komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

子どもといっしょに百人一首 43

2017年12月15日 | 百人一首 黄札

 

                 
     これやこの 行くも帰るも わかれては

             知るも知らぬも あふ坂の関

 

 

 

 詠んだ人・・・蝉丸(せみまる

 詠んだ人のきもち・・・これがあの、都から出て行く人も
            都に帰ってくる人も
            たがいに知っている人も、知らない人も
            別れたり出会ったりするという
            逢坂の関なんだなあ

 

 

   あふ坂の関・・・逢坂(おうさか)の関
           
京都府と滋賀県の境にあった関所 
           (この歌の中では、出会いと別れをくりかえす
           人生の縮図の場として、とらえている)

 

 

  余談ですが、私の知っている坊主めくりでは
  これが出ると捨て札全部引き取らなければならないという
  ルールが・・・なんでこの札なのかしら。作者の名前のインパクト?
  作者は、天皇の皇子とか、天皇の皇子に仕えた人とか、
  琵琶の名手であるとか、逢坂の関にいた乞食とか、 
  百人一首の絵だとお坊さんに見えるし、伝記不明の人物らしいです)


           
           


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。