
2016年4月23日公開 アメリカ 109分
動物たちが高度な文明社会を築いた世界。各々の動物たちには決められた役割があり、農場でニンジン作りに従事するのがウサギの務めだったが、ウサギの女の子ジュディ(声:ジニファー・グッドウィン)は、サイやゾウ、カバといった大きくて強い動物だけがなれる警察官に憧れていた。キツネのギデオン・グレイに苛められ、両親に心配されながらも15年後、彼女は警察学校をトップの成績で卒業し、史上初のウサギの警察官として希望に胸を膨らませて大都会ズートピアにやってきた。しかしスイギュウの署長ボゴ(イドリス・エルバ)は、ジュディの能力を認めず、駐車違反の取締を命じる。なんとかして認められようと奮闘するジュディは、キツネの詐欺師ニック(ジェイソン・ベイトマン)と出会い、ひょんなことからニックとともにカワウソの行方不明事件を追うことになるが・・・。
「ズートピア」は肉食動物と草食動物が共存する巨大都市で、市内は気候や住民別に12のエリアに分かれているという設定です。動物は擬人化されていますがオオカミの遠吠えなどの基本の習性は踏襲されています。
ゾウの店で巨大アイスキャンディーの販売を拒否されるキツネの親子ニックとフィニックを見かねて助けたジュディは、その後すぐに2人が親子ではなくアイス転売の詐欺師と知り憤慨してニックを問い詰めますが逆に自分を否定され落ち込みます。駐車違反の仕事に対する市民の目は冷たく、花屋の強盗事件の犯人を捕まえてもボゴに危険な追跡をしたと咎められるジュディですが、ベルウェザー副市長が助け船を出してくれて、カワウソのエミットの捜索をすることになります。
渡されたたった一枚の捜査資料の写真を手がかりに、ジュディはニックを脱税の証拠で脅して協力させます。このやりとりはずる賢いとされるキツネ顔負けの手口だわ
手掛かりを追う二人は、過去にニックが詐欺を働いた闇のボス、トガリネズミのミスター・ビッグ(体とネームのアンバランスがユニーク
)に捕まりますが、彼の娘がジュディに助けられていたことが分かり逆に協力を得て、目撃者である運転手のマンチャスに会いにいきます。しかし突然彼が凶暴化し襲われてしまうの。
更にボゴにクビを言い渡されるもののニックに救われたジュディは、彼もまた偏見に苦しめられていることを知ります。(ニックは子供の頃、ジュニアレンジャースカウトの仲間からキツネは信用できないと苛められたトラウマから夢を捨て世間のイメージ通りの生き方をしていたのです。)
ニックは交通カメラでマンチャスの行方を追うことを考え付き、シンリンオオカミの元へ向かった二人は、凶暴化した15人がライオンハート市長の指示で収容されているのを発見します。凶暴化の原因がわからず市民を混乱させないために収容していたというのですが、これが元で市長は解任され副市長が代わりを務めることに・・・あれあれ~~
行方不明事件を解決したジュディですが、記者会見で無意識の内に肉食動物に対する差別的発言をしてニックに絶縁され、世論もズートピアから肉食動物を追い出す方向へ傾いていきます。自分の中にも差別や偏見があったことに気付き、心無い発言が町を混乱に陥れたことを後悔したジュディは警官を辞め故郷へ帰ります。
傷心を抱えて実家の手伝いをするジュディの前に、かつてのいじめっ子・ギデオンが現れます。昔の自分を反省し、今ではジュディの両親と仕事仲間でもある彼を見て、人は変わることが出来ると教わったジュディ。
更に肉食動物の凶暴化の原因が毒を持つ花にあることに気付いたジュディはズートピアに戻りニックに過ちを詫び再び事件解決への協力を求めるのです。
事件の黒幕は、日頃から草食動物を虐げる肉食動物への恨みが募っていたベルウェザーでした。肉食動物たちを凶暴化させることで、世間が彼らに恐怖を抱くよう仕向けたのです。
事件は解決、解毒剤により被害者たちも元に戻ります。
キツネ初の警察官となったニックはジュディと初仕事。二人は良いコンビだね。
偏見や差別を乗り越え、信じれば夢は叶うサクセスストーリーでもあります
動物たちが高度な文明社会を築いた世界。各々の動物たちには決められた役割があり、農場でニンジン作りに従事するのがウサギの務めだったが、ウサギの女の子ジュディ(声:ジニファー・グッドウィン)は、サイやゾウ、カバといった大きくて強い動物だけがなれる警察官に憧れていた。キツネのギデオン・グレイに苛められ、両親に心配されながらも15年後、彼女は警察学校をトップの成績で卒業し、史上初のウサギの警察官として希望に胸を膨らませて大都会ズートピアにやってきた。しかしスイギュウの署長ボゴ(イドリス・エルバ)は、ジュディの能力を認めず、駐車違反の取締を命じる。なんとかして認められようと奮闘するジュディは、キツネの詐欺師ニック(ジェイソン・ベイトマン)と出会い、ひょんなことからニックとともにカワウソの行方不明事件を追うことになるが・・・。
「ズートピア」は肉食動物と草食動物が共存する巨大都市で、市内は気候や住民別に12のエリアに分かれているという設定です。動物は擬人化されていますがオオカミの遠吠えなどの基本の習性は踏襲されています。

ゾウの店で巨大アイスキャンディーの販売を拒否されるキツネの親子ニックとフィニックを見かねて助けたジュディは、その後すぐに2人が親子ではなくアイス転売の詐欺師と知り憤慨してニックを問い詰めますが逆に自分を否定され落ち込みます。駐車違反の仕事に対する市民の目は冷たく、花屋の強盗事件の犯人を捕まえてもボゴに危険な追跡をしたと咎められるジュディですが、ベルウェザー副市長が助け船を出してくれて、カワウソのエミットの捜索をすることになります。
渡されたたった一枚の捜査資料の写真を手がかりに、ジュディはニックを脱税の証拠で脅して協力させます。このやりとりはずる賢いとされるキツネ顔負けの手口だわ

手掛かりを追う二人は、過去にニックが詐欺を働いた闇のボス、トガリネズミのミスター・ビッグ(体とネームのアンバランスがユニーク


ニックは交通カメラでマンチャスの行方を追うことを考え付き、シンリンオオカミの元へ向かった二人は、凶暴化した15人がライオンハート市長の指示で収容されているのを発見します。凶暴化の原因がわからず市民を混乱させないために収容していたというのですが、これが元で市長は解任され副市長が代わりを務めることに・・・あれあれ~~

行方不明事件を解決したジュディですが、記者会見で無意識の内に肉食動物に対する差別的発言をしてニックに絶縁され、世論もズートピアから肉食動物を追い出す方向へ傾いていきます。自分の中にも差別や偏見があったことに気付き、心無い発言が町を混乱に陥れたことを後悔したジュディは警官を辞め故郷へ帰ります。
傷心を抱えて実家の手伝いをするジュディの前に、かつてのいじめっ子・ギデオンが現れます。昔の自分を反省し、今ではジュディの両親と仕事仲間でもある彼を見て、人は変わることが出来ると教わったジュディ。

事件の黒幕は、日頃から草食動物を虐げる肉食動物への恨みが募っていたベルウェザーでした。肉食動物たちを凶暴化させることで、世間が彼らに恐怖を抱くよう仕向けたのです。
事件は解決、解毒剤により被害者たちも元に戻ります。
キツネ初の警察官となったニックはジュディと初仕事。二人は良いコンビだね。
偏見や差別を乗り越え、信じれば夢は叶うサクセスストーリーでもあります
