雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(99」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/200(2020/10/31/土】「喜怒哀楽」・・・怒と哀は強過ぎない方が良さそうだが、ヂヂイの脳ミソの劣化を抑えるには喜楽をもたらす「感動、驚愕、発見」は効きそうだ。
小生の場合、老化は病気や足腰が弱ることから始まった。胃がん全摘で食事が上手く摂れない、嘔吐、下痢、低血糖による目まい・・・引き籠りになりがちで、刺激が乏しくなり、気分が高揚するからと飲酒量が増え、アル中になり、脳ミソが壊れ、発狂してしまった。最悪パターン・・・
そう言えば4年前の2016年10月29日に発狂して“保護”されたから丸4年だ。「断酒歴4年です」なんて自慢できないが、断酒とママチャリ散歩の効果で体調と脳ミソはそれなりに徐々に正常化してきたのではないかとは思う。狂暴化してきたような感じもするが・・・ウー、ワンッ!
小生のチャリ散歩は、最近は癒し系の散歩というレベルを越えて、「感動、驚愕、発見のための徘徊、探索、冒険」という奇人変人的レベルになってきた感じだ。病膏肓、神ってる! チャリで片道1時間ほどの所では「稲城大橋」「とんもり谷戸」「五力田」「枡形城展望台」「タローの庭」などに魅せられて、「お気に入り」に追加した。
日々ますます意気軒高だが、体力的に1日に3時間が限界だ。それ以上では帰路の途次に救急車の世話になったり、行旅死亡人になったりして社会の迷惑になりかねない。当然、マーキングエリアというか縄張り、シマ、“領土”は限られてくるので、昔買った「マップル首都圏道路地図」を下書きに「ママチャリ散歩境界地図」を創ってみた。伊能忠敬のオツムと体力、根性、好奇心に刺激された面もある。
それによると南北5km(多摩丘陵~武蔵野台地)、東西12km(等々力渓谷~是政橋、多摩川の沿岸)の長方形が「シーチン王国」になる。是政橋の北には「東京競馬場」と「サントリービール工場」があり、ユーミンの「♪中央フリーウェイ」で有名な場所だ。ユーミンは「流星」の気分、小生は「流浪浮浪」の気分。
そう言えば国木田独歩の「武蔵野」シリーズには溝の口(大山街道、かの子の生誕地)も紹介されているが、先だって散歩していたら「おい、爺さん、こっちだ、こっち」と天からの電波を受信し、行ってみたら髙津図書館のある公園に「国木田独歩の碑」があった。
<独歩は明治30年(1897)3月、みぞれまじりの日に溝の口の亀屋に宿泊。『忘れえぬ人々』で亀屋の主人のことを書いています。昭和9年(1934)、亀屋の主人・鈴木久吉の立案で亀屋の前に碑を建てました。題字は文豪・島崎藤村です。その後亀屋は廃業、平成10年に髙津図書館前に移設されました>(トリップアドバイザー)
小生の散歩癖は独歩や荷風の影響も受けているようだ。引き籠りではなく狩猟採集の縄文人とか日本原人のDNAの影響かも知れない。徘徊多動老人。
チャリ散歩は往復で2~3時間だが、ルート(西北、西南、東、南方面)によって移動距離は10~24kmと異なる。ペダルを漕いでいる時も、降りて散策している時も、常に「何だろう、なぜだろう」と考えながら徘徊、探索、冒険し、何かを発見すると感動、驚愕、発見に大きな満足感、エクスタシーを覚える。
最近は夢でも考え続けて、「なるほど、そういうことか」なんて、それなりに「解」が見つかることが結構あり、その度に「脳ミソを休ませた方がいいんじゃないか」とちょっと心配になる。1回の発狂は容赦されても2回目以降は追放されたり・・・キチ〇イにもわずかながらも理性というか、「痛い目に遭った記憶」はある訳で・・・
それはともかくも「感動、驚愕、発見」、これは不老長寿とは言わないまでも「呆け防止」にはかなり効くのではないか。足腰がどうにか動くなら介護福祉施設などに相談して車両を借り、できるだけ自力で散歩、散策したらいい。
先日、両手でペダルを漕ぐ式のスピード用3輪車椅子に追い抜かれたが、ずいぶん気持ち良さそうだった。要は「本人のやる気」が肝心だということ。
96歳の母を看取った経験から言うと、老人は家に引き籠ると刺激がなさ過ぎて、始めはBGM代わりのようなTV依存症、やがて半醒半睡になり、オツムも肉体も急速に劣化する。できるだけ外出して「感動、驚愕、発見」とか読書など思考力に効きそうな「知的刺激」を受けた方がいいと思う。
