あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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SEAGULL 4A-105 カラーポジフィルムテスト〈RVP-100F〉

2008年05月23日 21時08分10秒 | 路地うら迷いびと
F5.6 1/125秒 手持ち Photoshopでのカラー補正なし.
この日でモノクローム2本(通天閣と、このあと夜に撮った夜間飛行)とカラーポジを1本の3本テストした。
このカラーポジがいちばんの楽しみだった。
上海GP3フィルムではカーリングでこのカメラの実力をあまり発揮できなかった。
(現像のあと乾燥のとき従来どおりではなくこの薄いベースフィルムのカーリングという欠点を薄さゆえのシャープさの長所を活かす方向に持っていけばきっと特徴を掴めるかもしれない)
下の夜間飛行は発売直後の新乳剤TMAX400だから暗部も潰れることなく美しく描写していた。
点光源のコマ収差は欠点というよりむしろ僕の好みだった。
だからポジでは最高の性能を持つプロビアでのテストが楽しみだったが仕事の都合でなかなかラボまで取りに来れなかった。
結果は十分すぎるほど満足!
いやむしろ僕の愛用しているローライフレックス2.8Fやハッセルブラッド500cのプラナーよりピントの合っている部分のシャープさそれでいて柔らかい描写は目からうろこものでした。
3枚構成のtripletlensというのはたびたび魔法のレンズと評されることがあったがまさしくそう思えます。
まだフィルム3本なので欠点もたくさんこれから出てくるとは思うけれど、もし僕のブログをシーガルで検索してたまたま見たあなた!このカメラは買いです!(笑)
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SEAGULL 4A-105 カラーポジフィルムテスト〈RVP-100F〉

2008年05月23日 20時47分07秒 | 路地うら迷いびと
クローズアップレンズNo.1使用で最短距離1Mより38cm。
F5.6 1/125秒 手持ち Photoshopでのカラー補正なし。
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SEAGULL 4A-105 カラーポジフィルムテスト〈RVP-100F〉

2008年05月23日 20時43分31秒 | 路地うら迷いびと
f5.6 1/125秒 手持ち Photoshopカラー補正なし。
今回の画像3枚はバックのボケやピントや色のリを見るためで絵作りはしていませんので構図が駄目や!なんて言わないでね(笑)
ボケはやはりちょっとクセがありますが溶けるようなとはこの事、ローライフ2.8Fのプラナーでもこのボケは描写できません。
画面の四隅がすこし流れますがそのぶん日の丸構図が多いスクエアでは中心の画像を際立たせる効果があるように思えます。
いつもは周囲をPhotoshopでほんのわずか焼きこんでいますがこれらはテストですのでノーマルのままです、周辺光量もこの時点では大丈夫です。
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夜間飛行 SEAGULL 4A-105 75mm f3.5〈NEW-TMAX400〉

2008年05月20日 01時27分34秒 | 路地うら迷いびと
安価なトイカメラの夜間描写テストに1本12コマの1/3ほどを撮りおえて最終電車までにターミナルに戻ろうと足早に夜の都会を歩いていた。
ビル工事現場の真新しいパネルがつづいた一角で足が止まった。
その行き止まりの袋小路のパネルには切り込みがあって萎れそうな花が暗闇にむかって枝垂れかかっていた。
無機質な工事現場に潤いを与えるためにこの一角に花を植えているのだろうか。
誰か工事の人が水をあげているのだろうか。
萎れかかった花たちは夜の水蒸気さえも求めるようにその茎を伸ばしていた。
夜風に揺れるそれは美しい女性が手招きしているようだった。。。

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夜間飛行 SEAGULL 4A-105 75mm f3.5〈NEW-TMAX400〉

