醍醐味なんていうと大げさですが、ちょっと素敵な時間がありましたので、お話ししますね。
先日、きかんしゃトーマスのDVDを何年振りかで見る機会があったんです。
おにいちゃんの冬坊が、なぜか突然、埋もれっぱなしになっていたDVDを引っぱり出してきまして。
本当に久々に、子どもたちといっしょに見ました。
そしたら、私の大好きな「だめだめあきらめちゃ」という歌のところで、なんとじんわり涙が・・・。
やばい、こんなので泣くなんて、年とった証拠だわ(年寄りは涙もろい)。
つづいて「ちいさなきかんしゃ」が始まると、きゃー、涙があふれてきた。ハンカチどこよ、遠いじゃないの、おいてある場所が。
子どもたちの後ろで見てたから、幸い気づかれませんでしたけどね・・・。
きかんしゃトーマス 新オリジナルソングス 1 [DVD] | ||||
きかんしゃトーマス | ||||
ポニーキャニオン
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このふたつの歌、ちょうど弟の夏坊が入院している頃に、よく聞いていた歌なんです。
喘息で短期入院していた夏坊を、病棟でおんぶしながら口ずさんでいたのが「だめだめあきらめちゃ」。
兄弟にぴったりだと思ってたのが「ちいさなきかんしゃ」。
当時のことを思い出しちゃって・・・。
しかも目の前で ♪ちーいーさな♪きーかんしゃ♪と元気で歌っているのが、いまは7歳になった夏坊本人。
大きくなったなあ、元気に育ってるなあ・・・って。
なんだか、感動してしまいました。
こういう瞬間が、子育ての醍醐味なのかもしれない。そんなふうにも思いました。
ところでお兄ちゃんの冬坊ですが、なんでいまさらトーマスなんでしょうか。
ここ一週間、何年ぶりかの大ブームが到来中。
DVDを見まくり、ネットの動画を見まくり・・・もうとっくに卒業したと思ってたのに、謎です。
冬坊は凝り性というのか、やりはじめるとそればっかりを集中的にやる、終わると見向きもしない、という性格で。
思えば2歳のころから、すでにそんなふうでした。
そのころ、録画した番組ばかりを見たがって見たがって大騒ぎだった冬坊。
私のほうは、「幼児がテレビを見るのは一日2時間」とかいう説を守ろうとしてたので、困ってしまって。
で、まわりのママさんたちに聞いてみると、誰もそんなことで悩んでいる人がいない。
ほかの子は騒がないの? なんでうちの子だけ? どうして?
それとも、テレビの見過ぎを気にしすぎる私がおかしいの?
まあたしかに、ちょいおかしかった向きもありますが(笑)。
でも、たぶん問題はそんなことじゃなかったんです。
「凝り性な性格の2歳児だった」。
これが答えだったんです、きっと。
まわりのママさんたちのお子さんは、凝り性じゃなかった。それだけ。それだけのこと。
2歳くらいだと、まだ親から見ても性格とか個性とかがピンとこないというか・・・。
問題がおきるとすぐに「子育てのしかた」に結び付けてしまいがちですが。
でも、2歳児にだってしっかり個性があるんですね。
あのときの自分に、いまの冬坊の姿を見せてあげたいくらいです。
ほーら、10歳になってもこんなにトーマス見てるよ~。こんな性格の子だから安心していいんだよ~!って。
しかし・・・。
トーマスの視聴者って、たぶんほとんどが幼稚園児ですよね。
10歳といえば小学5年生ですよ。ふつう見る?
それとも男の子なんて、いくつになっても機関車ものが好きなのかな~?
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夏坊の入院話「下の子は軽い喘息」はこちらです。
2歳の冬坊に困っていた話
「うちの子、育てにくいかも・・・」はコチラから。
「大人もはまったきかんしゃトーマス」なんて記事も
書いてます。コチラをどうぞ。