「認知症の窓」というサイトから。(見出しは小生による)
<ワシントンポスト紙が、カナダのトロントで開催された第31回国際アルツハイマー病協会国際会議(2016年)で発表された研究結果を報じています(2017年には京都で第32回が開催され、78カ国約4000人が参加)。
◆食生活により認知機能が低下する可能性
欧米人の場合、日本人のように魚や大豆製品、米、野菜等を多く食べるのではなく、赤身の肉類や加工肉、精製されてビタミンやミネラルが失われた小麦粉のパン、添加物や油等が多く含まれる加工食品や甘いお菓子を中心とした食生活を送っていることが多く、このような食生活は認知症になりやすいようです。
たとえそのような食生活を送っている人でも、頭を使って脳を刺激し、人との関わりを多く持つ職業に就いている人は、認知症になりにくいという結果が発表されました。
◆対人関係の知的職業は認知症になりにくい
頭を使って人と多く関わる職業に就いていた人たちは、それ以外の職業に就いていた人たちと比べて、記憶力や問題解決能力が低下することなく維持できている傾向があることがわかりました。
認知症になりにくいとされている職業と、なりやすいとされている職業にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回の研究では、認知症になりにくいとされている職業の例としては、医師、弁護士、カウンセラー、ソーシャルワーカー、牧師が挙げられています。いずれも、人と対話をしながら助言や指導、診断等を行う職業です。
◆指示や規則に従うだけの仕事は認知症になりやすい
反対に、認知症になりやすいとされている職業では、他者から指示を受けて単純な労働をする職業で、機械の単純な操作をするオペレーター、一般的な肉体労働者、商店やスーパーのレジ係などの職業が挙げられています。
日常的に物やデータを扱う職業に就いている人よりも、人と多く関わる職業に就いている人の方が、脳に刺激を与え活性化させることができるため、認知症になりにくいようです。
◆脳の機能をできるだけ多く使う
人と対話をして問題解決を図ろうとする職業では、豊富な知識や経験はもちろん、高いコミュニケーション能力が必要とされます。これは、メンタリングとも呼ばれる方法であり、脳の一番複雑な機能を使っているとされています。
日常生活はもちろん、職業以外の趣味やいろいろな活動においても、自分自身の脳の機能をできるだけ多く使えるような機会を持ち、周りの人と多く接していくことを心がけることが大切なのではないでしょうか>
他者との接触は小生には苦手だが、故人を含めて多くの識者の論考、作品を読んで自分なりにあーでもない、こーでもない、と考えるのも、まあ「他者との接触」だろう。
そして「結局はこういうことか」と自分なりに解釈するが、最近では「基本的な価値観が異なる国家とは冷戦であれ熱戦であれ、戦争は避けられない」と確信するようになった。
自由民主人権法治の国民国家における国民の普通の感覚だと「競争はいいが、戦争は避けるべきだ」と当たり前のように思い、そのために「三方一両損」で譲歩することもあるだろうとは思う。
血を流す外交=戦争でなく、血を流さない戦争=外交で国家間の軋轢は軟着陸させた方がいい、というわけだ。多分、これは少なくとも先進国が共有している価値観だろう。2つの世界大戦でうんざりするほど血と涙が流され、「戦争になることだけは避けたい」と多くの人が思っているに違いない。
ところが中共・紅軍は本格的な戦争をしたことがない。1945年の終戦まで蒋介石・国民党軍と戦ったり、時には国共合作(野合)で日本軍と戦ったようだが、基本的に中共・紅軍は戦中は辺境の地で逼塞していた。終戦後にソ連の後押しを得て、「俺にも分け前を貰う権利がある!」と表に出てきたのである。
その後は日本軍の武器を得て蒋介石軍と戦ったが、これは内戦だ。さらにベトナム、ソ連と短期的に衝突したがいずれも戦果と言えるものは何もなかった。今はインドとの小競り合いをしているが、戦争以前の「衝突事件」に過ぎない。
つまり中共は結党の1920年から2020年までの過去100年間、「戦争というリアル」をほとんど経験したことがない。その一方で過去20年間、中共・紅軍は急ピッチで軍拡を進めている。趣味? 世界制覇の為?
