komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

絵の具でビッグサイズのぬり絵

2015年08月29日 | おもちゃと遊び編

   


 ぬり絵というと色鉛筆が多いかと思いますが、これは絵の具を使ったぬり絵です。
 私がクレヨンで線を描き、夏坊が色をつけました。

 長いお休みのときって、学校から絵の具セットを持ち帰ってきますよね。
 その絵の具で遊べないかと考えていて・・・大きな画面にばーっと色をぬったら楽しいんじゃない? それなら名画を真似したぬり絵はどう? と、そういう発想です。

 実際は私のイメージより紙が小さくなってしまって(模造紙なみの大きさがなければ無理だった)ばーっと、とはいきませんでしたが・・・。

    真似した元の絵がこちら。
                   PCの画像を印刷したので、かなり小さいんですが、
                   これを夏坊に見せて「これの通りにぬりなさい」と(笑)。

 うちの子どもたち、残念ながら絵ごころゼロというか、小さいときからお絵描きにはほとんど興味を示さなくて。
 ぬり絵をあげても、ふたりともやったことすらないくらいなんです。
 でも今回、見本をあげたら抵抗なく真似していました。

 真似したといっても絵ごころの関係で実にてきとーな出来栄えに・・・。
 それでもなんとなくサマになるのは、やっぱり原画がすばらしいからですね。


 上の絵は教科書にものっているアーノルド・ローベルの「おてがみ」から。
 なんてことない地味な絵だと思ってましたが(失礼!)、よくよく見ると、いろんな種類のグリーンが・・・。
 ただの地味な緑じゃなかったんだ、とびっくり。
 夏坊にぬらせてみたら極端に色を変えてましたが、そうすることで考え抜かれた色のバランスがきわだってきて、またびっくり。

 下は言わずと知れた北斎。夏坊画伯の手によって色のバランスはぶっとびました・・・が。
 富士山をモチーフにした「青、白、赤茶」。
 もうこの組み合わせだけで、誰が真似しても絵になるという・・・。
 意匠の力のすごさに、これまたびっくり。

 ちなみにこの絵のバック、たなびく雲を白いクレヨンで描いて、浮き上がる効果を期待しましたが。
 夏坊が水をいっぱいつけすぎたため、クレヨン埋没。残念でした。


 あ、右の絵は、わかりますよね? 昔からあるキャンディの「小梅ちゃん」。
 これは完全に私のシュミで・・・多感な少女時代、大好きだったなあ、林静一さん。
 こんなの男の子はぬってくれないかと思いましたが、先日、冬坊がトライしてくれて。
 うれしいな~。
 描いた甲斐がありました!

 

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