習近平の台湾侵略は間近
“シーチン”修一 2.0
【雀庵の「大戦序章」110/通算542 2022/11/30/水】屋上防水改修工事は11/28に完了し、9月20、21日の台風による甚大被害以来、2か月超の悪戦苦闘は終わった。感無量、自分で自分を褒め癒してやりたいが、アル中だから酒はダメ、絶対!・・・仕方がないから、高尾山に親友の「高尾さん」とハイキングに行ったカミサンに代わって、夕食のバジルソースパスタを作り、早めに風呂に浸かり、アイスクリームで慰労した。トホホホ、まあ、自業自得だから・・・
29日からは台風で壊れた高さ4mのオブジェの修復を開始、雀たちは喜んでいるが、補強を兼ねて白樺風にペンキを塗ることにした。終活は間もなく完了するが、「俺に来年はあるのだろうか」・・・ま、天命に従うだけだ。「入院は嫌だ、自宅で屋上庭園を見ながら成仏したい」とカミサンに言っておかなければならない。老人の臓器提供って役に立つなら結構だが・・・
一寸先は闇。天国か地獄か、人生も国運もなかなか先は読めない。台湾の統一地方選挙は与党・民進党のボロ負けで、蔡英文総統は「党主席辞任」を表明した。2年後の総選挙で野党・国民党に勝てる党主席を選んでおこう、ということだ。自由民主独立を大事にする、ややリベラル系の民進党(本省人)だから、蒋介石流強権独裁志向の国民党(外省人)に政権を絶対に渡したくないというのは当然だ。
しかし、習近平・中共としては、2年後に国民党が台湾の政権を取ると、かなりマズイのではないか。蒋介石の国民党の政策は昔から行き当たりばったりで、自己保身が強く、私利私欲が最優先であり、毛沢東・中共軍に押しまくられて本土から台湾に逃れ、台湾人を殺しまくってきた歴史がある。国民党はお得意の「国共合作」で習近平・中共とのWinWinを進めるだろうし、国民党は中共に台湾を“売り渡す”無血開城さえしかねない政党だ。
こんな柔な国民党・台湾では“毛沢東コンプレックス”の習近平が「厳しい戦争で勝利する、勝利して祖国を統一する、毛沢東と並ぶ」という夢が見果てぬ夢で終わってしまう。
つまり習近平は、蔡英文・民進党政権の残り2年のうちに何が何でも台湾を武力侵攻、併呑しなければならないということ。ウクライナに襲いかかったプーチンはスターリンを目指し、習近平は台湾、さらに日本を襲って毛沢東を目指すのだ。
毛沢東による「中国人民解放軍宣言」(1947年10月)から。
<本軍の全指揮員、戦闘員の同志諸君! 我々は今、我が国の革命史上もっとも重要で最も光栄な任務を担っている。我々は自己の任務を果たすために積極的に努力しなければならない。我が偉大な祖国がいつになれば暗黒から光明に転ずることができるか、我が愛する同胞がいつになれば人間らしい生活を営み、自己の意志によって自己の政府を選ぶことができるか、それはひとえに我々の努力にかかっている。
我が全軍の将兵は、軍事能力を高めて、必勝の戦争の中で勇猛果敢に前進し、全ての敵を断固として、徹底的に、きれいに残らず、殲滅しなければならない。自覚性を高めて、誰もが敵を殲滅し、民衆を奮起させるという二つの力を身につけ、大衆と緊密に団結し、新しい解放区を強固な解放区に急速に築き上げなければならない。
規律性を強めて、断固として命令を遂行し、政策を遂行し、三大規律・八項注意を推進し、軍民の一致、軍政の一致、全軍の一致を図らなければならず、規律違反のいかなる現象もあってはならない。
我が全軍の将兵は、我々が偉大な人民解放軍であり、偉大な中国共産党の指導する軍隊であることを常に銘記していなければならない。絶えず党の指示を守っていく限り、我々は必ず勝利する。蒋介石を打倒せよ!>
当時の毛沢東は54歳、タニマチのスターリン以外は怖いものなし、脂がのって元気いっぱいだった。習近平は69歳・・・戦狼か戦老か? 年齢はともかく、習が台湾を襲うのは今がチャンスである。何故か?