日経2019/3/5「中国国防費、7.5%増19.8兆円 強軍路線が鮮明に」から。
<中国政府が5日公表した2019年予算案の国防費(中央政府分)は前年比7.5%増の1兆1898億元(約19兆8千億円)となった。伸び率は前年(8.1%増)を下回ったものの、国内総生産(GDP)成長率目標よりも高い水準。経済成長が鈍化しても軍備増強を急ぐ姿勢が鮮明になった。
【関連記事】中国、成長鈍化でも軍備増強 米に対抗
中国の国防費は米国(約80兆円)に次いで世界第2位の規模で、日本の19年度当初予算案の防衛関係費(5.2兆円)の3.8倍にあたる。李克強首相は政府活動報告で「改革による軍隊強化や科学技術による軍隊振興を踏み込んで推進しなければならない。実践的な軍事訓練の水準を高め、国家の主権・安全・発展の利益を断固守る」と強調した>
毛沢東は「東風が西風を征す!」と欧米列強を赤化する目標を(最初は本気で、後には飾りで)掲げていたが、毛の真似っ乞食の習近平は権力基盤である紅軍を手なずけるために軍事予算を拡大し続けた。素行不良の息子にフェラーリを買い与えて、「サーキットの中で遊んでいろ」と手なずけた感じだ。
支那では大昔から「良い鉄は兵士にならない」と言われるほど、将兵の質は悪かった。ゴロツキ、不良、厄介者の類。今は「安全で楽な仕事で私腹も肥やせる」から高学歴の若者も結構多いらしい。毛沢東の孫も軍人になった。
世界を見渡しても、中共を侵略しようと一瞬でも思う国はゼロだ。本音では付き合いたくないが、商売だから、まあそれなりの距離を置いて付き合っている、というのが実情だろう。ましてや侵略して14億の民を食わせるなんて、そんな奇特な国や国民があるわけない。
つまり中共の軍人に緊張感はない。私腹を肥やすことしか興味がない素行不良の息子は、やがて「サーキット遊びはもう飽きた、フェラーリは街中が良く似合う、お洒落な通りをぶっ飛ばしたい、ドリフトして喝采を浴びたい、許可しないなら暴れまくるぞ! 嫌ならカネを出せ!」となる。
まるで私利私欲で軍事予算にたかる軍閥だ。5戦区あるから5大軍閥、さらに陸海空や基地ごとに派閥などがありそうだから、複雑な人脈網なのだろう。
習近平・中共は余りにも強引な外交、内政で世界の不評を買っており、たとえ孤立しても14億国民経済がそれなりに成り立つ方策を模索しているが、今さら文革時代の50~60年前の貧困生活に戻れるわけがない。
「看中国」10/31によると、10月29日に閉会した「中共第19回中央委員会第5回総会」では、足元の「第14次5カ年計画」の具体的な経済成長策、つまり内需、雇用、投資、貿易などについてはほとんどビジョンを示すことができなかったという。
<10月30日のVoice of America は、香港大学の識者の声をこう伝えている。
「中国が過去20年間に生み出した技術革新と活況は、米国からの資本と技術支援による。計画された経済システム下であろうと(孤立した)100%の内部循環では、革新と競争力が非常に弱くなる。中国の人口が14億人とは言え、国内の科学者や技術者に頼っての技術力だけでは不十分だ」>
前門の“戦狼”中共軍、後門の“虎(ンプ?)”米国連合、習近平・中共はどちらかを選ばなくてはならない。あなたならどーする・・・狼に逆らえば確実に殺される、虎に逆らえば国が危うくなる・・・西太后の光緒帝処分みたいに密かに虎の力を借りて狼のボスを駆除するという手もあるなあ。
追い詰められた毛沢東は一発逆転の文革で甦った。習近平も真似してみたらいい、「大体、我が国は人口が多過ぎる。半分死んでもまだ7億もいる」と。
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/200(2020/10/31/土】「喜怒哀楽」・・・怒と哀は強過ぎない方が良さそうだが、ヂヂイの脳ミソの劣化を抑えるには喜楽をもたらす「感動、驚愕、発見」は効きそうだ。
小生の場合、老化は病気や足腰が弱ることから始まった。胃がん全摘で食事が上手く摂れない、嘔吐、下痢、低血糖による目まい・・・引き籠りになりがちで、刺激が乏しくなり、気分が高揚するからと飲酒量が増え、アル中になり、脳ミソが壊れ、発狂してしまった。最悪パターン・・・
そう言えば4年前の2016年10月29日に発狂して“保護”されたから丸4年だ。「断酒歴4年です」なんて自慢できないが、断酒とママチャリ散歩の効果で体調と脳ミソはそれなりに徐々に正常化してきたのではないかとは思う。狂暴化してきたような感じもするが・・・ウー、ワンッ!
