青空に白い月

ゆったりゆるりと生きましょ~よ

病気と共存するということ

2007-07-10 21:24:04 | シェーグレン日記

テレビでいろんな病気の患者さんのドキュメンタリーを時々見かけ、

ほとんどは戦っているっていう印象を強く受ける。

それは進行する病気であったり、苦しみを伴うものであれば当然の事だ。

「病気と闘う」

多分最も自然な響き

私だって症状が酷い時にはやっぱり戦う。

でも私には無期の停戦期があるから、その時はそれなりに平穏に過ごすことが出来る。

病気っていろいろあるね。

戦って初めて勝敗が決する人。

負け戦でも最期まで戦わなくてはいけない人。

いずれにしても大変な戦いを強いられることになるだろう。

私の病気で分かっている事は、内戦であることと、私自身はほぼ防戦一方なこと。

内戦であるが故に攻撃すると自分にもダメージがあること。

これを想像するとあらすじが出来る。

病気が悪化する→ステロイドを使う→感染症に弱くなる→合併症が起こる

これって

内部紛争が起こる→自国の力が弱る→隙を突いて敵国から責められる→他国の手に堕ちる

なんか嫌な感じで似てる。

そうなるのは嫌だから、私は戦いたくはない。

戦わない為には、うまくご機嫌を取りながら共存する方を選択するしかない。

戦わずして共存する。

きっとそんな道が適当だろう。

シェーグレンと言わず、膠原病全般、難病全般がきっとそう。

自分を犠牲にして防ぐ手立てがあるだけで、責める手立てが何も無い。

うまく共存できるように毎日きちんと自分の機嫌をとっていこう。

不満が全く無いわけじゃないけど、それ以上に得るものが大きいだろう。

生きるという観点から見れば、きっと全てが無駄ではない。

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