あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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窓 part3 ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈Plus-X125〉

2008年02月07日 01時52分55秒 | Hasselblad 503cx
写真を撮るときは単体のセコニック入射光メーターを使っている
はじめに日なたと日陰を測っておいて頭にいれておきその場その場で加減している
いわゆる感メーターというやつだがこれが案外、オート露光のカメラよりその場の雰囲気に合うことのほうが多い
この写真は中感度のフィルムで明かりの無い踊り場と暮れなずむ時間帯の逆光という難しい条件でしたが…めちゃ露出不足です!(泣)
まあ分かっていたんだけど手持ち限界だったから現像でなんとか救おうと思ったままいつか忘れていつものように淡いネガ作りをしてしまった
(紙焼きの時代は肉乗りの良いネガ〈濃いネガ〉を作るようにしていたがスキャナでは淡いネガのほうが諧調が出るので)
フラットスキャナではコマ間を認識出来ずにマジックで他のコマとの境界に二重線を描いてなんとかスキャンできました(笑)
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窓 part2 Hasselblad 500C Planar 80mm〈PREST400〉

2008年02月02日 13時57分56秒 | Hasselblad 503cx
ひとつ前の窓と同じ場所で(撮影日は違います)どちらをupしようかと迷ってボツにしていた写真だけどfufuさんのコメント窓loveにお応えして掲載しましたぁ!
(なぁんて言い訳でほんとはカブった写真をupする口実だったりして
アート作家の卵かな?はく製の鹿にマフラーを巻きつけているのがのどかですね。。。
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窓 Hasselblad 500C Planar 80mm〈PREST400〉

2008年01月29日 00時15分58秒 | Hasselblad 503cx
硝子というのはほんとに不思議なものだ
磨きこまれた窓ガラスはもちろん美しいけれどこんな汚れにまかせた窓ガラスも僕にとっては美しいもののひとつのようです
2mm足らずの板が風や香りや音まで閉じこめて光りだけを透過しています
この薄暗い部屋に居る僕から見れば外の景色はこの窓枠に閉じこめられているようです。。。

※ ブラジルへ移住する父や母や娘や息子たちはこの当時のままの硝子窓を透して日本の景色を目に焼きつけたのでしょう。
二度と帰れない過酷な運命をそのとき誰もが予想しなかったのです。。。
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apartment house Hasselblad 500C 80mm〈PREST400〉

2008年01月28日 02時13分35秒 | Hasselblad 503cx
この日は久しぶりにHasselblad 500Cを持ちだした
夕方からの撮影しかできなかったので手ぶれし難いローライをつい選んでしまうのも原因だった
けっして飽きたのではない
むしろこの独特のシャッター音を聞きたかったくらいだ
それにいつもはウエストレベルなのだけどネットで落としたキエフのアイレベルファインダーの使い心地も早く試してみたかった
結論からいうとウエストレベルを永く使ってきたからか左右逆像がかえってインプットされた頭から打ち消すのが困難だった
習慣とは恐いものだと思いました
ただ自然な目線で覗くプラナーもなかなか美しいものでした。。。
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樹上の猫 近くの公園 Hasselblad 500C Planar 80mm〈T-Max400〉

2008年01月01日 23時26分40秒 | Hasselblad 503cx
いかにも風格のあるトラ猫だ
ハッセルの結構な音にも動じないで薄目でこちらを見下ろしていた
このときのウエストレベルでの見上げる姿勢はけっこう辛かったけど最近キエフのアイレベルファインダーを手に入れた
(ウクライナ製のこの品がハッセルのファインダーと完全な互換性があるとは最近まで知らなかったし、たぶん皆も知らないでしょう)
純正のとはおそらく新品でも十数分の一の価格だと思うが噂されるほどの粗雑な造りではなかった、と言うか倍率は少し低くなって半絞りほど暗くはなるが工業製品としてけっして見劣りするものではなかった
なにより500Cの旧ファインダーには現行の視度補正レンズは付かないがこのキエフのアイレベルファインダーにはニコンF3ハイポイント用がネジ山は合わないが付くのです!
これでローライも500Cも40年も前の薄暗いファインダーでもきっちりピントが合わせられるようになった(喜)
追記…500Cも2.8Fも現行のアキュートマットに比べると少しだけ暗いのですがどちらもピントの山ははっきりしていてわざわざ改造して交換するのも考えものです
(ずいぶん前に持っていた2.8Fもオーバーホールの際に改造したアキュートマットを換装していたのですがまた元に戻したほどです)
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路上ライブ 阿倍野陸橋 Hasselblad 500C Planar 80mm〈Prest400〉

