あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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This rainy Sunday SL66E ティルトダウン TRI-X ロジナール1:50

2010年06月02日 22時29分34秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
思い立って大雨の降る日曜に川原へ出かけた。
突風にあおられ、ビニール傘はあっという間に逆キノコで骨はバラバラ。
もう全身びしょ濡れになりながら、たった10枚ほど撮ったが熱いコーヒーを飲みに繁華街へほうほうの体で戻った。
翌日は好天気で傘を干してはみたがとうてい使用にはならず300均といえど、その日おろしたばかりのビニール傘を廃棄した。
バッグにF-1を入れていたが翌週、裏ぶたを開けてみたら水が浸入してフィルムと圧板ガードレールがくっついてしまっていた。
オーバーホールも馬鹿らしいし、気長に剥がすしかないか。
この木漏れ日は父の桃の菊桃の木漏れ日です。
まだ親指の爪先ほどの青い実が成っていました。
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SL66E tilt-down TRI-X(ISO200)RODINAL1:50 20℃ 9min

2010年05月29日 20時09分53秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
僕はポテトサラダが好きだ。
でも、なかなか美味いポテトサラダに出会えない。
だから作ってみました本格的な日本一美味いポテトサラダを!
(こう見えて〈見せてないけど・・〉料理の腕はなかなかのものです)
あらゆるレシピを調べて本場のポテトサラダにあって日本のポテトサラダに無いものを見つけた。
マックハンバーガーにも入っている胡瓜のピクルスと漬け汁。
明治屋でパスタに使うドライトマトやアンチョビペーストを買ったりするので、ついでのときに見つけて冷蔵庫に仕舞ってあった。
このピクルスの酸味が本物ポテトサラダの美味さの秘密だ。(たぶん笑)
他に香味にネギ油、甘味に練乳、辛味にマスタードを隠し味にマヨネーズと塩で味付けました。
他に人参、晒しタマネギ、ミニトマト、ハム等。
もちろんジャガイモは新ジャガを皮ごと茹でて熱いうちに下ごしらえをした。
もう、いままで食べたことのない美味いポテトサラダが出来ました♪
ただ、多く作り過ぎて、しばらくはポテトサラダも食べる気にならない。。

*フィルムが残っていたので部屋の室内灯+電気スタンドでTilt(光軸を下に曲げて開放値でもピントの合う範囲を拡げています)と逆Tilt(光軸を上に曲げて開放値のボケをもっと強調しています)とTRI-Xの1/2減感現像のテストをしてみました。

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SL66E tilt-up TRI-X(ISO200)RODINAL1:50 20℃ 9min

2010年05月29日 20時06分07秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
今回はフィルムをリールに装填するときの注意について感じていることを一言。
僕は数十年来LPLのナイコール式ステンレスリールを使っているが、現像ムラはほとんど出たことがない。
以前コダックのTRI-X320の220フィルム(製造中止)を使うためにプラスチックオートリールを使って感じたことだが、楽にきちんとフィルムがリールに巻き取れるが、使っている人のほとんどがそのままフィルムエンドを切ってタンクに入れていないだろうか?
フィルムは巻く内側に乳剤が塗ってありパーフォレーションの縁をリールの渦に沿いながら巻かれていく。
ここで問題なのが手巻きにしろオート巻きにしろきつく巻いてしまうことだ。
きつく巻くと乳剤面がリール縁に沿う形となりリール縁の段差で現像液がスムーズに流動しなく乱流が起こる。
引きながら巻くのではなく、押しながら緩く巻くことで乳剤面はリール縁から離れバックコーティングのフィルム裏面がリール縁に沿う形となる。
オートローディングでも巻き終えた後でフィルムを押し込むようにして、ゆとりを与えることでフィルム乳剤面にはリール縁との間に空間が出来る。
一定リズムのスムーズな撹拌を守れば乳剤面はリール縁の段差で現像液の乱流が起こらず均等に薬液が馴染みます。
これは数十年も昔に写真部の顧問の理科教師から教わった?記憶?たぶん(笑)
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風が吹いていた。 SL66e 80mm HFT TRI-X(ISO200)ロジナール1:50

