AKIRA-NEWS by goo

Tcupサ終のため2022年春に移籍しました。岩手盛岡のことやサッカーなどスポーツのことを書きたいと思います。

本当は怖い千尋の大博打

2006-12-29 08:53:00 | 必殺葉っぱぎ人
千尋が裏長屋で花札勝負である。ごろつき、ぷー太郎との勝負、千尋は連戦連勝で男たちは面白くない。
そこに藤田主水が入ってきてしまう。男たちはたまらず逃走。しかし千尋は主水に説教してしまう。
「あんたのせいよ」
千尋はある老人を救うためにどうしても金が必要だった。しかしそのためには博打などの汚い手もする千尋。主水はてっきり自分がガサ入れにきたものと誤解を受けていたのだ。

千尋の言っていた老人は多額の借金にあえいでいた。そこに借金取りの次郎と言う男が。この次郎とつるんだぷー太郎が先の裏長屋にいた男だ。
環と葵が次郎の内偵調査を開始する。すると次郎は博打の胴元を富士屋とともにやっていた。その博打はいかさまであった。

あかりは大川のたもとで若者の土座衛門を発見。彼は博打のために身を持ち崩したのだ。そこで志保に博打で借金取りしている人間を調べさせることに。
一方、富士屋の博打のからくりを知った環は主水に博打の情報を流す。そして主水はガサ入れに入ろうとするが、そこに千尋が現れた。千尋から老人の死を聞いた主水は、それならと千尋に富士屋の博打場に潜入させる。

千尋は自分の身体と老人の借金を賭けての大博打を打つ。そして富士屋のからくりを見破り、ついに大金を手にする。そして葉っぱぎ人たちは次郎たちを始末する。

本当は怖い千代田のきのこ

2006-12-29 08:16:14 | 必殺葉っぱぎ人
千代田のお城にキノコが自生しているのが発見された。しかしそれを食べた大奥女中が突然発狂してしまう。それを自制したのは留守居役の仲田だった。

それを知った志保はさっそく瓦版で大奥のお女中が毒キノコを食べたと報じる。それを知った幕閣たちはついに江戸城のキノコを摘み取った。
しかしいくらお城のキノコを取ったからといって、それで何になると言うのか。江戸にはこの手のマジック・マッシュルームが自生していたのだ。

南町奉行所の与力・鮎川左京がそのキノコの一種を奉行所に持ち込んだ。藤田主水たち同心はこれと同じキノコを一本残らず摘み取る羽目に。
絶対無理だとわかっていても、上司の言いつけには逆らえない主水たち。なんとか数キロのキノコを押収したが、それだけでは当然済まされない。

数日後、キノコ中毒の若者が人殺しをやってしまった。それを捕らえた主水と鷹之助だったが、キノコを食べたがため自制がきかなくなったとかで軽犯罪に。それを鮎川から知った主水は口惜しそうだった。さらに類似の事件が多発してしまう。
実は江戸城の中毒キノコの一件には続きがあり、その後一部の侍がキノコを持ち帰り、精製したドラッグとして売っていたのだ。
南町奉行所の手入れでドラッグ精製の売人が逮捕された。しかし誰もその黒幕を知らない。そこにキノコ中毒患者に斬られた人々の身内があかりに助けを求める。そして主水と鷹之助は仲田がこの事件の黒幕と環から告げられる。
いくら鬼の左京でも千代田の城までは無理と言う環に、主水、あかり、葵は納得した。これはもう葉っぱぎ人の出番である。

本当は怖い兄弟愛

2006-12-24 23:25:35 | 必殺葉っぱぎ人
牢屋敷から勝蔵が出所した。そしてそこにいたのは兄の万屋銀蔵。
藤田主水はまた万屋が保釈金を積んだのではないかと疑ってかかるが、なんら証拠はない。

万屋はいわゆる御用商人。元々は上方の店だが、最近江戸に進出してきた。そこで勝蔵が粗悪な竹筒鉄砲を作っているのが銃刀法違反に問われたわけであるが、それがなぜということである。
主水はそのことをあかりに告げると、牢屋敷の中に銀蔵の弟が入っているということだった。現在の石出帯刀は高齢のため、養子を求めていたところ銀蔵の弟の鉄太郎を養子にすることにしたそうだ。

勝蔵の竹筒が火を噴いた。ターゲットはなんと町方!主水に疑われたためではないが、佐藤主税の役宅前で小火騒ぎになった。
翌朝、主税は主水と河野鷹之助を呼び出した。緒方英二郎と主税の役宅で同時多発テロだと言うのだ。これはお上に対する挑戦と考えたが、牢屋敷に火の手が上がっていないことに二人は疑問を抱いた。

勝蔵の竹筒は実は勝蔵の不在中に完成していた。完成させたのは大目付配下の中川だった。中川は鉄砲同心、こんなものはお茶の子さいさいである。
万屋は中川が竹筒を作ろうとしてなにもかも独占しようとしたということで中川を始末させようとする。一方の中川も鷹之助に万屋と鉄太郎を殺して欲しいとたのみこむ。
双方の依頼が大きく矛盾していることから、主水と鷹之助はこの仕事を降りようとするが、あかりは保釈金のことが引っかかっていた。
「どうしても万屋と中川と鉄太郎をやらないの?」
主水は鉄太郎のことが気になっていた。鉄太郎は末期養子、しかも今回利用されただけの人間だ。殺すわけには行かない。
しかし愛佳はいい案を出した。臨時同心の藤岡の兄を石出家に養子に出させればいいという考えはみごとに的中、鉄太郎は石出家から追放された。

