90mm F2.8 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
90mm F2.8 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
55mm F4 Kodak TMAX100 20℃ Rodinal1:100(1時間)
105mm F2.4 Kodak TMAX100 20℃ Rodinal1:100(1時間)
90mm F2.8 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
90mm F2.8 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
macro 100mm f4 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
90mm F2.8 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
macro 100mm f4 Kodak TRI-X 20℃ Rodinal1:100(1時間)
じゃりン子チエ オフィシャルページ
自分の最近のモノクロ現像はロジナールばかりです。
ロジナールの静止現像の効能はエッジが立ってシャープになることと、低コントラストの階調が豊かなネガを作れることと、
なにより35mmフィルムで1本15円とか20円の低コスト現像が最大の魅力です。
いろんな現像液を使ってきたけど、はっきりいってこの現像法がいちばん楽なのです。
1時間静止現像などと仰々しい言葉で敷居が高いと感じて、躊躇しているあなた!
この寒い時期こそ簡単でウソ見たいに楽な現像法です。
まず、露出が適当でいいこと。
ISO100のフィルムも400のフィルムも国産も外国産も一緒のタンクに放り込んで現像しちゃいます。
だって1時間ばかり部屋の温度が20℃に保っている居間のテーブルに新聞紙を敷いて、テレビでも見ながら放っておくだけなんです。
ただ初期10~20分以内の温度の上昇は気をつけなければいけません。
この時間に温度が上がったりタンクを揺するとコントラストが付いてしまいます。
前浴は厳禁、10分ほどで一気に現像が進んで1時間も漬けてしまうとガチガチのネガになります。
泡取りのタンク底を叩くことや、初期連続撹拌もやってはいけません。
初めはほとんど水みたいな現像液で大丈夫かと、撹拌したくなりますが我慢我慢。
また撹拌しなくても現像ムラは起こりません。
あえて注意することは予めフィルムの入ったタンクを室温に馴染ませておくことと、タンクには現像液を静かに注ぐこと、
タンクのそばに水を入れたコップかビーカーに棒状液温計を入れて、ときどきチェックすることです。
19℃を切るのもネガ濃度が上がらないので注意が必要です。
2度くらいならドライヤーの暖気や冷気で調整します。
過去に分量の測り間違いで1:200(半分の現像時間になってしまいますが、やや薄い程度でした)や、
1時間半(すこしコントラストが上がりましたがネガ濃度はそれほど変わりませんでした)
そして特筆なのが現像期限が開封後でも自分の経験で半年は使えるということです。
これは僕たちアマチュアにとって、なにより嬉しいことですね。
最近は300ccの酸化防止チューブ入りが1806円で購入出来ますし、100倍に薄めて使うと35mmが4本入りのタンクで1000ccですので、
1回に10cc、300ccだと120本も現像できます。
ちなみに自分は国産LPLのステンレスタンクにステンレスリールを数十年使っていますが、一生もので最近の簡単に巻ける、
プラリールより液キレが良いような感じです、マスコなんて高級タンクは使っていません(笑)
35mmではフィルムの端は切らずにそのまま片側の溝に引っ掛けて巻きます。
LPLは両溝と片溝の爪が一つのリールに両方付いています、ブローニー用はもっと簡単で差込口に(但しこの状態では暗黒ですべて手探りで作業を進めます)フィルム先端を、
差し込んでストッパーで止めるだけ、1本仕上げるのに30秒もあれば充分です。
ヨドバシの現像代は600円くらいかかるところが、ロジナールの自家現像だと、なんと15円!
ロジナールはグレイスにて通販で購入できます。
タンクも最近はヤフオクで安価で出ていますし、リールの巻込み時さえ暗黒でいいので深夜にカーテンを閉めるか、
コタツの中に潜って巻くか(笑)すれば後は暖房温度が20度一定の場所を探せば良いのでいちどお試しください。
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