2010年05月28日 01時24分54秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
家は娘が二人で鯉のぼりを揚げることはなかったが、今から思えば性別関係なく子どもの成長を願う習わしとしてベランダ用の小さなものでもよいから、揚げておけばよかった。
押し入れをいまも占拠するお雛さまに比べてぺっちゃんこで仕舞えるしね(笑)

*今回TRI-Xを2本減感してRodinalで抑え現像してみて感じたのは(2本ばかりで検証もおこがましいが)こんな半逆光ぎみの条件でも無難に仕上っている。
でも、Rodinal特有のパキッとしたエッジの分離の良さがあまり感じられなく、特長の無い標準現像のように感じてしまうがどうなのだろう。
それとも35mmサイズの粒子との相乗や極硬調低感度フィルムの無粒子で特長が生きてくるのだろうか。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 22時01分20秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
この大阪の天王寺(または恵美須町)から堺までを走る路面電車は始発と終着を覗いては無人駅で、
なかにはこんなプラットホームらしいものも無い駅もありますが、車は基本は路線内を走行出来ないので、
そんなに危なくはありません。
走行速度も意外に速くて軌道内に車両が割り込んでこないぶん乗用車を追い抜いたりもします。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 22時00分24秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
ずいぶん前からアグファのロジナール現像液を使ってみたかったが濃縮ボトルなので送料に1000円もかかってしまい、なかなか試せなかった。
500ccで2,280円と一見高いようにも思えるが、なんと標準希釈が1:50や1:100なのでずいぶんリーズナブルな現像液です。
ちなみにD76は原液か1:1、僕がよく使うXTOLは1:1が標準でせいぜい1:3まで。
このロジナールにいたっては1:100も平気で使えるそうですが、なにせ初めて使うとなれば、頭の中で希釈倍率を計算しながらも、ほんとにこんな薄くて大丈夫?という考えがなんどもよぎって、基本薄いネガが好みの僕も45秒も押して、おそるおそるリールからほどいて祈る気持ちでネガを透かしてみた。
濡れたそのフィルムは俗にいう腰のあるネガだった。
XTOL現像とは対局にあるようにも感じるが決して固いネガではなくバランスのとれた優れた現像液だと思う。
ただアグファも現在は現像液を製造していなくてこれはRODINAL処方のR09 ONE SHOTという現像液になります。
今回アップした画像のデーターは 原液1:水道水50 20℃(±0.5℃ヘアドライヤーで微調整) 前浴なし 初回1分連続撹拌 1分ごと10秒ゆっくり2回半倒で13分45秒 QW使用 15分水洗。
(10分を越える長現像のときは1分ごとに1回を極く静かにしか撹拌しないが、今回は水の中に目薬を入れるようで何とも心もとなくて多くしてしまいました)
自分の好みでいうならスキャン用ネガなら12分、プリント用ネガで13分くらいだろうか。
この夜もLPLステンレス大タンクを3本並べて停止を漬けた順に現像をしましたが13分もあるので手際よく現像が出来ました。
初めて使った感想は切れる!とにかくシャープ。
粒状は標準だが何よりハイライトの美しさとディープシャドウの描写が自分好みでした。
135フィルムならXTOLやTMAXより粒子はいくぶん大きくなるのだろうか?
何もかも良しとは無理な話しだが、またフィルム現像の楽しみが増えました。
ただ、ボトルが固くエアが追い出せないし酸化が早いとのことなので、どこで見切りをつけて処理するかが課題となりそうです。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時58分10秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
電車は堺に着くまで細井川というポンと飛び越えられそうな(笑)細い川と一級河川の大和川を渡ります。
小さな細井川を渡るとき電車はいちどガタンと身震いをして、大きな大和川を渡るときは浜からの海風と川上からの川風をごうごうと受けながらモーターをいっぱい回して走ります。
石段の脇のたんぽぽの綿毛が春風に舞って僕の身体にくっつきました。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時57分18秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
路面電車に乗りながらジャリンコちえに出てくる景色につい『次降ります』のベルを押して、路地の道を歩いていた。
懐かしい匂いに誘われて路地を抜けると一見民家と見過ごしてしまうような煎餅屋さんがGWの真ん中にもかかわらず、煎餅を焼いていた。
見せてもらって良いか了解を得て、しばらく見ていた。
いろは煎餅といって一枚一枚にひらがなの焼き印が押されてある。
子どもたちが煎餅を食べながらひらがなを覚えるのにとの心遣いだろうか。