小生のチャリ散歩は、最近は癒し系の散歩というレベルを越えて、「感動、驚愕、発見のための徘徊、探索、冒険」という奇人変人的レベルになってきた感じだ。病膏肓、神ってる! チャリで片道1時間ほどの所では「稲城大橋」「とんもり谷戸」「五力田」「枡形城展望台」「タローの庭」などに魅せられて、「お気に入り」に追加した。
日々ますます意気軒高だが、体力的に1日に3時間が限界だ。それ以上では帰路の途次に救急車の世話になったり、行旅死亡人になったりして社会の迷惑になりかねない。当然、マーキングエリアというか縄張り、シマ、“領土”は限られてくるので、昔買った「マップル首都圏道路地図」を下書きに「ママチャリ散歩境界地図」を創ってみた。伊能忠敬のオツムと体力、根性、好奇心に刺激された面もある。
それによると南北5km(多摩丘陵~武蔵野台地)、東西12km(等々力渓谷~是政橋、多摩川の沿岸)の長方形が「シーチン王国」になる。是政橋の北には「東京競馬場」と「サントリービール工場」があり、ユーミンの「♪中央フリーウェイ」で有名な場所だ。ユーミンは「流星」の気分、小生は「流浪浮浪」の気分。
そう言えば国木田独歩の「武蔵野」シリーズには溝の口(大山街道、かの子の生誕地)も紹介されているが、先だって散歩していたら「おい、爺さん、こっちだ、こっち」と天からの電波を受信し、行ってみたら髙津図書館のある公園に「国木田独歩の碑」があった。
<独歩は明治30年(1897)3月、みぞれまじりの日に溝の口の亀屋に宿泊。『忘れえぬ人々』で亀屋の主人のことを書いています。昭和9年(1934)、亀屋の主人・鈴木久吉の立案で亀屋の前に碑を建てました。題字は文豪・島崎藤村です。その後亀屋は廃業、平成10年に髙津図書館前に移設されました>(トリップアドバイザー)
小生の散歩癖は独歩や荷風の影響も受けているようだ。引き籠りではなく狩猟採集の縄文人とか日本原人のDNAの影響かも知れない。徘徊多動老人。
チャリ散歩は往復で2~3時間だが、ルート(西北、西南、東、南方面)によって移動距離は10~24kmと異なる。ペダルを漕いでいる時も、降りて散策している時も、常に「何だろう、なぜだろう」と考えながら徘徊、探索、冒険し、何かを発見すると感動、驚愕、発見に大きな満足感、エクスタシーを覚える。
最近は夢でも考え続けて、「なるほど、そういうことか」なんて、それなりに「解」が見つかることが結構あり、その度に「脳ミソを休ませた方がいいんじゃないか」とちょっと心配になる。1回の発狂は容赦されても2回目以降は追放されたり・・・キチ〇イにもわずかながらも理性というか、「痛い目に遭った記憶」はある訳で・・・
それはともかくも「感動、驚愕、発見」、これは不老長寿とは言わないまでも「呆け防止」にはかなり効くのではないか。足腰がどうにか動くなら介護福祉施設などに相談して車両を借り、できるだけ自力で散歩、散策したらいい。
先日、両手でペダルを漕ぐ式のスピード用3輪車椅子に追い抜かれたが、ずいぶん気持ち良さそうだった。要は「本人のやる気」が肝心だということ。
96歳の母を看取った経験から言うと、老人は家に引き籠ると刺激がなさ過ぎて、始めはBGM代わりのようなTV依存症、やがて半醒半睡になり、オツムも肉体も急速に劣化する。できるだけ外出して「感動、驚愕、発見」とか読書など思考力に効きそうな「知的刺激」を受けた方がいいと思う。
「認知症の窓」というサイトから。(見出しは小生による)
<ワシントンポスト紙が、カナダのトロントで開催された第31回国際アルツハイマー病協会国際会議(2016年)で発表された研究結果を報じています(2017年には京都で第32回が開催され、78カ国約4000人が参加)。
◆食生活により認知機能が低下する可能性
