仕事内容が事務よりも肉体労働のほうが遥かに多い。
それに建築関係だから、会社勤めの方よりも体はハードに使うのが当たり前。
入院している時も、退院直後の体調が優れない時も、
何度も仕事を変えなきゃいけないのではないかと思った。
でも現実的に、
今後何度も入退院を繰り返す恐れのある人間を、一体どんな会社が雇ってくれるだろうか?
と考えると、やっぱり今のままいけるところまで行くのが無難と判断して、
膠原病の診断を受けた後も、前と変わらず仕事をしている。
もちろん仕事量も一緒。
筋肉が痛いしだるいことも多い。
それにごみごみしている場所が多いから、マスクをしていないと喉が直ぐに痛くなるし、
目にゴミが入っても涙で洗い流されないから、痛いまま我慢していることも多い。
細かい仕事は手が震えるし、疲れすぎると頭痛も始まる。
でもね、シェーグレン症候群と診断されたのは遅かったけど、
前からそれが普通だと思っていて、そういうことが当然の様によくあった筈だ。
症状は確かに酷くはなってるけど、
髄膜炎の症状が出ない限りは、それなりに元気だと言える。
痩せても筋肉が痛くても、筋肉自体が衰退している感じでもないし・・・
でも目の前に越えられない壁を感じる。
どうしてだろう?
努力ではどうにもなりそうにない壁。
壁の向こう側の人とこっち側の人。
触れ合えるけど行き来は出来ない透明な壁。
2021年に無くなる予定の壁・・・