先日、湯沢雄勝広域市町村圏組合の関係者で、宮城県登米市の消防防災センターを視察してきました。
広域市町村圏の消防本部が建築後40年以上経過して老朽化しており、耐震基準も満たしていないことから、早急な改築が求められており、当局や議員が一緒に視察して参考にしようとしたものです。
登米市は平成17年に9町が合併して誕生した新市で、消防防災センターは平成20年3月に、約20億の事業費で完成したものです。
消防本部、消防署、防災センターの三つの機能を兼ね備えており、5年前の東日本大震災の時は震度6強の揺れを体験しましたが、免震構造だったためほとんど損傷はなく、電気が復旧するまでの一週間、市の災害対策本部が置かれたそうです。
建設までの経緯や運用の実情なども含めて、参考になるお話を聞くことができました。
広域圏では現在ゴミ焼却センターを建設中で、今年度中に完成する見込みであり、その後に消防本部などの建築に取り掛かることになりますが、具体的な時期や予算などはこれから詰めることになります。