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Tcupサ終のため2022年春に移籍しました。岩手盛岡のことやサッカーなどスポーツのことを書きたいと思います。

国家破綻大投資

2006-11-07 20:33:14 | ハルヒの憂鬱かげふみ人
超インフレ政策によって江戸庶民はてんやわんや。
下級武士の佐藤(一条和矢)はメリケン舶来品の投資相場を作って一山当てようとした。
なんと、そこに退屈しのぎで来ていたハルヒ(平野綾)が。ハルヒは佐藤が舶来貿易で入手した銀のティアラを購入しようとする。
京太郎(杉田智和)からはやめろと言われたものの、銀相場の吊り上げという現実の前ではハルヒの言うことを聞くしかなかった。

こうして佐藤は銀相場で外人と大もうけをするが、それを気に入らないのが廻船問屋。とうとう佐藤は廻船問屋と物産方の罠にかかってしまう。
それを知ったハルヒは佐藤から銀のティアラを買うことにする。佐藤は代金は仕事料で相殺ということでしぶしぶ引き受けた。

廻船問屋の安宅屋は佐藤を貶めて自分が先物相場を仕切ろうとする。そこには佐藤の上司の村上もいた。
小雪(茅原実里)は歯車算盤の改良を進めていた。本当は怖い小雪の算盤・・・実はこの算盤が大変な仕事の道具になるのです。

安宅屋の寮でハルヒたちは仕事を済ませる。ハルヒのリボン攻撃もすっかり板につきましたが。

結局佐藤ファンドは1ヵ月後に終焉を迎えましたとさ。その佐藤はなんと咸臨丸に乗ってアメリカへ密航。これでよかったのか・・・

鶴屋さんはあずまんが大王の夢を見るか?

2006-10-23 12:20:36 | ハルヒの憂鬱かげふみ人
タイトルだけ必殺くさい話になっている最近のかげふみ人です。

鶴屋さん(松岡由貴)に最近付きまとう二人組の女仕事人。一人は智(樋口智恵子)、もう一人は神楽(桑島法子)を名乗っていた。
「あんた大阪でしょ?」「ハァ?」
「とぼけたって無駄よ、ぼんくら組の大阪なのよ」
鶴屋さんは白を切るしかなかった。

その頃、ハルヒ(平野綾)が何者かに襲撃される。
ちょうど京太郎(杉田智和)がやってきて難を逃れることができたが、ハルヒには覚えがないと言う。
さらに小雪(茅原実里)の長屋に投げ文が。それによるとぼんくら組という軍団がハルヒたちの命を狙っているということであった。ハルヒに警戒するよう呼びかけるみくる(後藤邑子)と古泉太一(小野大輔)だったが、二人もハルヒと同じ刺客に襲われる。太一が十手で蹴散らそうとするが、一人が熊の手でみくるの着物を引っかいてしまった。
「みくるさん、どうしました」
「う~、着物に傷が~」
そして太一は同業者と感づく。すると刺客たちはすぐさま退避してしまった。

「ということは、ハルヒと古泉を襲ったのは同一人物か」
京太郎の推理では、小雪の手紙にあった警告を無視した古泉とみくるに最終警告として手を下そうとしたのではないかという。しかし動機がわからない。
そこに鶴屋さんが現れ、ぼんくら組の話をする。ぼんくら組は鶴屋さんそっくりの大阪、序盤登場の智と神楽の三人で構成されていた軍団であり、なんとハルヒたちを抹殺するために若年寄林原蔵人の命令で動いていたという。
鶴屋さんの話を聞いたかげふみ人たちは、鶴屋さんのストーカーである智と神楽を始末。その足で林原の屋敷に踏み込んだ・・・

長崎帰りで因縁つけられたのは小雪

2006-10-23 10:35:29 | ハルヒの憂鬱かげふみ人
彦根藩特殊部隊「ササメケ」、長浜の楽市の過去。それはかげふみ人「晴れ晴れ愉快の団」の小雪にも関わりのある話であった。

