町内唯一の高校である県立羽後高校(菅原敏紀校長)の教育推進協議会(佐藤安治会長)の総会が行われ、今年半年の羽後高校の取り組みを伺ってきました。
(写真、今年導入された電子黒板を使って説明する菅原校長。全ての取り組みが見える化しています。)
今年4月に赴任して来た菅原校長は高校魅力化にとても熱心で、新しい事を次々に仕掛け、着実に羽後高校が変わりつつある事を実感しました。
例えば、慶応義塾大学から派遣されている大学生を学校に常駐させ、1人1台支給されているタブレットを使って、リモートで大学生達と交流を行っています。
さらに敷地内で原木しいたけを栽培したり、いちご栽培をしている「こまち野」で3万本のいちご苗の定植を手伝ったりして、今後商品開発に結びつくような体験を重視する取り組みをしています。
次に生徒のやりたいを実現するため、学校祭でeスポーツの体験や県内在住のラッパー羅漢さんのコンサートを実施するなど、生徒のモチベーションを上げる取り組みも行っています。
県内で初めてとなる高校での学校給食を実施する方向で、県教委、学校、羽後町の三者での話し合いも進んでいます。
他の学校では実施できないような独自のプログラムが、進路選択の時期にある中学生に伝われば嬉しいですね。