町PTA連合会の講演会が美里音で開かれ、腰塚勇人さんの「命の授業」という感動的な講演を聞いてきました。
腰塚さんは元中学校体育教師でしたが、2002年にスキーで転倒して首の骨を折るという事故に会い、奇跡的に命は取り止めたものの一生寝たきりか車椅子と宣告されました。
しかし、家族や医療スタッフ、職場の同僚、担任の生徒たちの励ましを受け、必死のリハビリで身体に障害を残しながら、わずか4ヶ月で現場に復帰しました。
現在は教師を辞め、その時の経験を元に「命の授業」を全国で行い、今回で1,120回の講演を行なっています。
前日も羽後中、羽後高生一緒に授業を行ない、生徒に命の尊さを訴えたそうです。
私の息子も大学3年生の時に交通事故に遭い、意識不明3ヶ月の末に一命は取り止めましたが、同じように一生寝たきりを宣告されました。
その後、懸命のリハビリで奇跡的に回復し、今は車椅子生活ですが、薬剤師になるという夢に向かって今も東京の予備校で勉強しています。
辛かったそんな自らの体験を思い出しながら、胸にずんと響く講演でした。