2020年10月25日(日曜日):[ 10c/20c/20% 69K98F ]{ gut0535 } 晴れ
北国には、「雪の朝(あした)は、裸で洗濯」という言葉がある。山陰から北陸、新潟あたりまでのことかもしれないが、降り続いた雪が止んで、朝から陽射しが眩しいほどに差し込んで青空が広がる。暗い毎日に溜まった洗濯物を山盛り抱えて、小川のほとりや共同洗い場で洗濯に精を出す主婦たちが、汗が流れるので、互いに顔見知り、恥ずかしげもなく上半身、裸の半身になって、ワイワイがやがやとおしゃべりしながら、洗濯に精を出す姿をいう。
今朝は、そんな気分が漂うほどの眩しい朝陽が窓から差し込んでいる。

昨夜は遅くまで、大雨が降り続いていた。その中で、焼き鳥例会の清八会。まだ、右腕が帯状疱疹で具合が完治しない副会長も顔を出して、9名の全員参加。副会長の右腕は握力15キロで、指が十分握れずにリハビリ中とか。夜は痛むらしい。右手だから、実に不自由とか。
まあ、他人の痛みは100年でも我慢できるが、それにしても、清八も街中も、土曜日とあっても閑散としていた。お天気のせいだろうし、コロナのせいだ。「 Go-to-Eat 」キャンペーンの幟旗だけが、虚しくはためいているだけで、店内にはお客の姿が見えない。
まあ、それにしても清八の「鶏鍋」には、飽きた。年中、同じ内容の、安い野菜と鶏肉だけの、つまらない鍋も、年に1度か2度なら食べるが、年に12回はごめん被る。それを50回や60回は食べている。季節ごとに入れる野菜の工夫もなければ、具の工夫もない。
定番もいいが、変化も大事。我々の方は、5年前とは大きな「変化」をしているのだ。コンビニや食品メーカーが、あれほど次々と新商品を開発するには、訳がある。人の好みは移ろいやすい。昨日まで大ヒットしていても、今日は売れなくなる。
昨夜は締めのラーメンも出てこなかった。代わりに会長が私の好きな「田舎饅頭」の6個入りパックを全員にくれた。また、ブルーベリー組合長が、銀杏とくるみを、これも皆んなに呉れた。銀杏は紙袋に入れて、電子レンジでチンすると、簡単に食べられるとか。