新春新顔登場(外猫編)

 新春というにはもうだいぶ日が過ぎてしまいましたが、お正月1月2日の朝、庭先で今までみたことのない猫に会いました。
 家の庭でよく見かける外猫は、まるにちょっと似た柄のキジ白の「もどき」(まるに似ているから「まるもどき」、略して「もどき」)、黒猫の「にちゃん」「さんちゃん」(うちの近所には黒猫が5匹いるそうで、1号の「いっちゃん」は以前時々来ていましたが、最近は来ません。4号5号はいまだ見たことがありません)、左右目の色が違う白猫の「オッドさん」(オッドさんは庭には滅多に入って来ませんが、家の周囲で時々見かけます)、キジ猫のキジ(これも新しい猫で、去年の年の暮れあたりから見かけるようになりました。なのでまだ仮の名前です)です。一年ほど前には、茶トラに少し白の入った「トラオ」もいましたが、もう長いこと姿を現しておらず、だいぶ年寄りらしい雰囲気だったので、もしかしたらもう亡くなったのかもしれません。
 それで2日の朝ですが、外に出ると、キジ白の猫がガレージを横切って庭のほうへ行きました。「もどき」と呼んで行ってみると、裏庭へ向かううしろ姿が見えましたが、おかしなことに、長いはずの尻尾が半分くらいしかないのです。もしや、事故か何かで怪我をして、尻尾が半分千切れてしまったのでは、と思ったとき、その猫が振り返りました。もどきじゃありませんでした。もどきは鼻の周りに、お行儀悪くご飯を食べてソースがついてしまような、よごれたようなこげ茶色のぶちがあるのですが、その猫は、きれいにまっしろでした。
 もどきに似ているから「もどきもどき」という名前にしようかとも思いましたがややこしいので思い直して、去っていくうしろ姿のお尻の肉付きがよくてころころしていたところから、とりあえずコロちゃんと名づけましたが、どことなくエキゾチックな顔つきをしているようにも思われるので、それに見合うような別の名前を思いついたらまた改名します。(エラが張って、顔のパーツが真ん中によって見えるだけかもしれませんが。うちに来る連中はさんちゃん以外男の子らしく、みんなふてぶてしくエラが張った顔をしています。)
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