晴海ヶ丘の空の下

大阪から淡路島に引っ越したアロマピアの 
“おばさんセラピスト” のひとりごと

秋の七草

2007年09月05日 | アロマ&ハーブ
写真は、秋の七草の1つの桔梗です。これは白い桔梗ですが。

遥か昔、小学生の理科で春と秋の七草を覚えさされた記憶がありますが、
いまは、もうスラスラとは出て来ません

その秋の七草のひとつのフジバカマ(藤袴)ですが、
中国名は、蘭草とか香草と呼ばれ、日本でも利尿効果のある薬草の一種です。

生草のままでは香りませんけど、乾燥させるとクマリンという芳香成分が発生し
桜餅のような香りがします。

桜餅には、塩漬けにした桜の葉を使うので、
桜の葉に含まれるクマリンが香り、これが桜餅の香りになってるんですね。
最近は、プラスチックの桜の葉を巻いて、合成香料で香りを付けた
風情のないモノもありますがね

精油では、クマリンを含むものはトンカビーンズがあります。
この精油を生徒に嗅いでもらうと、やはり桜餅の香りとか
子供用の水薬の匂いとかいう感想が多いですね。

ハーブでは、前に紹介したレッドクローバーにもクマリン配糖体という形で含まれていますよ。

では、脳トレ代わりに、ボツボツ秋の七草を思い出そうっと
たしかススキも入っていたなぁ~