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Tcupサ終のため2022年春に移籍しました。岩手盛岡のことやサッカーなどスポーツのことを書きたいと思います。

水沢

2004-12-05 21:45:26 | ゼブグルベ!
水沢クラブ T-2N昇格!

今日金ヶ崎町の森山総合公園で北東北チャンピオンリーグが行なわれまして、南郷FCに圧勝しました。
芝生は水浸し、しかも晴れたり曇ったりの不安定な天気で試合の流れも前半は全くわかりませんでした。
先制したのは水沢、クロスボールをFW上野徹がヘディング、こぼれたところをMF佐藤治徳がピンポイントで狙いゴールへ。しかし南郷もアステール青森OBの見付兄弟(但し兄・隆幸は現在菅原姓を名乗っている)やFW坂本大輔らの活躍で必死に食い下がります。そして21分、坂本大輔がPKを決めて同点に追いつきました。
その後雨も止み、それでも試合は膠着状態を続けて37分を迎えます。水沢にPKのチャンスが生まれ、FW佐藤訓久が右隅に突き刺すゴールで勝ち越しました。

後半は水沢のゴールラッシュ。まずは8分に上野がヘディングを決めます。そして中盤に入りMF菊地善幸、MF中村繁の連続ゴールで勝負あり。途中でベテランのFW安部文一朗を投入する余裕も出たほどでした。
南郷も見付和昭の突破やFW橋場啓輔の速攻で活路を見出しますが、天候の急変に対処し切れなかったのか攻めきれません。逆に水沢は40分に佐藤治徳、44分に安部のゴールでさらに駄目押し、結局7-1の快勝でした。

今年の水沢クラブについて振り返ると、まず春にグルージャ盛岡(と言ってもヴィラノーバ盛岡の面々だが)との試合を行なっている。これが大きなプラス。そしてアルプス工場閉鎖の影響でエスペランサ玉山から移った上野やシーズン途中で遠野クラブを退団した浅利健(この試合にも登場。グルージャに対し1点を挙げている)を獲得したことで全体の強化にもつながった。
さらに大きな要員として水沢FCユースの存在がある。盛岡ゼブラにも高橋走や00年在籍の小舘孝平がいるが、現在水沢クラブのチーム構成員の大半が水沢FCユース出身の選手、あるいは現ユナイテッドのスタッフで構成されている。大学経由の選手もいるが、ユースからこれだけトップと言うべきチームに上がって出場機会をもらい、それを活かしているチームはなかなかないものだ。盛岡もこうあるべきとは言わないが、水沢が羨ましい限り。今後はT-2Nで厳しい戦いを強いられますが、今回のチャンピオンリーグの反省を踏まえて来季の指針を立ててもらいたいものです。

余談ですが、T-2入替戦のレギュレーション問題がここにきて浮上しています。ちゃんと開幕前に計画を立てるべきところを、無計画にやるから一部で「ゼブラが落ちたら水沢の昇格が危ない」などと囁かれてしまうわけですよ。

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