まあ、「前向き」に70年も生きると(単なる、性格に過ぎないのだが)、体が「前向き」になるのは仕方がないのだが、それじゃ、腰掛けて靴下を履こうとしたり、靴を履こうとして、片足を少しあげようとする。これが、実に「厄介」で、足が手に近づくのに「抵抗」する。
「お前は、反抗期か?」と足を叱るのだが、なかなか、手が届かない!前向きの体が丸くなれば、手と足が近づくのが理の当然ではないか? それが反抗するのは、どういうわけだ? 腹? 腹の脂肪? そりゃ、お前、わからんでもないが............。
話はさておき、以前NHKーBSの海外ドラマで、ロンドンを舞台にして活躍する黒人刑事の「刑事ジョン・ルーサー」(BBC放送)が面白くて、毎週録画して、見ていた。そのことをこのブログにも書いた覚えがある。ロンドンの刑事が「黒人」でびっくりしたのだが、犯罪内容を見ていると、麻薬から武器に至るまで、人種はロシアに中東にアフリカにと、まるでアメリカ映画の如き。
その大元の歴史が、金融街として知られる「シティー」にあったとは、驚き以外の何物でもない。しかも、ロンドンの中心部に位置する金融街「シティー」は、ロンドンという街、イギリスという国家とは独立した存在の歴史が、サッチャーにして世界のビッグバン最先端を走らせた、など、東京兜町などとは、まるで異質な世界。
薄い本だけど、読んでおくに値する「アングラマネー」。世界のニュースを見るための「常識」は、あまりにもアメリカや中国しか見ていない日本人の無知を教えてくれる。