
2016年9月1日公開 アメリカ 130分
華麗でド派手なイリュージョンショーで不正に搾取された金を奪い、世間から喝采を浴びるイリュージョニスト集団「フォー・ホースメン」。新たなミッションは巨大IT企業の個人情報売買の暴露。しかし、天才エンジニア、ウォルター・メイブリー(ダニエル・ラドクリフ)に阻止されてしまう。その裏にはホースメンを利用して世界を大混乱に陥れる陰謀があった。全てのトリックを破る科学の前になす術もなく徐々に追い詰められるホースメン。だが。最終決戦の地ロンドンで一発逆転のスーパーイリュージョンを企てる。
マジシャン集団とFBIの攻防を描いた「グランド・イリュージョン」の続編です。
リーダーのダニエル(ジェシー・アイゼンバーグ)やメンタリストのメリット(ウディ・ハレルソン)、カードマジシャンのジャック(デイヴ・フランコ)は前作と同じですが、女性メンバーを演じたアイラ・フィッシャーが妊娠のため降板していて、代わりにルーラ(リジー・キャプラン)が加わっています。
前作から一年後の設定で、世間から身を隠しながら秘密結社「アイ」からの指示を待っていた彼らの我慢に限界がきてます。そりゃ~若いもんな~
特に目立ちたがりのダニエル君は勝手に「アイ」とコンタクトをとっちゃうし・・これが本当の「アイコンタクト」って駄洒落かい
ところで、FBI捜査官のディラン(マーク・ラファロ)は、今回早々と5人目のホースメンとして登場
するのですが、IT企業の陰謀を暴露するためのショーを何者かに妨害された後、メンバーと別行動を余儀なくされるの
ホースメンはIT企業の創設者の一人で死んだとされているウォルターによって拉致され、マカオにいます。(最近のアメリカ映画は中国資本頼みなのか、ロケーションや俳優など露骨なんだよね~~
)
ウォルターは個人情報を抜き取るチップは自分が開発したと主張し取り戻すために協力しろと迫ります。思惑もあり引き受けることにしたメンバーはチップ奪回のための作戦を練り、マカオ随一のマジック商店へ買い出しに
女主人とその孫のリー(ジェイ・チョウ)が彼らに協力します。
実はウォルターは大富豪トレスラー(マイケル・ケイン)の庶子で、父親の復讐のために彼らを罠に嵌めるのですが、窮地に陥ったダニエルを救ったのはサディアス(モーガン・フリーマン)と手を組んだディランです。
前作では父の仇だと思い込みサディアスを嵌めたディランでしたが、実はサディアスと父は良きライバルであり親交が深かったことも判明。「アイ」は実在し、リーたちがメンバーであることも明かされます。でも、父の死が単なる事故とは思えないんですが・・・というわけで、まだ物語は続きそう
トレスラー父子に捕まり、トラウマの金庫(父親が亡くなった時のもの)に閉じ込められ海中に沈んだディランは、奥の手を使い脱出したものの意識を失ってしまいます。その彼を助けたのがホースメン。そしてファイブ・ホースメンは逆襲に転じます。
飛行機のシーンはでも「あぁ、これきっと・・・・」と思ってしまったので、前作ほどの意外性はなかったのだけど、それでも大晦日のロンドンを舞台にした大がかりなマジックショーは華やかで楽しかったです。
特に雨を逆さに降らせるシーンは幻想的で美しかったなぁ
そして今回はディランも鏡や布、火を使ったマジックを繰り出して戦います。マジシャンの面目躍如といったところでしょうか(そもそも戦いの場に前もって種を仕込むなんて無理な気がするけど、深く考えるのは止めましょう
)
彼らに企みを全世界的に暴露されてしまったトレスラーが、それまで持ち上げていた庶子の息子を冷たく突き放す場面が個人的にはツボでした。そっか~~ウォルターはファザコンだったのか
華麗でド派手なイリュージョンショーで不正に搾取された金を奪い、世間から喝采を浴びるイリュージョニスト集団「フォー・ホースメン」。新たなミッションは巨大IT企業の個人情報売買の暴露。しかし、天才エンジニア、ウォルター・メイブリー(ダニエル・ラドクリフ)に阻止されてしまう。その裏にはホースメンを利用して世界を大混乱に陥れる陰謀があった。全てのトリックを破る科学の前になす術もなく徐々に追い詰められるホースメン。だが。最終決戦の地ロンドンで一発逆転のスーパーイリュージョンを企てる。
マジシャン集団とFBIの攻防を描いた「グランド・イリュージョン」の続編です。
リーダーのダニエル(ジェシー・アイゼンバーグ)やメンタリストのメリット(ウディ・ハレルソン)、カードマジシャンのジャック(デイヴ・フランコ)は前作と同じですが、女性メンバーを演じたアイラ・フィッシャーが妊娠のため降板していて、代わりにルーラ(リジー・キャプラン)が加わっています。
前作から一年後の設定で、世間から身を隠しながら秘密結社「アイ」からの指示を待っていた彼らの我慢に限界がきてます。そりゃ~若いもんな~


ところで、FBI捜査官のディラン(マーク・ラファロ)は、今回早々と5人目のホースメンとして登場


ホースメンはIT企業の創設者の一人で死んだとされているウォルターによって拉致され、マカオにいます。(最近のアメリカ映画は中国資本頼みなのか、ロケーションや俳優など露骨なんだよね~~

ウォルターは個人情報を抜き取るチップは自分が開発したと主張し取り戻すために協力しろと迫ります。思惑もあり引き受けることにしたメンバーはチップ奪回のための作戦を練り、マカオ随一のマジック商店へ買い出しに

実はウォルターは大富豪トレスラー(マイケル・ケイン)の庶子で、父親の復讐のために彼らを罠に嵌めるのですが、窮地に陥ったダニエルを救ったのはサディアス(モーガン・フリーマン)と手を組んだディランです。
前作では父の仇だと思い込みサディアスを嵌めたディランでしたが、実はサディアスと父は良きライバルであり親交が深かったことも判明。「アイ」は実在し、リーたちがメンバーであることも明かされます。でも、父の死が単なる事故とは思えないんですが・・・というわけで、まだ物語は続きそう

トレスラー父子に捕まり、トラウマの金庫(父親が亡くなった時のもの)に閉じ込められ海中に沈んだディランは、奥の手を使い脱出したものの意識を失ってしまいます。その彼を助けたのがホースメン。そしてファイブ・ホースメンは逆襲に転じます。

飛行機のシーンはでも「あぁ、これきっと・・・・」と思ってしまったので、前作ほどの意外性はなかったのだけど、それでも大晦日のロンドンを舞台にした大がかりなマジックショーは華やかで楽しかったです。
特に雨を逆さに降らせるシーンは幻想的で美しかったなぁ

そして今回はディランも鏡や布、火を使ったマジックを繰り出して戦います。マジシャンの面目躍如といったところでしょうか(そもそも戦いの場に前もって種を仕込むなんて無理な気がするけど、深く考えるのは止めましょう

彼らに企みを全世界的に暴露されてしまったトレスラーが、それまで持ち上げていた庶子の息子を冷たく突き放す場面が個人的にはツボでした。そっか~~ウォルターはファザコンだったのか
