2017.12.16 MIT「山海漬」より
最近「町中華探検隊」なる集団が世間をにぎわせているようだが、盛岡にも街中華は数多く残っているのだ。
(裏を返せばご当地ラーメン不毛の地にはそれだけ町中華も多いと言うことか?誤解を招くようなら一言コメントを)
今回は盛岡の町中華ランチ。
①本宮「正華」
中華一筋半世紀の松原さんが1981年に南大通に開店したお店、それが8年前に本宮に移転。
エビチリ(乾焼蝦仁) 単品700 セット950 ライスお代わり自由
エビはプリプリ、ソースは甘酸っぱいが徐々に辛味が…というが、香辛料が入っているのね。さらに中華感を出すために紹興酒(ラオチュー)を加えてると言う。
エビでもう一品、あんかけのえびそば(850円)もいかがですか?
②中野「喜暖家」
ここは暖かみのあるお店。
から揚げが有名なお店ですが、今回はランチで二つの味のマーボー豆腐。コーヒー付で800円のエビ塩マーボー豆腐は豆板醤を入れないので白い(先ほどの「正華」のえびそば同様)。
そこにラー油をかけるとコクが出て旨い、とのこと。
それに酸辣湯麺(800円)も絶妙な味だそう。
③本町「とんとん」
カウンター10席のみのこじんまりとした店ながら、メニューは100以上。
その中から今(11~3月)しか食べられない肉まんを。飲茶の世界にも精通するご主人が作る肉まんは300円、持ち帰りも可能なのでぜひどうぞ。
中は具がぎっしり、「思わず顔がほころんじゃいます」と言う旨さは、言葉にできません。味の秘密はみじん切りの角煮だそう。
肉まんには11種類のバリエーションがあるので、全部食べてやる!と言うのもいかがでしょうか。
他にはふかひれスープのかかったカニチャーハン(800円)がおすすめ。
④菜園「つぼ半」
ここはよく歩いて通るのですが…桑島先輩と同い年www
この時期のオススメは五目おこげ(850円)。揚げたてのおこげ(干し飯を揚げたもの)に餡をかけたものです。
餡にはマイタケも入っているので、マイタケからの旨味も出ているとのこと。熱いうちに餡をかけることで、野菜のシャキシャキ感が生きてくる。
ランチタイムは11:30~15:00まで。17:00~ディナータイム。
さて、渋民にも町(村?)中華はあるのだ。それは後日紹介しよう。