テレビでいろんな病気の患者さんのドキュメンタリーを時々見かけ、
ほとんどは戦っているっていう印象を強く受ける。
それは進行する病気であったり、苦しみを伴うものであれば当然の事だ。
「病気と闘う」
多分最も自然な響き
私だって症状が酷い時にはやっぱり戦う。
でも私には無期の停戦期があるから、その時はそれなりに平穏に過ごすことが出来る。
病気っていろいろあるね。
戦って初めて勝敗が決する人。
負け戦でも最期まで戦わなくてはいけない人。
いずれにしても大変な戦いを強いられることになるだろう。
私の病気で分かっている事は、内戦であることと、私自身はほぼ防戦一方なこと。
内戦であるが故に攻撃すると自分にもダメージがあること。
これを想像するとあらすじが出来る。
病気が悪化する→ステロイドを使う→感染症に弱くなる→合併症が起こる
これって
内部紛争が起こる→自国の力が弱る→隙を突いて敵国から責められる→他国の手に堕ちる
なんか嫌な感じで似てる。
そうなるのは嫌だから、私は戦いたくはない。
戦わない為には、うまくご機嫌を取りながら共存する方を選択するしかない。
戦わずして共存する。
きっとそんな道が適当だろう。
シェーグレンと言わず、膠原病全般、難病全般がきっとそう。
自分を犠牲にして防ぐ手立てがあるだけで、責める手立てが何も無い。
うまく共存できるように毎日きちんと自分の機嫌をとっていこう。
不満が全く無いわけじゃないけど、それ以上に得るものが大きいだろう。
生きるという観点から見れば、きっと全てが無駄ではない。