安政の大獄がはじまったのは安政5年、今回お話するのはその前年である安政4年のことです。ハリスが将軍に謁見し、国書を渡した数日後の長崎での出来事。
無頼の浪人が外国人に斬りかかってきました。外国人は武器を持っていません。それなのに浪人たちは外国人を包囲するようにして刃物を振りかざしました。
そこに通りすがりの若者が。彼こそ楽市(福山潤)なのです。当時から竹串は持っていたようで、その竹串で浪人たちをぶすりと一刺し。しかしそこを修行中だった小雪(茅原実里)が見てしまいます。

「あの人たち、攘夷。攘夷はよくない」
「外国の人たちは我々が太刀打ちできないほど強い。たとえば短筒」
楽市は短筒を撃つ真似をしました。小雪も短筒というものには覚えがありました。実は鉄砲などを作る職人の文治(緒方賢一)から短筒の話を聞かされていたのです。
「それで、かんざしとか持ったほうが外国の人たちに太刀打ちできると思うんだ」

しかし浪人殺しは長崎奉行所の知るところとなり、楽市はお手配者となって長崎を去るしかありませんでした。
一方、小雪は長崎で文治の指導のもとフランキー短筒をつくることに成功するのですが、今回はそのフランキー短筒が元で事件が起こってしまいます。

品川で物産問屋を商う東山屋が銃殺されるという事件が発生しました。殺されたのは主人の徳兵衛と妻のおかよ、手代の清七の3人。殺しに使われたのがなんとフランキー短筒でした。
京太郎(杉田智和)と太一(小野大輔)はすぐさま市中にあるフランキー短筒を押収。しかし東山屋殺害に使われたものは見つかりません。
早速鶴屋さん(松岡由貴)の縁側で小雪と雑談。そこでフランキー短筒のことを聞かされた小雪は驚愕します。まさか楽市がフランキー短筒で人を殺めたのか、それが不安でなりませんでした。
「しかしフランキーは本来外国製、国内で作れるとしたら長崎しかない」
太一のこの一言で小雪は長崎奉行の話をしようとします。ところが楽市をお手配者にした長崎奉行の大谷は現在寺社奉行、とてもかなう相手ではありません。

ハルヒ(平野綾)は京太郎を連れて喜緑尼(白鳥由里)のいる庵へ。そして大谷の寺社奉行就任の話を聞くことになります。そして長崎時代に被害をこうむった一人の人間が庵にきていると言いました。なんとそれは文治だったのです。文治はフランキー短筒が市中に出回ったのは大谷の仕業だと言います。これで事件の核心をつかんだかげふみ人たちは、大谷の屋敷に潜入し、大谷一味を始末しました。

ところがそれを楽市たちが見てしまいました。大谷の死を井伊大老に伝えた楽市ですが、大老は次はわたしが殺されると危機感を抱くようになりました。

憂鬱かげふみ人・般若が夜に現れた!

2006-10-19 17:20:20 | ハルヒの憂鬱かげふみ人
江戸の夜、侍が般若の面をかぶって出没。幕府高官に斬りかかっては一太刀浴びせるこの男、反幕府の攘夷論者の仕業と誤解した奉行所は攘夷論者や攘夷を主張する藩の武士に容赦ない弾圧を加えていた。

般若侍の正体は御家人の後藤(置鮎龍太郎)。実は後藤は幕府の汚職を取り締まる特命係長だったのだ。
般若侍はやがて大目付の山田の探索をはじめる。山田は長州藩御用の商人からタイマイをもらっていた。長州藩といえば攘夷運動の急先鋒、取締りにはもってこいの相手だった。

