心配された暴風雪も今のところ大したことはなく、このまま通り過ぎることを祈っています。
ところで、昨日は町にとって大事な会議が二つ開かれました。
一つは町振興計画審議会で、今年度末に計画が終了する現在の第4次計画に代わる第5次計画の内容を審議してもらうものです。
新たに会長に黒沢辰一さん(西馬音内)を選び、事務局から次期計画の素案を示して意見を頂きました。
これまでの計画は10年間にわたる長期計画でしたが、時代の変化の激しい背景から5年間の計画にすることにしました。
町の全ての施策の基本になる計画であり、今回から数値目標を入れ込んだ検証可能な計画となるように工夫をしています。
ともすると、こうした計画は作って終わり、ということがままあつたので実行に移し、目標である「町民が幸せを実感できる町」作りの羅針盤にしたいと思います。
委員からは、喫緊の課題である人口減少問題への対応を書き込むようにとの指摘も頂きました。
今ひとつは、役場若手職員で結成した人口減少対策プロジェクトチームの中間報告会です。
役場の全ての課所長が出席して、4つの部会のリーダーから、13の提案事業と検討中の52事業について説明を受けました。
「羽後町総力祭」というイベントの開催や奨学金制度の創設、羽後町イケメン(ウゴメン)プロジェクトや若者向け住宅政策の新設など、若者らしい提案が出されました。
予算の関係もあり、直ちに来年から実現できるかは今後の検討が必要ですが、来年度もプロジェクトは継続するので、地方創生の「総合戦略」作りにも関わってもらおうと思います。