伊豆熱川温泉(温泉熱利用)の塩工場を思い出す
昭和28年~30年代前半の幼少の頃、週末になると熱川温泉にある”お祖父ちゃんの家”に遊びに行きました
当時専売公社”温泉熱を利用した流下式製塩法”の塩工場を一人で見学しにいきました
入場禁止だったとおもいますが、お祖父ちゃんの庭先からつながった敷地のため入れたと・・・いうわけです
いつもお祖父ちゃんは”源泉”の熱湯(約100℃以上)に注意するんダゾーッ・・・といってました。
当時見ていた塩工場の中で、気になっていた場所がありました。
イラスト④⑤⑥⑦の源泉100℃畑(プール)の上に載せた”薄いトタン製(鍋に相当)が時間経つにつれて”白い結晶(海水塩)”が積もる・・・光景を大人になった今でも思いだします
大人になった今、熱川温泉・海水から温泉熱を利用した”流下式製塩法”を想像しながら下手なイラストにサラット描いてみました。
<海水から温泉(源泉)熱を利用した”流下式製塩法”を想像イラストに>
(この製塩法の工程・上図想像イラストの解説)
①伊豆熱川温泉の海岸線らパイプを通じて、強力汲み上げポンプを使用して
②海水貯蔵タンクに一時保存
③海水循環濃縮プールに建てた”流下式(竹枝を吊るした棚)”にスプリンクラーで海水を散布し濃縮循環させる。
自然の”太陽&風”も利用して乾燥更に、濃縮効率を上げる仕掛け
➃「③循環濃縮プール」で十分に濃縮された海水を
「⑦薄いトタン製大釜(1畳:約180cm✖90cm)」に移す。
⑤温泉の源泉(約100℃以上)を
⑥建物内の「⑥源泉畑(プール)」に引き込みます
⑦「薄いトタン製大釜(1畳:約180cm✖90cm)」に濃縮海水を温泉熱利用で”煮込み”みます
これ以降の工程は、ごみ掃除濾過や余分なニガリを抜いて純白な食塩ができるのかな?
以上が想像した工程(イラスト)ですね。
間違っていたらごめんなさい
<ひとコト>
子供の頃に社会科で習った「塩田式と流下式製塩法」。
いずれも”濃縮海水”は大釜に集められて”火で煮込む”、火力を使う方法だと思っています。
最終工程を温泉(源泉)熱利用も納得な製塩法なのかな?
以上。