路線バスが下敷きになり何人かが犠牲になりました、まだ記憶に有ると思います、その為、現在はトンネルが新しく、長くなったので、車で行くとロ-ソク岩は ちょっとしか見られません、そこでロ-ソク岩を忘れられたら、こまるので、ロ-ソク岩を特集します。



2・この場面は昼頃、潮見町側から撮りました、海獣が水を飲みながらロ-ソク岩をにらんでいる、そういう岩に見えました、皆さんの見方は?






3・豊浜町の漁港からです、太陽は右45度で上がっていきます、間もなくロ-ソク岩の上に重なります、防波堤でカメラを構えている人は、そこの朝日をねらっています。






4・ロ-ソク岩の頭に朝日が重なるのを撮るのには5月の上旬~6月の上旬です、それも1日3m~5mずれるので撮る位置も変えなければ成りません






5・この日のように、薄曇りが 一番写りが良いです、雲が厚いと太陽が見えません、年に数日しかチャンスがありません、せっかく早起きして出かけても、出かけるときは雲が無く現地に着くと日の出付近が厚雲で残念と言う日が何回も有りました。






6・この時は、海を照らす黄金色の光が綺麗だったので、手前まで入れてにみました






7・カモメを太陽に入れて撮りたかったのですが、難しいですね






8・このシ-ンは撮る時は、わかりませんでしたが、写真にしてから見て、ヒマワリの形に似ていると思い、後から、ニンマリでした






9・日がやや高くなって来たので、帰ろうと思っていたと所に、近くにカモメが通ったので、パチリと一枚






10・このシ-ンの一枚は、気に入っています、太陽の一部が雲に入り 下界を照らすように太陽が輝いて、ロ-ソク岩が、くっきりと浮き上がって見えます






11・このシ-ンは、太陽が顔を出したとたんに、回りが、真っ赤に染まり、感動した覚えがあります






12・手前の崖を入れて撮ってみました、笑顔に金歯がキラリンです






13・左側の岩の高さが約10m位で右のロ-ソク岩の高さが46mです、撮る位置によっては、同じくらいの高さに見えます






14・この場面は、潮見町の旧道がある大きい土管の中から撮りました、今は通行止めでそこへも行けません






15・6月中旬になると、位置的に太陽がずれて、ロ-ソク岩と重なるところは撮れません、それで、手前の低い岩に太陽を重ねてみました、ロ-ソク岩が二つ?




コメント (8)
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