子供の頃の思い出(その2)「ねこさい(定置網)」
子供の頃の思い出(その1)「サイの神と大漁祈願」の続きです。
小学生(6年)までの男の子達は、「サイの神(道祖神)」(石像物)の頭を、「青竹」で叩きながら、「ねこさい(定置網)に、寒ブリが大漁にとれるように祈る」話をしました
伊豆半島でも、昭和20年代後半から30年代中頃までは、天然の寒ブリが「ねこさい」に大漁にとれました。
漁師(若い衆)達は、大きな寒ブリ(10Kg前後)の尾びれを片手でつかみ、木船の中に投げ込む姿は、頼もしかったですネェ
そのときの様子をイラストに描いて見ました
←若い漁師達の寒ブリのツカミとり絵
また、発動機(赤玉ポンポン)船には、大きなタモ(網)で一度に多くの寒ブリを積み込みました。
大漁の時には、次から次に寒ブリが「ねこさいに」に入り、朝から深夜までとることもありました(数千尾)
(1万尾近くの時もあった記憶があります)
<最近昔の写真を整理していたら>
昭和30年代後半、地元の「ねこさい(定置網)」に大漁に「寒ブリ」がとれた時、漁船に乗船させてもらい撮影した「モノクロ・ベタ焼き」が出てきました。(はじめて写真機を買った嬉しさで、記念にしようと撮りに行った記憶がよみがえりました)(トッシー撮影)
←昭和30年代後半の地元定置網・寒ブリ
←懐かしい漁師サン達です
以上。