日常にバカンスを!

お台場に住むakkiitaner(アッキーターナー)のまったりな日常とぼやきっぷり、っぷり。

3月28日、イタリアの旅/タオルミーナからチェファルへ、列車の旅

2008年05月01日 | 健康 美容 旅行 エンターティメント 語学勉強
さよなら、エトナ山。
この山がギリシャ神話の舞台でもあることを思って、
いつかまた訪れることを願う。



さよなら、イソラ・ベッラ。
映画「グラン・ブルー」の世界を本の少しかいま見ただけで、
心が飛び跳ねた。いつかその輝くブルーに、全てを委ねるように包まれてみたい。



バスターミナルから駅までバスで向かう。
ホテルの人にタクシーを呼んでもらって”簡単に行く”というのは
いつもいつもつきまとう誘惑だ。
でも、小を軽んじるものは大も軽んじる、だ。
小さな苦労も旅の喜びにしてしまおう。

Whoever can be trusted with very little can also be trusted with much,
小さい事に忠実な人は、大きい事にも忠実であり、
and whoever is dishonest with with very little will also be dishonest with much.
小さい事に不忠実な人は、大きい事にも不忠実です
(ルカの福音書16:10)

タイムスケジュールはこんなかんじ。
バス・ターミナル発 9:15→09:25 タオルミーナ駅着
タオルミーナ駅発 09:50→10:30 メッシーナ・チェントロ駅着
メッシーナ・チェントロ駅発 11:00→13:25チェファル駅着

予定では午後2時前には目的地チェファルに着くはずだった。
が、ここはイタリア、列車は確実に遅れていて、
メッシーナ駅のホームで接続の列車を予定より1時間は長く待ったと思う。


【これは目的地チェファルの海の様子。シスターを見る目が変わりました】

メッシーナからの列車ではシスターがお隣だったので、
シスターの生活ぶりを知ることができた。
お祈りをして瞑そうをして、お祈りをしてちょっとした売り物(クッキーなど)
を作って、お祈りして、終わる一日なんだって。(修道院とか修道会のシスター)

シスターの一言が忘れられない。
「男はいつも権力に走り、平和を崩す」て。だから、シスターたちは
その情けない男たちから離れ、でも情けない男たちのために祈りつつ、
ただひたすら神との生活にいそしむんだって。

えっと、ローマ法皇は権力に走っているわけではないわけかあ?
そこまで、突っ込んで聞いておけば良かった。

が、はっきりと分かったことは、彼女たちの祈りは、可哀相な男たちをはじめとして可哀相な全人類のためへ、慈愛を込めてなされている、ということだ。

すごい境地に立っているんだなあ、と感動してしまった。
そのシスターに娘は祝福を受けた。何だか得した気分だった。

コメント
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