病院の食事のイメージといえば、
「まずい」
というのが一番最初に思い当たると思いますが、
私のお世話になっている病院ではそうでもありません。
確かに以前は、
メニューのバリエーションもなく、あまり美味しくなかったというのが本音ですが、
最近ではいろいろと工夫されていて、レストランのようにとは決していきませんが、
毎食として食べるには十分な位の質は持ち合わせています。
でも年代による好みには、大分違いがあるようですね。
麺、パン、混ぜご飯、カレーライス、ハンバーグなどが出ると、私は結構うれしいですが、
ある年齢以上になる違うようで、
食事が終わりお膳を下げに廊下に出た時に、看護婦さんが言っているのをたまたま通りがかりに聞いたんですが、。
「ハンバーグだと残す人が多いねぇ」
だそうです。
入院患者の割合でいくと、お年寄りがやっぱり多いので、
焼き魚や煮魚などが好まれる傾向にあるようで、
私のほうが少数派だということを理解できました。
実際廊下を歩いていて見かける人は比較的若い人が多いのですが、
実際にはお年よりは歩けない場合も多いので
部屋から出ることが少ない為にそう見えるだけだったようです。
あと食事に関していえば、
私の入院する病院では、一週間に2日間、昼と夕の合計4食はメニュー選択が出来て、
他にもご飯が苦手だったりした場合には、パンと麺などの主食も選択できます。
一時具合があまりよくなかった時に、
ご飯が喉を通らずにその時は見るのも嫌で、
朝パン、昼は麺、夜パン
という選択をしたんですが、
具合が良くなるにしたがってこれが間違いであることに気が付きました。
だってね、
主食がパンに変更しても、おかずに変更はないのです。
だからパンを食べながら、おかずは焼き魚、煮魚、金平ごぼう、酢の物などなので、
失敗したなーと思ったのですが、
思った時にはもう退院間近な時だったからそのまま我慢しました。
でも看護婦さんに言われてたんですよね、
「夜一食ぐらいはご飯の方がいいですよ」
って
その通りでしたね。
スプーンと端の機能を一つにした『沙慈スプーン』病院、施設、介護、自宅用に エムアイネット |