蒋介石の末裔である台湾国民党は戦う意志はゼロ、無血開城して習近平に抱き着くだけだ。21世紀の毛沢東になりたい習近平は台湾民進党を武力で打倒して台湾を“解放”し、併呑しなければ建国の父・毛と並ぶ偉大なる領袖にはなれない。習近平の夢は「世界帝国」であり、台湾攻略はホップ、日本併呑はステップ、アジア制覇はジャンプだろう。
いずこの国にも台湾国民党のような親中派はいる。G7の先進諸国はプーチン・ロシア対応で右往左往し、アカ政権のドイツは中共に擦り寄り始めた。「対立するより仲良くした方がいい、中国もそう思っているだろう」と考える(考えたい)人々は結構多いのだ。(善人面をしているが多分、勉強不足の無知蒙昧)
多くは容共左派だが、14億の中共市場やチャイナマネーによる投資に食指を動かされている私利私欲の人、銭ゲバも多い。それでは亡国になりかねないと16年前の日本でも警鐘を鳴らす論客はいた。以下「中国迎合内閣は国を売る」を転載する。
<次の内閣は中国共産党の言いなりの日本になるか、独立を維持できるかを決定する内閣となるという点で瀬戸際に立たされる。誰が次期総理になるにしろ「君、国を売り給うことなかれ」である。
私はNHK記者として日中国交正常化に立会い、外相秘書官としては日中平和友好条約の締結交渉に携わった。周恩来、華国鋒、トウ小平、廖承志らの謦咳に接した。心底「日中友好」を祈念して来た。しかしいまや「騙された」その責任は重大、と謝罪せざるを得ない。すでに齢70、死んでも死に切れない。
1972年5月の田中内閣成立までの中国政府の日本政府非難は聞くに堪えない苛烈なものであった。池田内閣も佐藤内閣も中国との関係正常化無しにアジアの安定はあり得ないことは当然承知していた。それぞれがそれなりに心を砕いていたのを見ている。それなのに「保守反動勢力」という呼び捨て方は心胆を寒からしめて十分だった。
ところが公明党が中国と往来するのと前後して田中角栄内閣が成立すると日本非難をぱたりとやめ、こちらが何もいいださないうちから「戦争賠償は請求しない」などと言い出し、就任早々の田中首相を北京に招き入れることに成功したのであった。北京秋天。日中友好万歳。人民大会堂でマオタイ酒に酔った角さんをまざまざと思い出す。
東京を初めて訪れたトウ小平は天皇陛下への拝謁後は態度を急変、1歩下がって敬意を表したではないか。大阪への新幹線に乗って「これから行う4つの現代化を激励されているみたいだ」という趣旨の甘言を弄したではないか。福田康夫氏はその時総理首席秘書官として現認したはずだ。
少なくとも共産党中国が今日の発展を具現することが出来たのは戦後の困難を乗り越えた現代日本の物心両面に亘る協力があったからこそだ。それを否定できるほどの歴史音痴は中国首脳にはないはずだ。
それなのに今日の中国は靖国神社否定を要求し、まるで属国扱いだ。日中友好に我々は騙されたのだ。応じれば今度は憲法改正に絡んでくること間違いない。
彼らの要求は経済的、儀礼的な問題ではなく、まさに日本を自分たちの言いなりになる国だと世界に示すための威嚇運動以外の何物でもない。これに応えようとする福田康夫氏を総理にしては絶対駄目。安倍晋三しかない>
「夕刊フジ」2006年5月3日付の渡部亮次郎氏の論稿である。16年経っても日本や世界では中共擁護派はまだまだいて、ようやく懐疑派が増えてきた印象。アカは宗教とそっくりだから「棄教」はなかなか容易には進まないのだ。プーチンのウクライナ侵略でアカの危険性が大いに理解されるようになったが、中共の危険性もあらゆる場で広めていかなければならない。蟷螂の斧でも数が増えれば巨大な怪獣を倒せる。当面は朝日、毎日、東京/中日などのアカメディアを叩くべし。既に斜陽か?