この方で80年続いているそうだが、自分の好きな瓦煎餅や卵煎餅の香りだ。
一枚、焼き損ねのを頂いて口にほお張ると、しっとりとした柔らかな甘味が口いっぱいに広がった。
焼きたてより一晩寝かせたほうが甘味にコクが出てくるそうだ。
生地は長崎カステラと同じでこれを銅窯で焼くと長崎カステラになるという。
写真を撮らせてもらったがISO100の薄暗い室内なのでF2.8・1/15秒と厳しい条件だったがこのローライで手早く6カットを撮ったが、同じように見ていたおばさんがまったく音のしないローライでいつの間に撮ったのか驚いていた。
ご主人のお父さんもブロニカや二眼が好きでしたと話されていたが、こんど近くに寄ればプリントした何点かの写真を持っていこう。
出るとき600円の煎餅を買ってカメラバッグに入れながらときおり食べては撮りながら口をもぐもぐさせていたが夕方には半分近くなくなっていた。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時55分49秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
この路面電車が走る沿線にはたくさんの神社がある。
なんとこんな下町の路地だらけの町中に聖天坂古墳という古墳だってある。
もっともよく知られているのが陰陽師の安倍晴明が生まれた阿倍野にある晴明神社だろう。
古墳や大蛇(おろち)の棲んでいた池(ここは自分の家の近く)、晴明の母とされる白狐の葛の葉と罠にかかった白狐を助けた安倍保名との出逢い(晴明が天皇の子というのが真実らしいですが、浄瑠璃の人と狐の間にできた子のほうがなんだか自分は好きです)、そんな物の怪たちを想い浮かべながらこの町を歩いていると何を見ても心が動きます。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時55分01秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
ここは知らなかったが閻魔大明神という社。
閻魔様って地獄の大王でとにかく恐い顔をしていて、嘘をつくとくぎ抜きで舌をひっこ抜くというくらいしか知らなかったが、辻々にあるお地蔵様はクシティ・ガルバハと言って実は閻魔大王の借りの姿なんだそうだ。
お釈迦様が亡くなって56億何千年後に弥勒菩薩様が世に現れるまで人々を導く役目が地蔵様なんだそう。
まあ、お地蔵様が閻魔様みたいな顔をしていたら子どもだって手を合わせられないですね(笑)
閻魔堂の壁に古い地獄絵図がかかっていたけど写真に撮れませんでした。
すんげぇ怖かったぞ。。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時54分01秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
しめ縄というのは下界と神域を区切っている結界だが、このしめ縄についてはとても奥が深くて話は宇宙にまで広がっていく。
千年以上つづく習わしもこの先、周りの景観こそ変わってもきっと残っているのだろう。
それは人の心のDNAに擦込まれたものだから。
フィルムそれもモノクロをいまも続けていると、人からたいへん珍しがられる(笑)
でも便利さ経済性を越えた何かがあるからきっと使っているのだろう。
カラーデジタルを変換しても出来るんだもの。
ただ自分が職業写真家だったら迷わずすべてデジタルオンリーです。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時53分17秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
玄関先に飾られた人間大の段ボールゴジラ。
大人の作品だろうか?とても楽しいです。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時52分25秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
S字の路地を曲がったら何でもないアパートメントの前に出た。
通り過ぎてから立ち止まって、ふと、もいちど引き返してS字路地から歩き直して一瞬シャッターを切った。なぜだ?
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時49分29秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
閻魔大明神の社で怠惰に眠っていた猫。
羽根ほうきのように尻尾が太かった。
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路面電車に乗って ローライ2.8F Planar 80mm Acros ロジナール1:50

2010年05月10日 21時48分12秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
東南アジアの置物だろうか水牛の角が片方折れていて玄関脇に置かれていた。
廃品でもなし、かといって置物でもないだろうけど、周りの木々と一体化してまるで生えてきたようだった。
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