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雀庵の「常在戦場/62 脅威の中露朝3派連合」

2021-08-05 06:32:32 | 日記
雀庵の「常在戦場/62 脅威の中露朝3派連合」
“シーチン”修一 2.0


【Anne G. of Red Gables/347(2021/8/5/木】当たり前ながら人の能力は様々で、今の日本では大体、能力に応じた仕事・地位に就いている。思うに多くの職場では従業員の能力分布は優10%、良20%、可40%で、この計70%が一人前、主力だ。


その下には不可20%があり、これは教育と訓練で一人前に成長する可能性があるが、さらにその下にはオニモツというか足を引っ張る10%の、夏彦翁の言う「できない坊主」がいる。以上は当たらずとも遠からずだろうが、まあそれなりに適材適所、結構なことだ。


編集・記者という仕事は、同僚を始め顧客や取材先は大卒が多いこともあって、どうも高卒には向かないようだ。小生は「大卒でなくても教えていけば一人前になるだろう」と2人の高卒男子を採用したが、同世代の大卒と比べると能力の差は歴然だった。


大卒が真面目に学問をしたかどうかは知らないが、4年間でそれなりに読書をしたり、モノを書いたり、思考を重ねたり、あーだこーだと議論することにそこそこ慣れている。高卒だとその体験というか知的好奇心とか“学び”が薄い。「この道で行くんだ、編集・記者、出版界以外に我の行く道なし」という目的意識があまり感じられない、即ちあまり成長しない。教養・学問系の読書体験がない、というのは致命的な感じがする。


18歳から22歳、あるいは25歳あたりまでの青春とかモラトリアムをいかに過ごすか、失敗もあるだろうが、結構これが一生を方向付けるのではないかと思う。70翁になってからそれを痛感するより、若い時にそこそこ知っていた方が良さそうだが、知らない方が面白い人生になりそうでもあし・・・でも遠回りのような・・・まあ、何とも言えない。


人生には絶対的な「解」がないからいいのだ、とも言える。「解」を求めるから皆、ヒーヒー言いながら奮闘する、最初から「解」が分かっていたら誰が頑張るものか・・・予選落ちが分かっていたら歯を食いしばって努力しない、「もしかしたら」という夢、目標があるからこそ頑張れるし、頑張ること自体がメダル以上に大きな意味があるとも言えそうだ。


「Boys, be ambitious」を小生は「男は山っ気が大事だ」と解釈していたが、北大によると「(朝日1964/3/16が拡散した)この言葉がクラーク博士のものであることを認めるには、いくつかの無理がありそう」と論評している。「神の恩寵」を確信するピューリタ ン精神から「みんな、頑張って出世しろよ! 見送りありがとう、元気でな!」という挨拶だったようである(初出は博士の離日を見送った第一期生・大島正健博士の著書)。それが時代とともに尾ひれ羽ひれがついて“立派な訓示”になった。悪意はないだろうが、ナンカナーの感じ。


男は「山っ気」、チャレンジ精神をもって前進する。♪休みたいとか、遊びたいとか、そんなこといっぺんでも思うてみろ、そん時は死ね、それが男ぞ! 若者への励ましの言葉だな。 


習近平の夢、世界制覇の夢・・・死屍累々の夢、これって「山っ気」とかチャレンジ精神とは程遠い殺人狂の悪夢でしかない。まるで神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗こと「少年A」。「老人X」は精神疾患、妄想的殺人鬼のよう。


ヒトラーとスターリンが欧州分割で手を結んだ「独ソ不可侵条約秘密議定書」(独ソ密約、1939年)のように、アジア制覇を狙う習近平と、太平洋への出口・北海道を確保したいプーチンが秘密協定を結び、一気に侵攻を開始する・・・小生が中露の立場ならその戦略で行く。子分の北朝鮮も同時に南に侵攻する。悪のトライアングル、自国民がいくら死のうが彼らは伝統的にまったく痛痒を感じない。


この核武装しているトライアングル「悪の3派連合」が一気呵成に押し寄せてきたら・・・尖閣諸島に核ミサイル1発を撃ち込まれ、「次は有人島だ」と威嚇されたら・・・多分、日台は速攻で降伏しかねない。


英国などの欧州勢も豪、米加も撤収するのだろう、自国民は「遠いアジアの戦争に介入して若者を犠牲にするな」となりやすいからだ。政治家は選挙で選ばれるために世論に背を向けられない。それは危急存亡の戦時にあっては民主主義の弱点だろう。