2008年05月20日 01時16分22秒 | 路地うら迷いびと
film:NEW-TMAX400をISO800使用
developer:TMAX-developer 1:4 20.5℃ 7.5min標準より約1分弱延長
f3.5 1/15秒手持ち(首からのストラップは不使用)
モノクローム1本12コマを全てf3.5 1/15秒を手持ち撮影して完全な手ぶれが1コマ、被写体ブレが1コマ、ピントをやや外したのが2コマ。
シャッターストロークに慣れるまでは1/30秒は必要かな。
首ストラップをして下に強く引きながらシャッターを切れば1/15秒でもブレは少ないがSEAGULLを首からぶらさげてるオジさんなんて嫌だ(笑)
直接に光源を入れるとコマ収差はたくさん出るがどれも醜くはなく最新設計のレンズのほうが僕には味気ないのです。
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夜間飛行 SEAGULL 4A-105 75mm f3.5〈NEW-TMAX400〉

2008年05月20日 01時09分35秒 | 路地うら迷いびと
昼間に見るとポップで可愛い壁なのかもしれないが夜の都会では深海を群れて泳ぐエイのようにも暗闇に無数に浮かぶ島々のようにも見えた。。

『ブラジルの山々が、明るい空にはっきり浮き出して、海の銀波の上に、月夜の空路を開いていた。
髪を逆立たせている。
月光の雨が、それらの密林の上に、飽きずに降りそそぐのだが、色はつかない。
島々も、海面に漂流物のように同じように黒い。
それにこの月影、航空路の始めから終わりまで果てることのないこの月影、月の泉とでも呼ぶべきだろうか。。』Saint-Exupéry
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夜間飛行 SEAGULL 4A-105 75mm f3.5〈NEW-TMAX400〉

2008年05月20日 01時06分30秒 | 路地うら迷いびと
ミュージアムでは一人の若者がダンスステップゲームで最高点を出していた。
ギャラリーの歓声とラップミュージックが交錯してその一角だけはまだ都会の喧騒のままだった。
歩道の車止めのステンレスパイプにシーガルを乗せてわずか3枚のチープなレンズで下から覗いた月はすこしばかり歪んでいた。。
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SEAGULL&上海GP3 テストレポート(エクストールデベロッパー1対1/20℃/10分)

2008年05月18日 01時41分48秒 | 路地うら迷いびと
池をバックにしたほうがトリプレットの味が出ていい雰囲気になるんちゃう?
石の欄干に置いてみた。
うんうん良い感じ(喜々)
あれ露光計は?
自転車の前カゴに置いたままだった。
数歩戻って手に取ったとき辺りの木々がざわめいた。
阪神の赤星なみに滑り込んだが間に合わなかった。
そのかぁるいA4普通紙に印刷されて貼り合せた通天閣はふわふわと池の真ん中あたりまで飛んでいってぷかりぷかり浮いていた。
徹夜がぁ。。徹夜して作った通天閣がぁ。。(号泣)
通天閣ペーパークラフト(無料)
そのとき初めてこのSEAGULLが近距離のピントはスプリットで合わやすいが中距離から遠距離でのフレネルレンズのめちゃくちゃ合わせにくいことに気がついた。
これあきらかにピント外しています。
飛鳥時代におろちの死骸がこの池にあがって(その当時なら沼かな)聖徳太子が葬ったとの伝説がある大阪市内ど真ん中の池には今も蛇島の名が残るちいさな周囲を2分ほどで歩ける島?がある。
子どものころには貸ボートで悪ガキと上陸して2B弾の投げ合い合戦をよくしたものだ。
数十年を経てもあの頃から少しも成長していない(笑)
いまの子どもに伝説を話しても笑われるどころか無視されるのがおちだけれどあの頃はまだ親に聞かされた話を周りの悪ガキどももどこか信じていて日が落ちる頃にとつぜん水音などすれば全員が遊ぶ手を止めてもう家に帰ろうかと言ったものだった。。
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SEAGULL&上海GP3 テストレポート(エクストールデベロッパー1対1/20℃/10分)

