おともだち

「ヴァイオリンのおともだち」、山形交響楽団創立名誉指揮者の村川千秋先生の著作です。
本日、親子ふれあいコンサートの本番を終えて帰宅したところ、娘が練習をしたらしく譜面台に載っておりました。
二歳児からヴァイオリンと音楽とふれあえる、素晴らしい本なのです。
頁をめくるとそこにはヴァイオリンをはじめようという子供たちへの慈愛が溢れています。
ヴァイオリンと音楽と「ともだち」になれるように、村川先生の真っ直ぐな愛情を感じます。
こういう教本が永く愛され使われてゆくと良いですね。

山形交響楽団もそんな村川先生の愛情と情熱がふんだんに注ぎ込まれてきたオーケストラ。
県内各地で演奏会や学校での音楽教室を行い、東北各地でも精力的に演奏活動をしてきました。
今年で創立から43年経つ山形交響楽団ですが、その愛情と情熱もまたこれから受け継いでゆきたいものです。
そして山形交響楽団が、山形県民と東北に住まうみなさまにとって更に親しい「おともだち」になってゆければ、何よりも嬉しく望ましい未来です。