これで葉っぱぎ人の仕置の準備は完了。しかし鉄太郎の石出家追放はすでに万屋兄弟の知るところとなっていた…

本当は怖い暁の茶事

2006-12-20 04:26:26 | 必殺葉っぱぎ人
増田屋益右衛門(木内秀信)は薄利多売をモットーとする商売人。関西から上京して店を構えたのが3年前。先人たちの苦労を身にしみて理解していた彼は、江戸の大通りに越後屋、浜屋と並ぶ大店にまで押し上げた。

そんなカリスマ商売人に嫉妬していたのが稲葉屋、川崎屋といった保守的な商人たち。何とか町方を使って増田屋に味噌を付けてやろうとする商人たちは、藤田主水(一条和矢)や河野鷹之助(福山潤)、緒方英二郎(三木眞一郎)らに協力を要請するが、みんな断ってしまう。
だが、英二郎の妹・理奈(木村亜希子)をかどわかし、増田屋前で万引きの手引きをさせようとする。妹の不在に驚いた英二郎は佐藤主税(保志総一郎)と主水たちで探索に回っていた。そして理奈の万引きは未遂に終わったが、増田屋前の事件となれば裏があるはずと、葉っぱぎ人たちによる探索がスタートした。

そこで増田屋は茶道に造詣が深いことを知ったあかり(川澄綾子)、なんと茶事に招かれることになった。それは冬の寒い折に開かれる暁の茶事と言うもの。また、稲葉屋とは商売上のトラブルが絶えず、稲葉屋剛蔵は「いつか増田屋を欠所にしてやる」とほざいていたらしい。さらに最近は剛蔵の脅迫が厳しいと言うのだ。
あかりの話を聞いた主水は理奈をかどわかした犯人が茶事に現れるかもしれないと、葉っぱぎ人たちによる大仕掛けを考える。しかし今のところ犯人の手がかりさえつかめていない。それでどうやって仕掛けるのかと葵(飯塚雅弓)は疑念を抱く。
そこに理奈が現れ、犯人は稲葉屋と川崎屋だと告白する。そして稲葉屋と川崎屋を増田屋主催の暁の茶事に招待することを約束した。

あくる午前四時、これが葉っぱぎ人の罠とは知らない稲葉屋と川崎屋、それに取り巻きの源五郎一味は増田屋の指定した茶室の寄り合いにいた。そこにはあかりと理奈、鷹之助の姿もあった。
まずは葵が源五郎に腕ひしぎを一発、最後はボディーブロー!環(伊藤静)、由真(生天目仁美)もそれに続く。源五郎一味は壊滅した。
稲葉屋と川崎屋は主の不在に戸締りを警戒していた。そこに主水たち残りの葉っぱぎ人たちが。まずは主水が稲葉屋に入り、手代に顔見世。それで安心した手代を峰打ちにして稲葉屋に潜入!!屋根裏の志保(樋口智恵子)と沙織(田口宏子)が金蔵の千両箱を持ち出し、主水は増田屋脅迫の証拠品を偽者とすり替えた。
志保とこのみ(落合祐里香)からのつなぎで茶室の稲葉屋と川崎屋に盗賊現るの一報が入ったときには、すでに稲葉屋と川崎屋の共謀は白日の下にさらされていた。

しかし増田屋は江戸大通店を突然閉店し、品川へ店舗を移すことになった。残念がる理奈だったが、店はどこにでもあると英二郎に言われるとすぐに開き直った。

本当は怖い金融札

2006-12-17 17:12:59 | 必殺葉っぱぎ人
もしも江戸時代にクレジットカードのようなものがあったら・・・と言う話。実際の必殺仕事人にもありましたけどね。

志保(樋口智恵子)は「くらべ馬評判」という瓦版を作成するが、志保本人が競馬で損をしてしまう。その埋め合わせにと金融札に手を出してしまう。
南北屋の主人清右衛門から十両の借金をしてしまった志保。それを聞いた藤田主水(一条和矢)は大激怒、南北屋の利子は十両じゃすまないぞとすぐに返済するよう忠告した。
なんとか瓦版が売れ、志保は南北屋からの借金を完済することができた。しかし南北屋に借金している中小の店子はそうもいかない。みんな赤字経営で苦しんでいるところに南北屋などの金融札である。その借金が焦げ付いてブラックリストに載った店もあるという。

志保の話で南北屋グループのからくりを知った主水。さっそく葵(飯塚雅弓)と愛佳(力丸乃りこ)に南北屋の客になってもらうことに。清右衛門から早速金融札を作ってもらうことになった二人、しかしその影には大量の小判の入っていた蔵が。
そして小さな小間物問屋が南北屋に押しかける。どうやら南北屋の暴利に耐えかねた模様。そこを通りすがりの勘定吟味方同心・今井が斬りかかったのだから、愛佳はもう茫然自失だった。押しかけた人たちは今井と南北屋の用心棒3名に斬られてしまう。

愛佳が見た今井、南北屋の用心棒たちの非道ぶり、そして南北屋の暴利を貪るありさまに、葉っぱぎ人たちは怒りを覚えた。するとこのみ(落合祐里香)が南北屋グループから百両も借りたと言って、これと斬られた町人たちの恨みを元に南北屋と勘定吟味役から小判をかっぱぐことを思いついた。
南北屋と勘定吟味役の屋敷からかっぱいだ小判を、葉っぱぎ人たちは町中にばら撒いた。そして葉っぱぎ人たちが持っていた金融札は南北屋の前で焼却された。