2008年05月17日 23時50分09秒 | 路地うら迷いびと
ついにあの人が戻ってきた。。
おなじローライ2.8Fを使う天敵。。
あ、いや(汗)ローライは僕のほうがだんぜん長いのにどの写真もいまだ彼女を越えられない。
あのエッフェル塔は結果ローライ!圧巻だった!
むしろ旅行者だから撮れたかもしれない想い入れの無いそれでいて堂々たる風格のエッフェル塔。
f 確定申告が終わって自分へのご褒美が飛行機でのパリ旅行
y 確定申告が終わって自分へのご褒美がバイクでスーパーホテル(1泊5380円朝食・温泉付き)利用の高速ツーリング
f セレブご用達のローライフFX&超高級フィルムレトロ
y 中華人民共和国民ご用達のSEAGULLとこれ日光写真ちゃうやろね?上海GP3フィルム
う~ん、まとまでいけばあのエッフェル塔はまず超えられない。。
そうそう最近ネットでダウンロードしたまま作っていなかった通天閣のペーパークラフトがあった。(初代通天閣はパリのエッフェル塔を模して造られました、知ってた?)
徹夜して作った。
一昨日の昼休みを利用して試写を兼ね股ケ池公園で撮った。
僕がよく使うフレクサレット6は3群4枚のテッサータイプだけどこのSEAGULLはたった3枚レンズのトリオプターなのにピントの合っているところはシャープで背景は溶けるようにぼけていく。
距離をいろいろ変えてみたがトリプレットの欠点である渦巻き状のボケは見られなかった、この点フレクサレット6のほうが2線ボケと渦巻き状ボケが出やすいように思えます。
ISO100の上海を詰めてF4・1/125秒・クローズアップレンズNo1・フードを使った。
カメラは良かったが現像後の上海はめちゃめちゃカーリングがひどくて(通常はカマボコ状にカールするがこれは縦方向のゼンマイ状にカールしてそれもベースフィルムの腰がなくへなへなでスぺーサーになかなか装着出来なかった)
※ 文字の滲んでいるのはダウンロードしたプリントドットの粗い印刷だから。
※ PhotoshopCSでレベル補正、トーン補正、アンシャープマスク、スタンプでのごみ取り、をした後16bitより8bitに変更後透明レイヤーにバックシャドウを20.5.20付けて重ねて保存。(部分ぼかしツールは使っていませんのでこの極端なボケはクローズアップレンズによるもの、ちなみに最短撮影距離は1MですがNo1使用で38cm)
※ 上海フィルムのデーターがないので予測現像でしたがもう1分少ないほうが良いですね 20℃ 1対1 9分が自分的にはベストのよう。
※ 一週間がたって少し考えが変わってきました。
上海GP3がへなヘナヘナなのはベースが薄いからです。
薄いベースはシャープさに有利ですしそれに縦カールはこのSEAGULL 4A-105のフィルム巻きがローライの2.8や3.5などと比べても驚くほどきついからなのじゃないかということです。
巻きがきついのはフィルムのたるみが少ないということです(機械に負担はかかるけれど)いま一度このつぎはローライフレックスf2.8に詰めてテストしてみます。
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オレンジ色の夜桜 ライカM2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

2007年11月25日 01時53分32秒 | 路地うら迷いびと
右に写っているのはこの公園でいちばん枝ぶりの良い桜です
いまは秋だから葉だけど薄墨色の花びらさえ春の宵にはオレンジ色の花びらに見えます
それはこの桜を照明しているのが水銀灯ではなくてナトリウム灯だからです
最近は青白色の水銀灯が取り払われて代わりに濃いオレンジ色のナトリウム灯につけ替えらています
電力が1/2で済みおまけに3割ほど明るいのだから仕方ないのかもしれないが桜の木の照明だけは水銀灯を残してほしかった
白黒写真ならオレンジ色も青白色も分からない!って言われれば・・
もっともなんだけど水銀灯のほうがなにかドラマが生まれそうでしょ?(笑)
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夜のベンチ ライカM2 ズマロン35mm f3.5(T-Max400)