・・・・・・・・・・・・・・
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【雀庵の「大戦序章」110/通算542 2022/11/30/水】屋上防水改修工事は11/28に完了し、9月20、21日の台風による甚大被害以来、2か月超の悪戦苦闘は終わった。感無量、自分で自分を褒め癒してやりたいが、アル中だから酒はダメ、絶対!・・・仕方がないから、高尾山に親友の「高尾さん」とハイキングに行ったカミサンに代わって、夕食のバジルソースパスタを作り、早めに風呂に浸かり、アイスクリームで慰労した。トホホホ、まあ、自業自得だから・・・
29日からは台風で壊れた高さ4mのオブジェの修復を開始、雀たちは喜んでいるが、補強を兼ねて白樺風にペンキを塗ることにした。終活は間もなく完了するが、「俺に来年はあるのだろうか」・・・ま、天命に従うだけだ。「入院は嫌だ、自宅で屋上庭園を見ながら成仏したい」とカミサンに言っておかなければならない。老人の臓器提供って役に立つなら結構だが・・・
一寸先は闇。天国か地獄か、人生も国運もなかなか先は読めない。台湾の統一地方選挙は与党・民進党のボロ負けで、蔡英文総統は「党主席辞任」を表明した。2年後の総選挙で野党・国民党に勝てる党主席を選んでおこう、ということだ。自由民主独立を大事にする、ややリベラル系の民進党(本省人)だから、蒋介石流強権独裁志向の国民党(外省人)に政権を絶対に渡したくないというのは当然だ。
しかし、習近平・中共としては、2年後に国民党が台湾の政権を取ると、かなりマズイのではないか。蒋介石の国民党の政策は昔から行き当たりばったりで、自己保身が強く、私利私欲が最優先であり、毛沢東・中共軍に押しまくられて本土から台湾に逃れ、台湾人を殺しまくってきた歴史がある。国民党はお得意の「国共合作」で習近平・中共とのWinWinを進めるだろうし、国民党は中共に台湾を“売り渡す”無血開城さえしかねない政党だ。
こんな柔な国民党・台湾では“毛沢東コンプレックス”の習近平が「厳しい戦争で勝利する、勝利して祖国を統一する、毛沢東と並ぶ」という夢が見果てぬ夢で終わってしまう。
つまり習近平は、蔡英文・民進党政権の残り2年のうちに何が何でも台湾を武力侵攻、併呑しなければならないということ。ウクライナに襲いかかったプーチンはスターリンを目指し、習近平は台湾、さらに日本を襲って毛沢東を目指すのだ。
毛沢東による「中国人民解放軍宣言」(1947年10月)から。
<本軍の全指揮員、戦闘員の同志諸君! 我々は今、我が国の革命史上もっとも重要で最も光栄な任務を担っている。我々は自己の任務を果たすために積極的に努力しなければならない。我が偉大な祖国がいつになれば暗黒から光明に転ずることができるか、我が愛する同胞がいつになれば人間らしい生活を営み、自己の意志によって自己の政府を選ぶことができるか、それはひとえに我々の努力にかかっている。
我が全軍の将兵は、軍事能力を高めて、必勝の戦争の中で勇猛果敢に前進し、全ての敵を断固として、徹底的に、きれいに残らず、殲滅しなければならない。自覚性を高めて、誰もが敵を殲滅し、民衆を奮起させるという二つの力を身につけ、大衆と緊密に団結し、新しい解放区を強固な解放区に急速に築き上げなければならない。
規律性を強めて、断固として命令を遂行し、政策を遂行し、三大規律・八項注意を推進し、軍民の一致、軍政の一致、全軍の一致を図らなければならず、規律違反のいかなる現象もあってはならない。
我が全軍の将兵は、我々が偉大な人民解放軍であり、偉大な中国共産党の指導する軍隊であることを常に銘記していなければならない。絶えず党の指示を守っていく限り、我々は必ず勝利する。蒋介石を打倒せよ!>
当時の毛沢東は54歳、タニマチのスターリン以外は怖いものなし、脂がのって元気いっぱいだった。習近平は69歳・・・戦狼か戦老か? 年齢はともかく、習が台湾を襲うのは今がチャンスである。何故か?
