2022年6月10日(金曜日)午前3時30分:[ 17c/27c/40% ]{getup0230} 曇りのち晴れ
たまたま、アマゾンで偏光のサングラスを1800円で買った。すると、実に見事な商品で、本体はもちろん、ケースや袋、メガネ拭き、サービスの小物に至るまで、ほぼ完璧な商品。日本製なら1万円と言われても、不思議ではない。
ちょっと調べると、サングラスの専門メーカーのようで、数々の商品を提供している。国籍は? 簡単に判明しない。多分、中国か台湾だろうと思っている。ブランド名も読めない。第一、大文字のYの間に、小文字のaを大文字と同じ大きさにしているのだから、妙な違和感があって、こんなことを平気でする学識は、基礎教育をきちんと受けていないアジア人に違いない。
メガネ枠には小さくyAyGODと書かれているから、私の直感は正しい。ヨーロッパや日本人はしないだろう。
まあ、それにしても、ここまで見事な商品を作る技術の高さは、最早日本では失われつつある気がしてならない。生産力を失えば、「亡国の民」だ。観光客を呼んで外貨を稼ぐなど、発展途上国や後進国の、国力のない国のする仕事。国民の知恵と知識、意欲と能力が低い国家を証明している。
それも時代の流れだから仕方がないが、NHKの朝ドラだったか、空腹の親子の娘が、屋台で眠りこけている酔客の食べ残したオデンを盗もうとして店主に叱られ、母親が平身低頭して、謝る。そこで、事情を聞いた店主が、優しく親子に、オデンを与える。その時の感謝の念は、一生忘れない。
身なりのいい金持ちが、「お腹が空いているのだろう、これで、好きなものをお食べ」と、どれほど優しく言って、財布から札を一枚渡しても、比べようがないほどの差が出る。人間とは、不思議なもので、札束の感謝は、すぐに忘れてしまうものだ。金ではないのだ。
まあ、1億円も貰えば、なかなか、忘れないだろうが。
金が全てを支配する世の中の最先端をいくのが、アメリカ、資本主義。周回遅れながら、その後を必死でついていくのが、日本やイギリスなど。産業革命をピークに生産力をどんどん失っていったイギリス社会の歴史と、現況の治安など見たらゾッとするけど、日本も中身は似たような道を走っている。
いいのか、悪いのか、私はわからない。国民の大勢が幸せに暮らせる方がいい。何もわざわざ、軍備を整えて、NATOに加わってまで、金塗れの薄汚い身勝手な自由を求めて、大国と戦争することはないと思える。国家が焦土と化すし、民族が国を失うばかり。今に、核が落ちる。
アメリカは20年、中東の泥沼にハマって、山ほどの怨念を抱え込んだ。ロシアプーチンもウクライナの泥沼でもがいている。