2007年11月24日 00時24分09秒 | 路地うら迷いびと
公園にはたくさんのベンチがあるけれどこの数点のベンチは他のものと違って風格がある
鋳物と木製で出来たこのベンチはいままでどれだけの恋人同士の語らいを聞いてきたのだろうか
あるいは人生に疲れた男の独り言も黙って聞いていたかもしれない
誰も座る人が居ないときには猫がうずくまっていることもあります。。。
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残された譜面 ライカM2 ズマロン35mm f3.5〈T-Max400〉

2007年11月23日 23時56分37秒 | 路地うら迷いびと
今日はツーリングに出かけるルートが前日まで決まらずおまけに寒波も来たので軟弱な僕は朝になって急きょ散歩の日にした(^^ゞ
ローライ一台だけで神戸の街をふらついていました
写真はいつものご近所にある長居スタジアム競技場前の広場です
ときどきこの水銀灯の下でトランペットを練習している人がいます
いつもジョギングで見かけるのだけどこの夜はカメラを持って出たので三脚を立てて写しました
するとその人は撮られるのが嫌なのか撮っている僕の邪魔になると思ったのかその場からすっと立ち去って数メートル脇の暗やみでまた練習を始めました
水銀灯の下には譜面だけがぽつんと立っていました。。。
(練習の邪魔をして悪いことしたなぁ…)
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真夜中のmist Hasselblad 500C Planar 80mm〈PREST400〉

2007年11月20日 00時01分11秒 | 路地うら迷いびと
夏のあいだこの噴水はある一定時間がくるとミストを噴水の台座から噴きだして水辺で遊ぶ幼い子どもたちの人気スポットだった
長居スタジアム競技場で真夜中の公園を撮ろうとたまたま前を通ったらいきなりミストが噴きだして驚いてしまった
だれ一人いないのにたぶん設定でこんな時間でも噴きだすようになっているのだろう
このオブジェクトの作者はわずかなもったいなさより夜の神秘さに重きをおいたのだろうか
照明に浮かびあがったシンプルな水滴は暗やみのなかを生きもののように広がりやがて溶けていった
その美しさに撮ることもなくしばし見とれてしまった。。
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ジャングルジム ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈plusX125〉

2007年11月08日 18時53分05秒 | 路地うら迷いびと
真夜中のジャングルジムはまるで甲虫のような耀きだった。。。
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ポアンカレ予想 長居stadium ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈Plus-X〉

2007年10月29日 22時34分45秒 | 路地うら迷いびと
NHKスペシャル 「ポアンカレ予想=100年の難問はなぜ解けたのか?天才数学者、失踪の謎」 と題して特別番組を深夜まで放送していた。
ポアンカレ予想とは 「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である」 という予想を数式によって証明せよ…
(よけいわからんわ!) という1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレによって提出された今世紀最大の数学の課題。
以来ほぼ100年に渡り誰も解くことが出来なかったがロシア人数学者グリゴリー・ペレルマンはこれを証明してフィールズ賞を受賞した。
だが本人は受賞を辞退したあとすぐに失踪してこの世から忽然と姿を消した。
ポアンカレ予想とはわかりやすく説明すると、仮に地球の任意の一点から長いロープを結んだロケットを発射してそのロケットが宇宙を一周して戻ってきたとしてロープの両端を引っ張ってロープを全て回収できた場合、宇宙の形はおおむね球体と言えるのではないかという問題を数式で証明したらしい。
地球上に存在するすべての形状 (ピラミッドでも五重の塔でも) それ自体を液体にしたとして無重力空間におけばすべて球体になることとおなじ理論であるらしい。


ふんふんなんとなく分かる。。。で、それがどうしたの?
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