小雪(茅原実里)は河原で道具集めをしていた。くず鉄でまた何か発明するらしいが。そこに後藤の姿、長州藩御用の関屋を斬ったあとだった。
後藤の殺しを小雪が見てしまったのだから、ハルヒ(平野綾)たちは大変。般若の侍による辻斬りとあっては手も足も出ない。
そこで桃太郎(内田利雄)が般若侍と一対一の勝負をすることに。結果は桃太郎の勝利、後藤は倒れてしまう。そして後藤からの依頼で山田とその仲間を始末することになったハルヒたち。

この一件をきっかけにして江戸にいた志士たちは京へ逃亡することになり、これが新撰組の暗躍につながることとなる。

もしもかげふみ人が分裂したら

2006-10-13 07:04:24 | ハルヒの憂鬱かげふみ人
今回の憂鬱かげふみ人、仕切人風体でハルヒ第10話なネタも用意してたり。

喜緑尼(白鳥由里)のもとに沢田(小西克幸)という諏訪藩士がやってくる。元は側用人だったが、上司である藩重役が5年前に殺され、その嫌疑で藩を出奔したという話を喜緑尼に話す。
沢田を追ってやってきた諏訪藩士の山中(小伏伸之)は沢田が江戸入りしたことを知り、公事宿を拠点に沢田探索をはじめた。

公事宿に涼(桑谷夏子)がやってくる。そこで山中は沢田殺害の依頼を涼に頼んだ。涼は二つ返事で仕事を受けることになる。
一方、沢田は喜緑尼の紹介で小雪(茅原実里)とみくる(後藤邑子)の隠れ家に厄介になる。しかしまだ二人は山中が沢田の命を狙っていること、そして涼が山中の仕事を引き受けたことを知らなかった。

京太郎(杉田智和)は相変わらず町をふらついていた。そしてハルヒ(平野綾)と出会う。
喜緑尼から沢田の仕事の件を聞かされたハルヒは、沢田を探してほしいと京太郎に依頼する。しかし京太郎は仲間のところを探せと言って断ってしまう。
そしてハルヒは小雪の隠れ家へ。そこに沢田もいてハルヒは京太郎の言葉を理解したが、当然涼の仕事のことは知らない。

涼が京太郎に包丁を向ける。幸い同行していた谷口(白石稔)が十手を涼に見せたため事なきを得たが、京太郎は涼の態度が気になってしょうがなかった。
鶴屋(松岡由貴)に涼のことを話す京太郎。涼が裏切ったのが信じられないという。そこにハルヒが現れた。話を聞いてしまったハルヒは、涼は間違いなく小雪を狙うと言う。そして京太郎は小雪の隠れ家に急ぐが、沢田はみくるとともに隠れ家を抜け出した後だった。

涼が小雪と決闘することになった。
「沢田剣士郎をよこしなさい」
「断る」
そして涼は両刃の銅製の刃物を小雪に突きつけた。
小雪は片手でその刃物を止めたが、小雪の手のひらから鮮血が滴り落ちた。
そこに沢田とみくる、そしてハルヒが。
「その女、まさか井上様の命を受けた隠密か」
沢田のこの一言で涼は浮き足立ってしまう。
そして小雪は涼の服の袖にマチ針を投げ、うなじに錐を突き刺した。
「涼、これで終わりだ」
涼は何か言いたそうになりながら倒れてしまう。
そこへ沢田がとどめを刺しにやってくる。しかし小雪は止めた。
「ハルヒ…あたしの今日の仕事は諏訪藩士の山中主税と言うお侍さんから受けたの」
「諏訪藩の山中?それじゃやっぱり」
「裏切り者」
そして沢田は山中の公事宿に押しかけるが、山中と上司の井上典膳に斬られてしまう。

「畜生、涼が騒ぎを起こしたときに裏切っていたとは」
京太郎は悔しがった。ついに井上典膳、山中主税を討つ事を決心したハルヒたちは公事宿の前で仕事を行なう。

しかし涼を失った京太郎はショックだった。このままかげふみ人を続けていいものか、その疑問が重くのしかかった。そしていよいよ梅の頃を迎える。