アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2018-03-14 22:27:53 | 絵本
「島ひきおに」(6分)
山下明生:文
梶山敏夫:絵
偕成社:発行
1995.8初版第1刷(700円)

ただ人間と仲良くしたかっただけなのに、結局怖がられて逃げられたオニ。
自分の島と人間の島を引っ付けて仲良くするために、海の中をどれだけ歩き回ったのだろう。
何だか悲しい。

今日の絵本

2018-03-13 22:26:22 | 絵本
「三方一両損」(9分)
宝井琴調:文
ささめやゆき:絵
福音館書店:発行
2016.6初版(1100円)

講談(日本で起きた昔の事件や出来事、活躍した人たちの物語を面白おかしくおしゃべりする芸能)絵本。
江戸時代、町奉行として人気のあった大岡越前のお裁きの話。
その裁きはお見事!
テレビドラマの世界も絵本で読むとまた新鮮だ。

今日の絵本

2018-03-12 22:45:34 | 絵本
「月人石」(1分)
乾千恵:書
谷川俊太郎:文
川島敏生:写真
福音館書店:発行
2003.1こどものとも
2005.1こどものとも傑作集第1刷
2006.1第3刷(800円)

心の扉をあけてごらん
風が昨日を今日につなぐ

素敵な書に谷川俊太郎さんの心に響く言葉。
そしてそこにピッタリとはまる写真。
すごいコラボ!

今日の絵本

2018-03-11 10:17:36 | 絵本
「しんとしずかな、ほん」(2分)
デボラ・アンダーウッド:文
レナータ・リウスカ:絵
江國香織:訳
光村教育図書:発行

しずかさには いろいろ ある。
宇宙で最初に起きた人の静かさ(それはすごい!)
かくれんぼのシーン(静かにしないと見つかっちゃう!)
一番の仲良しには言葉は要らない静かさ(心が通じ合ってればね!)
・・・ってことで
私的に一番のお気に入りな静かさは・・・

可愛い絵が最高の、最後から3つ目の静かさ♡

今日の絵本

2018-03-10 15:51:35 | 絵本
「さんせーい!」(3分半)
宮西達也:作・絵
フレーベル館:発行
2009.8初版第1刷(1200円)

5匹の仲良しオオカミが昼ご飯の相談をしていました。
「みんな今日のお昼は何食べたい?」
ところが、みんな食べたいものはバラバラで・・・・・

宮西達也さんの、このシリーズのオオカミは常に優しい(^^;
あっ、オオカミだけじゃなかったっけ。
絵本では常に強く怖いもの、悪者にされがちな生き物たちが、すごく情のある生き物に描かれる。

今日の絵本

2018-03-09 11:26:04 | 絵本
「ほうまん池のカッパ」(4分半)
椋鳩十:文
赤羽末吉:絵
BL出版:発行
2018.2第1刷(1400円)

種子島にとらまつという力持ちがいた。
魚釣りに出かけたらたくさんのタイを釣り得意顔。
「オレにかなうやつはいない」と豪語してたが、ある日・・・。

大きさが自在に変われるカッパがいたら、そりゃ怖いよね(^^;
とらまつはその後少しは静かになったのかな。

今日の絵本

2018-03-08 21:18:46 | 絵本
「カラスのスッカラ」(3分)
石津ちひろ:作
猫野ぺすか:絵
佼成出版社:発行
2013.5第1刷(1300円)

スッカラが目を覚ましたら、かあさんカラスがどこにもいない。
さびしいスッカラ。
かあさん探しの旅に出る。
「ぼくのかあさん、どこですカァ~?」

出会う生き物たちに、その言葉で聞いてみるスッカラ。
言葉遊びをしながら探した先に、おかあさんはいたのかな?

今日の絵本

2018-03-07 09:21:43 | 絵本
「アナ!アナ!チョコケーキをつくる」(3分)
ドミニク・ローク:作
アレクシ・ドルマル:絵
石津ちひろ:訳
ポプラ社:発行
2014.9第1刷(1100円)

仲良しのぬいぐるみたちとチョコケーキを作ることになったアナ。
みんなで作るのは初めてだけど、ちゃんと作れるのかな?
マンガみたいな絵本。
話もマンガみたいな展開(^^;

*もうすぐホワイトデー。
お返しにチョコケーキに奮闘する人も少なくないでしょうね。

今日の絵本

2018-03-06 23:19:00 | 絵本
「魔法のなべと魔法のたま」(11分)
バルバラ・バルトス-ヘップナー:文
ドゥシャン・カーライ:絵
遠山明子:訳
1990.5第1刷(1300円)

小人が主人公を助けてくれたり、贈り物をしてくれたりする話はたくさんあるけれど、この絵本の小人は・・・?
小人と運命の取引をした教会番の夫婦は果たして得したのか!?損したのか!?
いずれにしても幸せは自分で得るもの・・・ということかな(^^;

今日の絵本

2018-03-05 21:40:50 | 絵本
「路上のおじさん」(5分)
サラ・V:文
クロード・K・デュボワ:絵
おびただす:訳
六耀社:発行
2017.10初版第1刷(1500円)

大都会の一日のはじまり。
子どもたちが学校へ行く時間、路上で寝ていたおじさんも起きだす時間。
そして路上のおじさんの一日は・・・?
最後は少しの交流と、そしてそこから生まれた温かい何かにふと気づかされる。