首位の広島がホームで3-0の快勝
前半、広島がボールを支配するなかで、佐藤寿人がPA内で絶妙なボールの受け方をすると、札幌DFはたまらずファウルを犯し、PK。これを森崎浩二が決めて、先制。
さらに、青山からのロングパスに佐藤寿人が抜け出してノートラップからのシュートでネットを揺らして2点目。前半を2点リードで折り返す。
後半も広島ペースで試合が進み、チャンスを作り続けると、後半終盤にCKから水本がヘディングシュートを決めてダメ押しの3点目。危なげなく試合終了。
やはり、首位と最下位の違いか同じ3-6-1で臨んだ両チームだけど差は明らかだったね。
序盤から積極的なプレスに行く札幌に対して、広島は慌てることなくボールを回して札幌のプレスをかわし、チャンスを窺う。サイドがムリなら中央からと多彩なボール回しで札幌を圧倒していたよね。前半を2-0で折り返すと後半は広島が一方的な展開。
守備と攻撃が相互に連動しているから、ボールを奪取してからのカウンターもそれぞれがスペースに走りこんでチャンスを作り出せるし、攻撃中も守備を意識しているから札幌のクリアボールをことごとく拾えるのだね。おそらくボール支配率でいったら8-2で広島くらいだったんじゃないかな
寿人がゴールを決めてのホームで3-0ということで、残り3節、優勝に向けて弾みがついた勝利になったね