子供の頃の思い出(その4)「生まれて初めて見たバナナ・ワニ園」
私が生まれて初めて見た「バナナとワニ」は、開園前(試行運用中)の伊豆熱川温泉「熱川バナナワニ園」でした
当園の開園は、1958年(昭和33年)9月20日。 丁度このとき私は、小学校5年生でした。
①開園前(試行運用中)の伊豆熱川温泉「熱川バナナワニ園」(小学校4年生頃)の話
週末になると「東海バス」に乗り、バナナワニ園の近くに住んでいた「お爺ちゃん」の家に遊びに行っていました
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お爺ちゃんは、夏みかん畑の作業小屋に出没する「大きな野ねずみ」に悩まされていました
←熱川バナナワニ園・開園前当時の思い出
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お爺ちゃんは、「ねずみ獲り(バンナ)」にサツマ芋をつるし、本当によく太った大きな「野ねずみ」をたくさん捕獲していました
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園長さんと知り合いのお爺ちゃんは、週末私の来るのを待っていたとばかり、バンナにかかった大きな「野ねずみ」をもって、バナナワニ園(温室)に連れていってくれました
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温室に入ると金網で仕切られた温水プールの中に「世界のワニ」君達がいました。そして、生まれて初めて見るワニに興奮しました
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中でも、「ナイルワニ」はカッコよかった。お爺ちゃんは、バンナの口を開くと「野ねずみ」は、温水の中へドブン・・・
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温水の表面で眠るように不動の状態から、野ねずみが金網をよじ登り逃げる寸前にスルスルーと移動し、一口でパクリ!「キュキュッ~」
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私は片目に手を当て、指のすき間からその瞬間を見ていました。これが生まれて初めて見た生きた「ワニ」でした
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その他、生まれたての小さな「ワニ」が多くいたのを覚えています(その子供ワニさんの子孫が、今日の「熱川バナナワニ園」で見れるかと思うと嬉しくなります)
⇒そして更に温室を、奥に進むと葉っぱの大きな木がありました
その上のほうの枝に、緑色した大きな実がなっていまし。これが生まれて初めて見た「バナナの木と果実」でした
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お爺ちゃんは、頂いた「青いバナナ」を、自宅(風呂)に引き込んでいる源泉の温度を利用し、蒸した「黄色いバナナ」を私にくれました 初めて食べる本物の「バナナの味」は、今でも忘れることはありません
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②温泉を利用した多種類の「世界のワニ」飼育法等の研究に大変苦労していた初代園長さんがいましたネ
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その園長さんの研究(努力)と苦労があって、今日の「熱川バナナワニ園」があるとのだと、私は思います
私が子供の頃に見た本園は、その後(昭和45年頃)、分園が開園され、大人になってからも見に行ってきました。天晴れさんでした
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更に、最近はワニ園の全体を覆う屋根ができ、ワニ君達を下から横から観察できるようになったと聞いています???本当かナァ・・・。
(昨年2010年6月・北海道の旭山動物園の空飛ぶペンギンを見てきましたが、そんな感じかな?)
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また、見にいきたいですネ(そして、気分は天晴れになりたいですネ)
アッ!そうそう、熱帯植物が大好きな方にもお薦めの園ですネェ
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今年の夏休みは、海水浴の合間に是非、観察しに行ってみてはいかがでしょうか。
以上。