子供の頃の思い出(その6)「村の小学校(分校)と、そっくりの(岬の分教場)」
伊豆東海岸にある60戸程の小さな漁村で、昭和28年~30年(幼稚園、1年、2年)頃・3年間を地元の分校に通いました。
すぐ向かいにある美しい海岸線が見える村の高台にある神社・横の分校は、小さな職員室と「1教室」のみで造られていました。
一つの教室に「川」の字のように並べられた机。
海側から幼稚園、一年、二年生と三列に座り、全員でも約20名だった。
そして、潮騒を聞きながら一緒に同時進行の形での授業でした。
授業のスタートは、美人でスタイルが抜群な「Y先生」が子供達の方を向いて出席をとることからでした。
丁度、映画「二十四の瞳」で大石先生が子供達の方を向いて出席をとるシーンと同様であった。
今でも鮮明に覚えていることがあります。
課外授業として目の前にある海岸での磯遊びだ
大潮の時期、岩間の小さな穴へ恐ろ恐ろ小さな手をいれる、すると突起物の感触が
「先生、Y先生、アッタ・アッタヨ~」と生徒達の明るい叫び声
そう、「サザエ」のつかみ獲りができたのです
天晴れさんでした
今では、本当に夢のような話ですネ
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<数年前・観光ツアーで小豆島「岬の分教場」へも行ってきました>
昭和3年頃の「大石先生と生徒達」を想像し、イラストに描いてみました
←観光時の「現地見学時・想像画」
映画「二十四の瞳」を観て、自分の育った海の近くにある分校(小学校)とよく似た「岬の分教場」。
一度行ってみたいと思っていた昔のまんまの「岬の分教場」は、私の通った分校と実によく似ていたことを、この目で確認できました感動しました
本当に来てよかったと涙がでました
天晴れさんでした