2007年12月31日 19時09分52秒 | Hasselblad 503cx
今夜と同じように、そのときも彼は自分を孤独に感じたが、すぐにまた、このような孤独が持つ美しさを思い知った。
あの音楽の伝言は、凡人たちのあいだにあって、秘密のような美しさを持って、彼に、彼にだけ理解されたものだ。
あの星の信号もまさにそれだ。
それは、多くの肩を乗越えて、彼にだけわかる言葉でものを言っていた。〈夜間飛行より〉
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Myフェレット Hasselblad 500C 白Planar 80mm〈T-Max400〉

2007年11月18日 00時28分25秒 | Hasselblad 503cx
先日フェレットのみゅうちゃんを撮影しようと狭い廊下にGitzoG1298立てて僕のお気に入りのスニーカーにピントを合わせてみゅうちゃんを放した
フレットは穴を見つけるともぐり込む性質があるから僕の匂いのする靴にもぐり込んで顔だけちょこんと出す写真を狙った
靴には入るがちょこまかちょこまか動きまわってちっともピントが合わない(怒)
けっきょく一枚を撮っただけで鼻ピンして(かぁるくね(^_^;))ゲージに戻した
現像してネガをルーペで見てみると顔にはピントがこなかったがどこかいい雰囲気のある写真でした
写真ってほんとに不思議です。。
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黒猫 近くの公園 Hasselblad 500C Planar 80mm〈film〉

2007年09月06日 20時17分20秒 | Hasselblad 503cx
中学の夏休みに初めて小説らしきものを読んだのがアラン・ポーの黒猫でした
それまで日本の夏のお化け映画の定番といえばお岩さんか化け猫でした
この化け猫もたしか黒猫だったような
どこか人間の心の奥に潜む怖れのようなものにはこの動物がおおく登場します。。。
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ながれて 京都 Hasselblad 500C Planar 80mm〈film〉

2007年07月28日 01時26分09秒 | Hasselblad 503cx
川はながれ、雲はながれ、季節はながれ、想いはながれ、いまだ僕はここにとどまっています。
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雨の日 禊川(みそぎかわ)Hasselblad 500C Planar 80mm〈film〉

2007年07月21日 23時11分50秒 | Hasselblad 503cx
鴨川の横をながれる禊川(みそぎがわ)は普段はひざ下ばかりの浅くてひろい川だけど三条をすこし上がれば深くて狭い川幅になります
この日の空は鉛色で雲の境目すら見えないのに川の水面ぎりぎりに咲いた白い野花の白を際だたせるほどの光はまだ残っていました
白い野花は雨と風にたたかれてなんども川のなかにひきずりこまれ沈められてはまた浮きあがっていました
ぼくもそろそろ雨宿りどこかでしなきゃ。。。
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桜 自宅近く ハッセルブラッド 500C Planar 80mm

2007年05月29日 00時51分21秒 | Hasselblad 503cx
のぞき趣味はないけれど若い二人が桜満開のなかでもたれ合っていました
日曜の午後というのにこんな下町の川原でデートなんて近くに住む学生なのかな?
彼女が彼の肩にもたれかかっているからだいぶ甘えたさんなのでしょう(笑)
近くには食べ物屋さんもないから彼女の手作りのお弁当をこれから食べるのかもしれません
何を語り合っているのかは川ひとつ隔てては聞こえないけれど幸せな波が流れてくるようでした
シャッターは一枚だけにしておきました
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水路 自宅近く ハッセルブラッド 500C Planar 80mm

2007年05月28日 23時41分43秒 | Hasselblad 503cx
歩いて10分たらずに水路があります
僕が幼いころは柵もなく土と草に覆われた土手でしたいまは無粋なコンクリートで塗り固められて近づくことさえできません
でも両岸に植わった桜や枇杷の木はそのころよりもっと大きく育っています
きっと川の蒸気や川風などが植物に好い環境なのでしょうか
あらゆる木々は川面を独り占めでもしようかとその枝をせめぎ合うように張りめぐらせています
上流に水質検査場があって水質検査のために放たれている金魚や草魚がいつしか流れこんでこんな浅い水路に両手では抱えられない緋鯉や草魚が泳いでいるのをこの橋の上からなんどか見かけました
植物も生き物も環境が変わろうとあの頃のように生きているんですね
僕も水路に散り落ちた桜の花びらがゆっくりと弧を描きながら海へと流れつづいているのがあの頃のままのようでとても心地よいのです
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