25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

Oldman & Mickye

2023年09月29日 | 気象

2023年9月29日(金曜日)午前5時:[  19c/27c/10%  ]{ Getup0400 } 晴れ

芦原の海コースの10番、打ち下ろし、そして打ち上げの短いミドル。昔はアウトの1番だったが、その一番後ろの狭いテイエリアに、モデルのようにスタイルのいい手足をした、大柄な脇本華が、私には2mほどもあるように見えたが、すっくと立っていて、実に華やかな雰囲気を見せていた。

もう、めちゃくちゃビックリすることばかり。広々としたエリアは、芦原ってこんなんだっけ?とすっかり様変わりしていた。そして、あまりにも大勢が詰めかけている。さすがに、全国レベルの日本女子オープンは、規模が違う! あんな古いクラブハウスが使い物になるのかと思っていたが、大きな臨時の建物も用意して、海の見える広い場所に1番スタート、10番スタート、最終の上がりグリーン、観客のエリアなどを十分用意してある。

情けないのは最終ロングの上がりグリーン脇の大きなスコアボード。名前もアンダー数も全部、情報ボードを裏側から人手で差し替えている。時折、暴風雨となった、生憎の初日だが、大きな透明のビニール傘で雨風をしのいで、大して気にならないほど、テレビで見知っている女子ゴルファーのおねーちゃんたちの華やかさに見惚れていた。

昔は、クラブハウスの食堂に戻らず、蕎麦やうどんを食べて、すぐそばの打ち上げのインコースのスタート10番があったのだが、その茶店が、選手専用のトイレとスコア提出場所に替わっていたが、そこに森田遥と福田真美が入っていった時、そばにいた館長に「福田まみ」だよ、と名前をいった途端、すぐそばにいたおっちゃんが話しかけてきた。

長崎出身、福岡在住の74歳だと言う。福岡から、数人の「福田真未」の追っかけグループに誘われて、福井の駅前の藤田ホテルに宿を取って、明日には帰ると言う。「北海道や、沖縄までも追っかけする人は、何十万円もかかるらしいですが、年金生活では、とてもとても」「福井の美味しいものは何ですか?」「ソースカツ丼かな」「昨日、食べました。」「おろしそば」「魚はどうですか?」「盛り合わせ、普通の魚がいいでしょう」「秋吉の焼き鳥」と公民館長が言う。

櫻井心那が、実に立派な体型だとわかったし、垢抜けした木下綾とすれ違って、びっくり。今年の全米オープンで10万ドル以上を稼いだのは、彼女一人。目的の川﨑春花を諦めて雨の中を帰ろうとした時、クラブハウスのスタート室の内側から、柵の外側の通路の人と話している彼女を館長が見つけて、私を呼び止め、すぐ近くに行って、実物の彼女を初めて見た。何とも、あまりに小顔でびっくり。実に綺麗ではないか。お人形のように輝き、天使のようだった。一瞬でその顔を目に焼き付けた!いいねえ、実に素晴らしい!

靴底の泥をエアーで吹き飛ばしている後ろ姿の、スカートからはみ出している太腿あたりの後ろ姿は、実に小顔とは逆に、実にしっかりしていた。そうでなくてはいけない。

今年は調子が悪いから、28日、29日の予選通過は無理で、30日に再度、会場に出かける予定の私に、彼女の実物を見るチャンスはないだろう、と思っていたら、帰りのシャトルバスの中で、公民館長がスマホをチェック(芦原付近は、電波の状態が悪い。何といっても、大量のスイカが投げ捨てられているほどのど田舎)して、彼女がー3でホールアウトしていることを知った。事故がなければ、今日も少しアンダーを積み重ねて予選を通過し、昨年の女子プロに続いて、女子オープンを制するような夢を実現させたら、それこそ20歳で日本女子ゴルフ界の「神話」を作ることになるかもしれない。

京都の彼女は、意外に福井の古いコースが肌にあうのかもしれないぞ。その柵で区切られた通路で、岡本綾子が解説で「MMちゃん」と呼んでいた、宮澤美咲の可愛い丸顔に話しかけて、「がんばってね」と声援を送っておいた。「去年のこの時期、ステップアップのスカイレディースで優勝した時、岡本綾子がMMちゃん、って言ってたんだよ。」と言うと、めちゃくちゃ嬉しそうな笑顔を私に見せてくれた。おじさんはしっかり見てるんだよ!と言うメッセージだ。

とまあ、まるでディズニーランドに出かけて、憧れのミッキーを眺めたようなじーちゃんの日本女子オープン初日観戦だった。時折、めちゃくちゃ暴風雨になって、帰りのシャトルバスに乗る観客が200mほども長い列が出来たので、それを諦めて、さらに1時間ほど後になったら、ガラガラに空いた。

まあ、何とか無事に4時ごろ戻ってきたが、実に興味深い一日だった!