欧米人の場合、日本人のように魚や大豆製品、米、野菜等を多く食べるのではなく、赤身の肉類や加工肉、精製されてビタミンやミネラルが失われた小麦粉のパン、添加物や油等が多く含まれる加工食品や甘いお菓子を中心とした食生活を送っていることが多く、このような食生活は認知症になりやすいようです。
たとえそのような食生活を送っている人でも、頭を使って脳を刺激し、人との関わりを多く持つ職業に就いている人は、認知症になりにくいという結果が発表されました。
◆対人関係の知的職業は認知症になりにくい
頭を使って人と多く関わる職業に就いていた人たちは、それ以外の職業に就いていた人たちと比べて、記憶力や問題解決能力が低下することなく維持できている傾向があることがわかりました。
認知症になりにくいとされている職業と、なりやすいとされている職業にはどのようなものがあるのでしょうか。
今回の研究では、認知症になりにくいとされている職業の例としては、医師、弁護士、カウンセラー、ソーシャルワーカー、牧師が挙げられています。いずれも、人と対話をしながら助言や指導、診断等を行う職業です。
◆指示や規則に従うだけの仕事は認知症になりやすい
反対に、認知症になりやすいとされている職業では、他者から指示を受けて単純な労働をする職業で、機械の単純な操作をするオペレーター、一般的な肉体労働者、商店やスーパーのレジ係などの職業が挙げられています。
日常的に物やデータを扱う職業に就いている人よりも、人と多く関わる職業に就いている人の方が、脳に刺激を与え活性化させることができるため、認知症になりにくいようです。
◆脳の機能をできるだけ多く使う
人と対話をして問題解決を図ろうとする職業では、豊富な知識や経験はもちろん、高いコミュニケーション能力が必要とされます。これは、メンタリングとも呼ばれる方法であり、脳の一番複雑な機能を使っているとされています。
日常生活はもちろん、職業以外の趣味やいろいろな活動においても、自分自身の脳の機能をできるだけ多く使えるような機会を持ち、周りの人と多く接していくことを心がけることが大切なのではないでしょうか>
他者との接触は小生には苦手だが、故人を含めて多くの識者の論考、作品を読んで自分なりにあーでもない、こーでもない、と考えるのも、まあ「他者との接触」だろう。
そして「結局はこういうことか」と自分なりに解釈するが、最近では「基本的な価値観が異なる国家とは冷戦であれ熱戦であれ、戦争は避けられない」と確信するようになった。
自由民主人権法治の国民国家における国民の普通の感覚だと「競争はいいが、戦争は避けるべきだ」と当たり前のように思い、そのために「三方一両損」で譲歩することもあるだろうとは思う。
血を流す外交=戦争でなく、血を流さない戦争=外交で国家間の軋轢は軟着陸させた方がいい、というわけだ。多分、これは少なくとも先進国が共有している価値観だろう。2つの世界大戦でうんざりするほど血と涙が流され、「戦争になることだけは避けたい」と多くの人が思っているに違いない。
ところが中共・紅軍は本格的な戦争をしたことがない。1945年の終戦まで蒋介石・国民党軍と戦ったり、時には国共合作(野合)で日本軍と戦ったようだが、基本的に中共・紅軍は戦中は辺境の地で逼塞していた。終戦後にソ連の後押しを得て、「俺にも分け前を貰う権利がある!」と表に出てきたのである。
その後は日本軍の武器を得て蒋介石軍と戦ったが、これは内戦だ。さらにベトナム、ソ連と短期的に衝突したがいずれも戦果と言えるものは何もなかった。今はインドとの小競り合いをしているが、戦争以前の「衝突事件」に過ぎない。
つまり中共は結党の1920年から2020年までの過去100年間、「戦争というリアル」をほとんど経験したことがない。その一方で過去20年間、中共・紅軍は急ピッチで軍拡を進めている。趣味? 世界制覇の為?
