全国町村会(会長、荒木泰臣熊本県嘉島町長)が毎週発行する機関紙「町村週報」に私の随想が載りました。
このコーナーは、毎回全国の町村長が交代で執筆しています。
今回事務局から執筆の依頼があり、題名を、道の駅の運営会社「おも・しぇ」の社是である「近き者説び、遠き者来たる」にしました。
最近の町の地方創生に関する取り組みや、道の駅成功の話題を通じて、「うごく町」として町が活性化している事例が全国発信されました。
人口は減っても、そこに住む人の幸福度を上げ、活気のある町にする事で外の人も来たがる事に、町づくりの意義を見出していると書きました。
人が減ったと嘆いてばかりでは何も始まりません。
先日行われた羽後高校の70周年で記念講演した石垣政和さんのお話で、世の中で役に立たないものに「知識、経験、常識」だというくだりがありました。
極論に聞こえますが、新しい事を始める時にこの3つが邪魔することが確かにあります。私は道の駅構想の実現過程でそれを実感しました。
何事もやってみなければ分かりません。