3派連合は戦争に有利な国家体制、独裁体制だ。欧米と違って自由民主人権法治とか国民の生命財産・思想信条を保障するといった価値観がない。独裁国家は戦争や災害で千人万人が死んでも大騒ぎしないし、そもそも不都合なことは隠蔽するから国民は真実がわからない。


南米の先住民族は欧州からやって来たキリスト教徒によって絶滅した。キリスト教徒から見れば異教徒はすべて野獣みたいな蛮族だから容赦しない。豪州タスマニアの先住民アボリジニは英国から島流しになった白人に瞬く間に“駆除”された。戦国時代(16世紀)に来日したポルトガル人宣教師フロイスの日記を見ると、日本人を珍獣のように観察している。


日本人が駆除されなかったのは時が戦国時代で、信長が刀槍弓矢の戦から最新鋭の鉄砲を持ってドンパチやる戦争革命を進めていたからである。堺は鉄砲の世界的生産地だったという。最先端の武器を持っていたから白人の侵略から免れた。


中露朝3派連合の手下どもは保身のためもあって独裁者の言いなり、クチパクである。国民は不都合なことは何も知らされないから、戦死者が多いのかどうかさえも判断できない、ひたすら命令に従うだけである。逆らえば殺される、戦場なら生きて帰れる可能性はあるのだから、ナチスによって収容所に送られたユダヤ人の如く大人しく従う。危機に果敢に立ち向かうのではなくて、危機を避ける、先送りする、日和見する・・・人間はそういうもののようだ。


戦後のどさくさに紛れて2000年ぶりにユダヤ国家を再興したイスラエル人。四国程の地に934万人(神奈川県並)が暮らすが、建国当初は周りは天敵のイスラム教国ばかりだったから核兵器を含めて国防に力を入れている。日本外務省によると――


<軍事力(1)兵役:男子32か月、女子24か月(更に予備役あり)(2)兵力:正規軍16.95万人(陸軍12.6万人、海軍9500人、空軍3.4万人)、予備役46.5万人(陸軍40万人、海軍1万人、空軍5.5万人)>


日本を上回る戦力、抑止力を備えているようだ。戦略家ルトワック曰く――
「イスラエルのテルアビブを訪れてみるとよい。大卒の女性たちも当然のように子供を3人産んでいる。知人の若い女性も4人きょうだいの一人だ。イスラエルは『戦士の文化』を社会的に維持しているのである。彼らは、先進的だが破壊的な現代のイデオロギーには毒されていない。


18歳の若者はフェイスブックへの投稿より軍隊への入隊を欲している。そこで彼らは男らしさ、勇敢さ、チャレンジ精神を試される。女性の半数以上も入隊し、戦闘部隊に参加するものもいる。


イスラエルではハイテク産業が盛んだ。高度なテクノロジーを次々に生み出している。小国ながら数多くのノーベル賞受賞者(平和賞ではない!)を輩出している。


戦略において正しい選択をするのは難しい。しかし、最悪の選択とは『まあ大丈夫だろう』と考え、何の選択も準備もしないことである」


日本の与党は「まあ大丈夫だろう」、野党は「戦争、ダメ、絶対!」、みーんな「最悪の選択」「できない坊主」ばっかり。極東の島国の穏やか過ぎる国民は、ある日突然の大地震、大津波、感染症、土砂崩れ・・・痛い目に遭うと大騒ぎ。最悪の3派連合に核ミサイル1発撃たれたら、これまた大騒ぎして、「人命は国家より重い」とか言って不戦敗、そして亡国。


ユダヤ人は2000年の亡国の民と言われるが、日本は北海道はロシア領、本州・四国は中国領、九州は朝鮮領になり、混血が進んで100年も経てば日本語や日本人は消えているだろう。ユダヤ人にはユダヤ教という強烈なコアがあったから艱難辛苦の末に国家を復活できたが、多神教の日本は脆弱で、「皇統を断たれたら一巻の終わり」になるかも知れない。


建国=国体の確立から2000年・・・奇跡の国ジパングは「戦争しますか、それとも消えますか」の岐路にある。
目安箱:ishiifam@minos.ocn.ne.jp
https://blog.goo.ne.jp/annegoftotopapa4646
まぐまぐID 0001690154「必殺クロスカウンター」


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