日経2019/3/5「中国国防費、7.5%増19.8兆円 強軍路線が鮮明に」から。
<中国政府が5日公表した2019年予算案の国防費(中央政府分)は前年比7.5%増の1兆1898億元(約19兆8千億円)となった。伸び率は前年(8.1%増)を下回ったものの、国内総生産(GDP)成長率目標よりも高い水準。経済成長が鈍化しても軍備増強を急ぐ姿勢が鮮明になった。
【関連記事】中国、成長鈍化でも軍備増強 米に対抗
中国の国防費は米国(約80兆円)に次いで世界第2位の規模で、日本の19年度当初予算案の防衛関係費(5.2兆円)の3.8倍にあたる。李克強首相は政府活動報告で「改革による軍隊強化や科学技術による軍隊振興を踏み込んで推進しなければならない。実践的な軍事訓練の水準を高め、国家の主権・安全・発展の利益を断固守る」と強調した>
毛沢東は「東風が西風を征す!」と欧米列強を赤化する目標を(最初は本気で、後には飾りで)掲げていたが、毛の真似っ乞食の習近平は権力基盤である紅軍を手なずけるために軍事予算を拡大し続けた。素行不良の息子にフェラーリを買い与えて、「サーキットの中で遊んでいろ」と手なずけた感じだ。
支那では大昔から「良い鉄は兵士にならない」と言われるほど、将兵の質は悪かった。ゴロツキ、不良、厄介者の類。今は「安全で楽な仕事で私腹も肥やせる」から高学歴の若者も結構多いらしい。毛沢東の孫も軍人になった。
世界を見渡しても、中共を侵略しようと一瞬でも思う国はゼロだ。本音では付き合いたくないが、商売だから、まあそれなりの距離を置いて付き合っている、というのが実情だろう。ましてや侵略して14億の民を食わせるなんて、そんな奇特な国や国民があるわけない。
つまり中共の軍人に緊張感はない。私腹を肥やすことしか興味がない素行不良の息子は、やがて「サーキット遊びはもう飽きた、フェラーリは街中が良く似合う、お洒落な通りをぶっ飛ばしたい、ドリフトして喝采を浴びたい、許可しないなら暴れまくるぞ! 嫌ならカネを出せ!」となる。
まるで私利私欲で軍事予算にたかる軍閥だ。5戦区あるから5大軍閥、さらに陸海空や基地ごとに派閥などがありそうだから、複雑な人脈網なのだろう。
習近平・中共は余りにも強引な外交、内政で世界の不評を買っており、たとえ孤立しても14億国民経済がそれなりに成り立つ方策を模索しているが、今さら文革時代の50~60年前の貧困生活に戻れるわけがない。
「看中国」10/31によると、10月29日に閉会した「中共第19回中央委員会第5回総会」では、足元の「第14次5カ年計画」の具体的な経済成長策、つまり内需、雇用、投資、貿易などについてはほとんどビジョンを示すことができなかったという。
<10月30日のVoice of America は、香港大学の識者の声をこう伝えている。
「中国が過去20年間に生み出した技術革新と活況は、米国からの資本と技術支援による。計画された経済システム下であろうと(孤立した)100%の内部循環では、革新と競争力が非常に弱くなる。中国の人口が14億人とは言え、国内の科学者や技術者に頼っての技術力だけでは不十分だ」>
前門の“戦狼”中共軍、後門の“虎(ンプ?)”米国連合、習近平・中共はどちらかを選ばなくてはならない。あなたならどーする・・・狼に逆らえば確実に殺される、虎に逆らえば国が危うくなる・・・西太后の光緒帝処分みたいに密かに虎の力を借りて狼のボスを駆除するという手もあるなあ。
追い詰められた毛沢東は一発逆転の文革で甦った。習近平も真似してみたらいい、「大体、我が国は人口が多過ぎる。半分死んでもまだ7億もいる」と。