蒋介石の末裔である台湾国民党は戦う意志はゼロ、無血開城して習近平に抱き着くだけだ。21世紀の毛沢東になりたい習近平は台湾民進党を武力で打倒して台湾を“解放”し、併呑しなければ建国の父・毛と並ぶ偉大なる領袖にはなれない。習近平の夢は「世界帝国」であり、台湾攻略はホップ、日本併呑はステップ、アジア制覇はジャンプだろう。
いずこの国にも台湾国民党のような親中派はいる。G7の先進諸国はプーチン・ロシア対応で右往左往し、アカ政権のドイツは中共に擦り寄り始めた。「対立するより仲良くした方がいい、中国もそう思っているだろう」と考える(考えたい)人々は結構多いのだ。(善人面をしているが多分、勉強不足の無知蒙昧)
多くは容共左派だが、14億の中共市場やチャイナマネーによる投資に食指を動かされている私利私欲の人、銭ゲバも多い。それでは亡国になりかねないと16年前の日本でも警鐘を鳴らす論客はいた。以下「中国迎合内閣は国を売る」を転載する。
<次の内閣は中国共産党の言いなりの日本になるか、独立を維持できるかを決定する内閣となるという点で瀬戸際に立たされる。誰が次期総理になるにしろ「君、国を売り給うことなかれ」である。
私はNHK記者として日中国交正常化に立会い、外相秘書官としては日中平和友好条約の締結交渉に携わった。周恩来、華国鋒、トウ小平、廖承志らの謦咳に接した。心底「日中友好」を祈念して来た。しかしいまや「騙された」その責任は重大、と謝罪せざるを得ない。すでに齢70、死んでも死に切れない。
1972年5月の田中内閣成立までの中国政府の日本政府非難は聞くに堪えない苛烈なものであった。池田内閣も佐藤内閣も中国との関係正常化無しにアジアの安定はあり得ないことは当然承知していた。それぞれがそれなりに心を砕いていたのを見ている。それなのに「保守反動勢力」という呼び捨て方は心胆を寒からしめて十分だった。
ところが公明党が中国と往来するのと前後して田中角栄内閣が成立すると日本非難をぱたりとやめ、こちらが何もいいださないうちから「戦争賠償は請求しない」などと言い出し、就任早々の田中首相を北京に招き入れることに成功したのであった。北京秋天。日中友好万歳。人民大会堂でマオタイ酒に酔った角さんをまざまざと思い出す。
東京を初めて訪れたトウ小平は天皇陛下への拝謁後は態度を急変、1歩下がって敬意を表したではないか。大阪への新幹線に乗って「これから行う4つの現代化を激励されているみたいだ」という趣旨の甘言を弄したではないか。福田康夫氏はその時総理首席秘書官として現認したはずだ。
少なくとも共産党中国が今日の発展を具現することが出来たのは戦後の困難を乗り越えた現代日本の物心両面に亘る協力があったからこそだ。それを否定できるほどの歴史音痴は中国首脳にはないはずだ。
それなのに今日の中国は靖国神社否定を要求し、まるで属国扱いだ。日中友好に我々は騙されたのだ。応じれば今度は憲法改正に絡んでくること間違いない。
彼らの要求は経済的、儀礼的な問題ではなく、まさに日本を自分たちの言いなりになる国だと世界に示すための威嚇運動以外の何物でもない。これに応えようとする福田康夫氏を総理にしては絶対駄目。安倍晋三しかない>
「夕刊フジ」2006年5月3日付の渡部亮次郎氏の論稿である。16年経っても日本や世界では中共擁護派はまだまだいて、ようやく懐疑派が増えてきた印象。アカは宗教とそっくりだから「棄教」はなかなか容易には進まないのだ。プーチンのウクライナ侵略でアカの危険性が大いに理解されるようになったが、中共の危険性もあらゆる場で広めていかなければならない。蟷螂の斧でも数が増えれば巨大な怪獣を倒せる。当面は朝日、毎日、東京/中日などのアカメディアを叩くべし。既に斜陽か?
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