ここがもし世界の隅っこだとしたら?
そんなことを考えてみた。
しかし当然そこは世界の隅っこなんかじゃない。
だから敢えてそう思ってみることにしたのだけれど。
仮にそこが世界の隅っこだとして、その場所から周囲を見渡せば360度世界が広がっている。いや広がっているとは言い難い。それほどまでに世界は窮屈なのだ。そこに世界が在る、ただただ在るだけなのだ。
しかし問題はそこが決して世界の中心ではないということだ。
そこは隅っこでもなければ中心でもない。
じゃあ、どこだ?
そんなことを考えているうちに季節が変わってゆく。
つまり時間が流れてゆく。
時間が流れてゆくのか、それとも自分が流れてゆくのか、どちらが正しいのだろうか。
その場所にずっと居続けるとすれば自分は動かない。自分が動かないのだから流れてゆくのは自分ではなく時間のほうだろう。
でも違うというのが恐らく真理だ。
そこはどこで、
今はいつなんだろうか。
つまりそこには自分がいるだけなのだ。
ならばやはりそこは世界の隅っこであって欲しい。
そこがもし世界の隅っこであったなら、
少しばかり幸せになれそうな気がするからだ。

天国まで
何もかもが僕を置いてきぼりにして行く
気がついたらもう誰もいない
あの時だってそうさ振り返れば何もない
優しさだってそうさ何も残らない
傾いた路地の影
消えかけの五線紙
誰かが飲んで捨てた
空き缶のサビ
ねぇ僕らをどこかへ
連れて行ってくれないかい
行き先など分からなくていいから
ねぇあの娘とどこかへ
連れて行ってくれないかい
行き先など分からない方がいいよ
淡い夢を見てたい
真夏僕は病んで 汗の中で夢見た
追いかけたら幻 踵突き刺さる
あの時知ったのは 星空 闇 雨 風
あの時知ったのは 揺れる瞳と君
鳴き止まない蝉の声
真夜中の自販機
誰かが盗って捨てた
原付のサビ
ねぇ僕らをどこかへ
連れて行ってくれないかい
昔の記憶 未来の果て どちらでもいいよ
ねぇあの娘とどこかへ
連れて行ってくれないかい
幸せだけ 幸せだけの国へ
飛んで行けないの?
そんなことを考えてみた。
しかし当然そこは世界の隅っこなんかじゃない。
だから敢えてそう思ってみることにしたのだけれど。
仮にそこが世界の隅っこだとして、その場所から周囲を見渡せば360度世界が広がっている。いや広がっているとは言い難い。それほどまでに世界は窮屈なのだ。そこに世界が在る、ただただ在るだけなのだ。
しかし問題はそこが決して世界の中心ではないということだ。
そこは隅っこでもなければ中心でもない。
じゃあ、どこだ?
そんなことを考えているうちに季節が変わってゆく。
つまり時間が流れてゆく。
時間が流れてゆくのか、それとも自分が流れてゆくのか、どちらが正しいのだろうか。
その場所にずっと居続けるとすれば自分は動かない。自分が動かないのだから流れてゆくのは自分ではなく時間のほうだろう。
でも違うというのが恐らく真理だ。
そこはどこで、
今はいつなんだろうか。
つまりそこには自分がいるだけなのだ。
ならばやはりそこは世界の隅っこであって欲しい。
そこがもし世界の隅っこであったなら、
少しばかり幸せになれそうな気がするからだ。

天国まで
何もかもが僕を置いてきぼりにして行く
気がついたらもう誰もいない
あの時だってそうさ振り返れば何もない
優しさだってそうさ何も残らない
傾いた路地の影
消えかけの五線紙
誰かが飲んで捨てた
空き缶のサビ
ねぇ僕らをどこかへ
連れて行ってくれないかい
行き先など分からなくていいから
ねぇあの娘とどこかへ
連れて行ってくれないかい
行き先など分からない方がいいよ
淡い夢を見てたい
真夏僕は病んで 汗の中で夢見た
追いかけたら幻 踵突き刺さる
あの時知ったのは 星空 闇 雨 風
あの時知ったのは 揺れる瞳と君
鳴き止まない蝉の声
真夜中の自販機
誰かが盗って捨てた
原付のサビ
ねぇ僕らをどこかへ
連れて行ってくれないかい
昔の記憶 未来の果て どちらでもいいよ
ねぇあの娘とどこかへ
連れて行ってくれないかい
幸せだけ 幸せだけの国へ
飛んで行けないの?