9月8日から行なわれていた羽後町議会9月定例議会が昨日で終わり、町が提案していた「鎌鼬美術館」整備事業への補助金565万4千円は、採決の結果、全額削除する修正案が賛成8人、反対7人で可決されました。
賛成、反対双方から6人の議員が討論を行ないましたが、事業を行なうNPO法人「鎌鼬の会」の事業計画や資金計画が不十分であり、補助金の支出は時期尚早であるとの意見がわずかに上回り修正議決となりました。
ただ、事業の必要性は認めており、今後議会で指摘された事項を中心に、NPO法人と話し合いを重ねることにしたいと思います。
それ以外の平成27年度決算や補正予算は全て原案通り可決されました。
また、11月1日に任期満了を迎える高橋道子教育長に代わり、この春まで湯沢南中の校長だった大久保聰氏(60歳、三輪)を任命することに満場一致で同意いただきました。
高橋教育長には学校統合を始めとする町教育行政に、大きな貢献をしてもらい感謝にたえません。
大久保新教育長には、豊富な教育行政や学校現場での経験を生かして、町教育の発展に力を発揮してほしいとお願いしました。