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Tcupサ終のため2022年春に移籍しました。岩手盛岡のことやサッカーなどスポーツのことを書きたいと思います。

初・大文字。

2011-06-25 19:21:00 | 蹴歌蹴闘
盛岡ゼブラは2001年、5年ぶりに天皇杯本大会に出場した。そのときの記憶をネットの過去ログをもとに振り返った。

オラは京都へ夜行バスと新幹線を乗り継いでやってきた。もちろん目当てはゼブラとFC KYOKENの試合だ。この試合、何としてもゼブラに勝って欲しかった。なぜなら次はベガルタ仙台なのだ。
試合会場である西京極陸上競技場の外でオラは懐かしい人に会った。盛岡ゼブラに在籍経験のある村田大さんだ。現在はKYOKEN所属。結構昔話などしてしまった。そうしているうちに試合開始1時間前。僕はメガホンを買い応援臨戦体制を敷く。その前にKYOKENサポーターの人たちにも挨拶するのであるが・・・

さて試合。KYOKENのツートップは西條と白石または中井と読んだオラだったが、何とリザーブだと読んでいた田辺とまったくのデータ外の井上悠介というツートップ。ゼブラだって負けてはいない。矢内と平の「これが最強だ!」のツートップで応戦する。
試合が始まった。序盤から一進一退のペースになった。しかしなかなか決定機を作れず。ゼブラが斉藤仁のシュートで目を覚ましたのだが、惜しくも右。さらに矢内も攻め込んでいくがダメ。KYOKENは井上がいい。そして・・・
DF小野寺を抜いて一気にシュート!これが決まってしまった。前半は0-1で終了。
しかし後半、サイド攻撃からまたも井上が決めてしまう。さらにFKからパスで撹乱し中に入ったところはMF小谷野!!さらにさらに井上がハットトリック達成で0-4.それでも僕は応援をあきらめるわけには行かなかった。
その後ゼブラも高橋主税を投入し流れを取り戻そうとしたが時すでに遅し。何とか最後まで奮戦したが1点が遠かった・・・
結局最後は燃え尽きたかのように倒れこんだ。これですべてが終わったかのようだった。まるで京都の夏の大文字である。
これが「盛岡名物大文字祭り」の始まりだった。いまではゼブラが負けると必ずやってしまい、それ見たさに東北リーグを訪れるファンも増えた。そう考えると感慨深い。
最後にはKYOKENサポーターからあたたかいエールをもらった。関西だと僕を見ても結構面白がるみたいで・・・ありがとう!

帰宅後FW井上のことを調べたところ、立命館出身で昨年度関西学生リーグ得点王との事。それでは本格派と呼ばれて当然なわけだわな。ゼブラにも一人は本格派のそう言うの欲しいな…と思う。

なお、両チームのメンバーは以下のようになっている。
FC KYOKEN京都
GK 石原荘介(佐川印刷から移籍)
DF 丸山展生/小林武/藤原敬二/吉田啓
MF 阿岸勝/小谷野徹/坂元要介/西條公基
FW 田辺和弥/井上悠輔
SUB 岸 大之/荒川大督/鳥井貴憲/田中哲/川端泰彦
盛岡ゼブラ
GK 高橋誠
DF 小野寺賢/蛇口卓也/高橋走
MF 下河原真浩/小原昭弘/斉藤仁/佐々木豪臣/高橋峰
FW 矢内昭彦/平聡
SUB 高橋竜太/八重樫伸/金知晴/高橋主税/トーマス・エイドリアン

その後KYOKEN京都はFC京都BAMB、そしてアミティエSCと名前を変えて関西リーグでがんばっている。先日(2011年4月)そのアミティエを見たときに、遠野高校卒の菊池亮君がいた。取材時はリハビリ中だったが、前期最終戦でベンチ入り。早く完全復活してほしいところだ。


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