komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

サントリーホール、バックステージツアー(前編)

2015年01月07日 | オトナの社会科見学

 あけましておめでとうございます。というにはちょっと遅かった・・・。
 子どもたちは今日が始業式。私もブログ始動、本年もよろしくお願いいたします。

 

 さて、年明け最初にご案内するのは、港区赤坂にあるサントリーホールのバックステージツアー。
 ホールの楽屋や舞台裏をなんと無料で見学できる上に、パイプオルガンの演奏まで聴けてしまうという、とってもお得なイベントです。
 毎月開催されていて、参加できるのは抽選で当たった人だけ。

 私はネットから応募したんですが、以前お話したオーケストラのゲネプロ見学の日、帰宅してみたら当選ハガキが届いてました。
 応募したのをすっかり忘れていたので、びっくり。
 運がよかったのか、それとも、だいたいみんな当たることになってるのか? そのへんは謎ですが・・・。


 というわけで、雨模様の中、行って参りました。写真OKだったので、いっぱい掲載しますね。
 

 

 外観。森ビルの中庭(?)に入り口があります。

 11月末だったので、ロビーはクリスマスの装飾。


  あ、実は去年の11月20日に行ったんですよね。新年から去年の話題であいすみません・・・。
 この写真だと天井がすごく高く見えますが、そんなに高くもないかな、実際は。

  まずここに参加者たちが集まったんですが、全部で80名くらいはいたようです。
 最初に小ホール(ブルーローズ)に通されて、サントリーホールの歴史とかの映像を視聴。
 そのあと、3グループに分かれて、それぞれ移動開始。
 各グループにスタッフがついて、案内しながらていねいに説明してくださいました。


 

舞台右袖の楽屋の中です。狭い所に椅子とかがつみあげてあったりします。譜面台もいっぱい。

 

 壁に立てかけてあった指揮台の裏側。
 サインがしてあるんだけど、左の名前は堤剛さん。
 世界的チェリストにしてサントリーホール館長さんです。あとのは聞きそこねた・・・。

 

 舞台の真後ろにあたる場所。右側に流し台があって
 お茶が飲めます。左側の壁にはパネルが飾られてました。

 

 パネルは、ホールで演奏したかたがたが残したサインの数々。
 見づらくてすみません・・・私もじっくり見る暇はなくてあわてて撮りました。
 上3段くらいは不動の巨匠たちだそうで、下のほうは変動するみたい。下にはSMAPのものも。
 それと、左下の隅に異様にカラフルな絵があって、何かの宣伝かと思ったら、さかなクンのサインでした。よく飾ってもらえたなあ(笑)。
                  

 

不動の巨匠の例。マエストロ小澤さん。

 

 壁にはこんなスペースも。いろんな楽団のステッカーが
 貼りまくられてました。なかには個人名のステッカーも。
                        

 

 左袖のほうには控室がふたつあって、Aは指揮者、Bはソリスト用(かな?)。狭いですがバス、トイレつき。
 タオルが見えますね。小さいソファとお茶セットもあります。

 このあと階段をおりて1階へ・・・多分。楽器の搬入口があったから、地下じゃないと思うんですが。
 ちょうど舞台の下にあたる部分ですね。ピアノを保管している部屋とかを見せていただきました。
 一千万は下らないであろうスタインウェイが何台も・・・ひえ~。
 で、関係者以外はまず歩くこともないような、殺風景な白い壁の廊下を、みんなでぞろぞろ歩いていると・・・。

 なんとここに、サントリーホールのトリビアが!
 これ!
 

 

「サントリーホール 2006  マーティン・リープシャー」

 廊下の壁に飾られていた写真パネルで、れっきとした作品です。
 かなり大きくて、横幅はこの倍以上あったような気が。
 遠くから撮れば全部写ったでしょうけど、廊下が狭すぎて、タイトルのプレートと作品中央しか入りませんでした。

 では写真からはみ出した、右側の一部を拡大してみますね。
 いきますよ~!


               
                

 

     


 きゃー! なんと写真に写っている人はすべて、リープシャーさんご本人!
 本人がひとつづつ椅子をずらして座っていったのを、1枚1枚ぜーんぶ撮影して、合成したとのこと。
 なんちゅーヒマな、失礼、壮大な作品でしょうか。

 ネットで検索したサイトによると、さりげなくサントリーの缶コーヒーやウイスキーも写っているらしい。
 下のほうの缶コーヒーがそれかも。
 あ、まんなかへんの光はフラッシュが写っちゃったので、おじさまの頭の光ではございません、念のため。

 で、この作品の中でただひとりだけ、本人以外のかたが混じっているんです。
 それは、助手さん。つまり写真を撮影した人物。
 さがしてみてください。
 みつかったかな~?

 


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