夏に椎間板のヘルニアが神経に障り痛みと痺れに悩まされたため、大きな病院で診てもらったのでした。
その後、処方された内服薬のおかげで症状が和らぎましたので、いまも元気に演奏に勤しんでおります。
で、その時に処方された内服薬というのが口腔内崩壊錠というタイプの薬でした。
薬局で錠剤を渡される際、それに気がついたので「水無しで飲める薬なのですか?」と訊くと、薬剤師のお兄さん曰く「ものすごく味が悪い、とくに後味が悪く不味く、味について非常に評判が悪いので、絶対に水で飲み込まれることをお奨めいたします!!」とのこと。
「でも、とても役に立つよいお薬なので、味を理由に止めてしまったりなさらずに、水と一緒に服用されて続けてくださいね!!」と薬剤師のお兄さん一生懸命に説明してくださいました。
そこまで言われると、どんな味なのか確かめないとです。
家に戻り、服薬の際にさっそく水無でしっかりと味わってみる。。。
、、、うまい?!
薬というよりはお菓子みたな味で、悪くない。
私はそういう味覚の持ち主だったのか?
数日後のある朝、食後の服薬を一瞬失念し、食後のカフェオレを先に飲んでしまいました。
まあいいや、と薬を口で溶かしたところに来ました、広がる不味さのハーモニー。
特に舌の両脇と付け根の周囲に、独特のエグ味が広がりました。
コーヒーの苦味か酸味、牛乳の脂肪分、その辺が相性悪いみたいです。
この感じだと、スポーツドリンクの類とも相性が悪そうです。試しませんけど。
水以外の飲み物と組み合わせる時に選択を間違えると不味い、でも、薬を止めるほどひどい味ではない。
何か不味い組み合わせで味わってしまった患者さんの意見が過大に薬局へ伝わっている気もしました。
とにかくここは原点に立ち返って、服薬の前後も含め基本は「水」が一番、ということなのでしょう。
1月に家族で千葉へ帰省するために準備をしていました。
妻と娘は1日早くJRで移動することになり、新幹線の割引eチケットを手配。
席を手配した後に、ICカードへの紐付け作業を開始しますが、なかなか順調に進まない。
娘のSuicaは、みどりの窓口へ行って子供用Suicaを購入する必要があるとのことで、天童駅へ行き発行手続き。
妻の携帯へモバイルSuicaを設定することに手間取りましたが、2時間ほどかけて設定に成功。
妻の携帯を私のクラウドへ組み込んでいたことが、作業を複雑にしていたようです。
何はともあれ、ICカードへの紐付けを完了し格安チケットでの移動を手配することに成功いたしました。
テクノロジーの進化に置いていかれそうな自分を実感しました。。。
勉強します。
今週の山形交響楽団はバボラーク氏を迎えての松本公演。
なのですが、私はオリバンという名の待機。
要するに、公演に必要なチェロの人数がメンバーの頭数より少なくなったので余った人はお休みしていてね、ということ。
山響チェロパートでは基本的にローテーションでオリバンを取得していて、今回は私の番になりました。
ちょうど妻が手術後はじめて平日勤務を行う一週間とも重なりましたので、そうした妻へのサポートを行いつつ過ごす一週間。
「家にいる人数が多いと大変!!」などと妻から言われないよう、細心の注意を払って過ごします。
ついでに庭木の雪吊りと雪囲いを済ませ、ひと夏に溜まった剪定枝(軽トラ2台分くらい)を業者さんに処理してもらい、溜まりに溜まった落ち葉を掃き集め、外の作業をひと通り済ませました。
エアコンの室外機に屋根をかけるのを忘れていました。
ホームセンターへ駆け込み材料を仕入れ、速攻仕上げ。
きちんと仕上がっているか、まずはひと冬の間様子見です。
家のプリンタが急に動作不良。
印刷のタスクを受け付けなくなったのでメーカーHPから最新のドライバをダウンロードしたところ、印刷をするようになったものの一枚印刷する前に必ず用紙を三枚吐き出すという変な状態に。
ハードの問題なのかソフトの問題なのか素人目に判断が難しい状況にあって、同一メーカーの製品を購入し安定した動作が得られない可能性を排除できない気分になりました。
こうした状況には付き合いきれないと判断し、別メーカーの新しい子を迎えることにしました。
今まで使用したプリンタでインクのカートリッジをかなり頻繁に購入し費用がかなり嵩んでいることもあり、大型タンクを内蔵してランニングコストが抑えられるとアピールしている機種を選択。
今はスマホを使って、プリンタのセットアップをPCにつなぐよりも先に済ますことが出来るのですね。とてもスマートに設定を完了することができました。
土曜日、5日目、妻が入院してはじめて迎える週末ですが、妻の日曜日の朝退院が決まり、親子二人して少し気の抜けた一日、、、もとい、とてもリラックスした一日を過ごしました。
5日目ともなると娘の家事サポートもなかなか頼もしいものになり、乾いた洗濯物の片付けから風呂掃除まで心強いばかり。
私は昼間、庭の雪囲いを少し進め、夕方になって合唱団の練習へ娘をエスコート。
練習を終えて帰宅すると夜も遅く、翌朝に向けてさっさと就寝。
いつもと変わらずやってきた朝、落ち着きのない父娘はいそいそと家の片付けに勤しみ、「おかあさん」の怒りを招かないようにベストを尽くします。
いざ病院へ妻を迎えに行くと、妻がスタスタと歩いて登場。
国際線の長旅飛行で到着した旅客よりもずっとスタスタしています。
無事に帰宅し、すっかり日常へ戻るかというと、そうでもないことが徐々に表面化します。
まず、非常にくだらない親父ギャグがとても辛いレベルで手術痕に響く。
麻酔の後遺症なのか、腹圧をかけてはいけないという心理面へのプレッシャーなのか、普段は聞き流すようなくだらない一言で悶絶する妻がいました。
これは思いの外ダメージが大きい。
しばらくは家庭の危機管理が至上命題となりそうです。
2日目、「いい夫婦の日」
まずは娘を学校へ送り出す。
携帯のアプリを使い学校へ朝の体調などを報告した後、服装は寒くないか、宿題を含め忘れ物がないか、しつこく確認をしてからの「いってらっしゃい」。
妻の手術の順番は午後の予定とのことでしたので、午前中は、夏の間忙しすぎて手をつけられず荒れ放題になっている庭を片付けたり、干し柿の縄の天地を入れ替えてアルコールを噴霧したり、やらなくてもいいこともあれやこれや。。。気を紛らわす。
結局、家にいてもあまり落ち着かないもので、早めに昼ごろから病院へ行き待機することに。
ひたすらボ〜ッと待機。
3時間半後、手術室へ出陣する妻が歩いて登場、「行ってらっしゃい!」と見送る。
じっと待機。。。
あ、娘が出かける時に家の鍵を持ったか確認しなかったな。。。やっぱり何かしら忘れている。。。まぁ、大丈夫、きっと。
程なくして娘から携帯に無事帰宅のメッセージが届き、手のひらのうえで家族と安否確認しあえる道具の便利さに感謝。
約3時間後、治療を終えた妻がベッドに横たわって帰還。
麻酔から覚めても血色がまだまだ悪い、ですが翌日からはできるだけ歩くという事前説明だったことを思い出し、本当だったら腹腔鏡手術スゴイとかなんとか考えながらその日は退散。
学生時代に金浦空港での乗り継ぎで10時間待ちした時以来の、長〜い待機時間の午後。
長く座り過ぎて変な疲れを背負い家に帰ると、しっかり留守番をしてた娘の表情がいつになく頼もしく見えたものです。