ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

とらわれていた

2014-05-20 14:42:08 | 実例体験観察
さっきそう思って携帯を手にとり、打とうとしたら、

その画面に普段にはない色が着いていて、それを消そうとしてしまった・・のだった。

・・・で、それをやっているうちに・・・・

メモろうと思ったことがなんだったのか忘れてしまった・・・・

さっき書いたコレ。

メモろうと思って携帯を手に取ったのだけど、

削除かなんかしてるうちに時間が過ぎ・・


メモするには携帯でなくてもそこらへんの紙でよかったわけだ。

冷蔵庫には書くスペースのあるホワイトボードが貼ってあるし、

居間のテーブルには今朝のチラシがまだあって字を書けるスペースくらいあった。

新聞の余白の欄にだって書けた。

テーブルに夫が使っていたボールペンは転がっていた。


「メモするのは携帯のメモ欄」

それが固定的になっていた。

(したいこと) が (そうするもの)に負けちゃった。

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自覚のなさ

2014-05-20 14:01:46 | ひとの幸福
あ、これ、どういうことなんだろう???が浮かび、

考えたくなって、でもそれをすぐ忘れてしまうだろうから、

携帯のメモ欄にすぐメモるようにしてる。

さっきそう思って携帯を手にとり、打とうとしたら、

その画面に普段にはない色が着いていて、それを消そうとしてしまった・・のだった。

・・・で、それをやっているうちに・・・・

メモろうと思ったことがなんだったのか忘れてしまった。

あぁ、思い出せない。考えたい ってなったことなのに・・

消えてしまった・・・・

このことで思い出した。

小泉八雲の怪談だったか、物語にこんなふうなのがあった。

うろ覚えなんだけど、・・・・

人を恨み、死んだら化けて出てやると言う罪人がいて、

死ぬ瞬間に思っていることは実現すると当時思われていたらしく、

刑の執行人は、思ったことが強いと実現するなら、

そこの石を噛んでやる!と思ったら噛めるのかとかなんとか??言う・・

すると、その罪人はすぐに、そうしよう、となってその石を強く噛む。

ここぞとばかり刑の執行人は、そのとき刑を執行してしまう。

その罪人の死ぬ瞬間の思いは「石を強く噛むぞ」で、

「化けて出てやる」という思いではなかった・・というような内容。

全くのうろ覚えで正確じゃないのはもちろんなんだけど、

全体的な筋はそんなだったかな・・?


罪人は刑の執行人からその思いをはぐらかされてしまった。

正確に言えば、その時、執行人の言うことを聞いて、

罪人はそうしよう、と思ってしまったのだ。

こんなふうに思いはすぐに飛んでしまうことがある。

ちょっとした人からの声掛けにすぐ反応して、他の何かをやろうとしたり、

上に書いた私の例みたいに、したいことを実現する為に、

何かをしようとしてるのに、目の前に起こった事態に対応しようと、

すぐなってしまい、

それにのこのこ着いていってしまう、ような感じになる。

刻々と変わっていく意識を見張らないと、やりたいことがなんだったのかわからなくなってしまう。

目前に現れた現象に振り回されて目的を見失ってしまう。


人間は一日に6万個の考え・思いが浮かぶというのを読んだことがある。

へぇ、そんなに!・と思ったけど、そう馬鹿げた数字でもないと思う。

瞬間瞬間浮かぶ思いの中で雑草のような思いは忘れていいのだけど、

(~したい)という今ここという時空での意志は自覚していたいもんだ。


忘れてしまうようなことは結局自分にとってそれほどのことじゃない・・というようなことも聞く。

それもそうかな、と思うけど、

認知症が進むと自分の夫や子供のことまでわからなくなってしまうのは、

自分にとってそれほどのことじゃないから、ではないと思う。

う~ん・・でも、その頃のその人にとって夫や子供のことも雑草のようなものになっている、ということなのかなぁ。


この頃、昨日何をしたのかなんてことを忘れることが多くて、

いよいよ呆けに突入か・・・なんて思ったりもしたけど、

今という時に何をしたくてこうしているのか(行為の目的)、

それに自覚があれば、過去である昨日のことを忘れるのは・・ま、いいか・・・・・

・・こう書いてみて、

ま、いいか、が言えるのは行為の目的に自覚があれば・・の話で、

行為自体は常に目的があるものなので、

ときに目的に自覚のない状態がある私は・・・ま、これからやな。









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