一昨日のふれあい商店会情報交換会の講師は、秋田経済研究所専務理事所長の松渕 秀和さんで、県経済の現状や人口減少問題、消費税増税、TPPと農業問題など、とても1時間では語り尽くせない程の多岐にわたる問題提起でした。
その中で、特に印象に残ったのは、人口一人当たりの年間消費額が121万円であり、これを羽後町に当てはめると年間約3億6千万円、秋田県全体で157億円の消費が喪失されるという指摘でした。
人口減少で消費が減るのは分かっていたことですが、改めて金額を見ると、影響の大きさを実感します。
その他、日本の財政赤字は危機的な水準にあり、消費税増税は避けて通れないこと。
TPPは、積極的に参加して妥結する方がメリットが大きいこと、などを述べられました。
羽後町には、他市町村にはないくらいの豊富な素材があるので、それらを磨き上げて外に売り出せばまだまだ発展する可能性がある、と激励してもらいました。
恒例の役場職員有志によるイルミネーションが始まりました。
毎年、その年に話題になった図柄を披露してくれますが、今年は子ども達に絶大な人気を誇っている妖怪ウオッチで、人気キャラクターのニャンパチではなく(娘から訂正の指摘が入り)ジバニャンが描かれています。
明日、明後日と猛吹雪の予報が出ていて心配ですが、厳しい寒さの中でホッとする話題です。