現地研修会2日目は飯豊町の中津川地区というのを中心に視察しました。
この地区は冬の積雪が3メートルから4メートルになると言う豪雪地帯で
今年は5月中旬まで雪が残っていたそうです。
上の写真はこの雪を利用した雪室施設で、上にある窓からロータリー除雪機で
雪を入れて、米や野菜、お酒などを貯蔵していました。
次は木質バイオマス製造施設で、ペレットや菌床キノコ用のおが粉などを
製造していました。
建物や機械はすべて国の補助事業を使い、町が設置し、運営は地元の
が出資した会社が行っていました。
町では、産学官連携で独自のペレットストーブを開発し、40万円ほどの
ストーブを県と町の補助金で、10万円余りで買うことができます。
この地区には1万2,000ヘクタールの財産区有林があり、再生可能エネルギーと
雇用の創出に役立っていて感心しました。
次は、町営のゆり園で、約8ヘクタールの土地に150種類150万本のゆりが
咲いていました。
まだ促成栽培の花が中心ですが、すべてが咲きそろうと実に見事な景色
になるそうです。
最後は、「めざみの里 観光物産館」で道の駅になっています。
敷地面積が4ヘクタールもあり、レストランや売店、直売所などが併設されて
おり、実に規模の大きい道の駅でした。
インターネットの「じゃらん」では東北で人気ナンバーワンの道の駅だそうです。
品数も実に豊富で、平日でも多くの買い物客で賑わっていました。
新潟から2時間、福島からも2時間で立地条件もいいと言っていました。
今はさくらんぼが売れ筋のようでした。
我が町でも、今後大いに参考に頑張りたいと思いました。
人口わずか8000人の町でこれほどの事業が行われているのは、やはり後藤町長の
政治手腕ではないかと感激しました。
来年我が町で開かれる東北大会では、様々なアイディアと企画でもてなしたいと
今からあれこれと考えています。