晴海ヶ丘の空の下

大阪から淡路島に引っ越したアロマピアの 
“おばさんセラピスト” のひとりごと

シャンプー開発物語3

2007年09月20日 | シャンプー
ではまたシャンプー開発物語の続きです。

製造許可のことを聞きに、大阪府庁に行ったアロマおばさんでしたが、
窓口で、「あのシャンプーを作って売りたいのですが、
どんな手続きが要るのか、教えていただけますか?」と
怖いモノ知らずで聞くと、

『あぁ~また何も知らない素人が来たぞ』と言いたげな顔
「あなたが個人で作られるんですか?」と職員さん
「はい」
「それなら、まず製造申請ガイドブックを参考にして、
所定の書類を提出してもらうことになります」と言うことで、

勢い込んで、大阪府庁に行ったアロマおばさんでしたが、
結局その日は、製造申請ガイドブックを読まないと前に進めないんだと
言うことが分かっただけで帰って来たんです

そして、この化粧品・医薬部外品製造申請ガイドブックを購入し


化粧品の承認と許可のところを、読んでみると、、、、、
(注釈:シャンプーは化粧品に分類されます)

化粧品の製造所の構造設備の基準ひとつとっても、
アロマおばさんのような普通の主婦ではクリアできないことが
そのとき初めて知ったんです
(まぁ~それまで無知といえば無知だったんですが

簡単に言うと、まず最初に、採光、換気、防じん、防虫etcの
設備のある工場または作業所で製造しなければならないわけです。

ムリィ~~~
普通の主婦がシャンプーを作るのに、作業所を建てて、
そのほか色々な難しい条件をクリアして申請許可を得るなんて、
無理無理無理

後々になって、サロンも開業し、シャンプーも発売した後から聞いた話ですが、
サロンのお客様で化粧品会社の研究室に勤めておられる方から
「新しい化粧品の製造所は、もうあまり作らさないらしいですよ」と。

そうですよね。市販されている石けんやシャンプー、化粧品など、
よく見ると、販売元と製造元がちがう場合が多く、
アロマおばさんのように個人でなくても、
新事業として、本業とは別に化粧品部門を立ち上げる会社でも、
製造委託に出すのは、そのためなんだと納得したものでした。

だから今ちまたに、個人で手づくりした石けんを販売している
サイトがたくさんありますが、
『男がアロマで何が悪い』というブログにも書かれているように、
明らかにボディー用に使うであろうことを想定して作っているのに、
これは雑貨ですと表記して売られているわけですよね。
(雑貨つまり家庭用品の台所用洗剤や洗濯石けんという、苦しい解釈ですかね

からだにやさしい良い石けんを作って、使ってもらいたいのに、
薬事法という壁が、、、という気持ちは、
アロマおばさんも、とっても良く分かりますが、、、、

やはり発売するからには、正々堂々と販売したいと思った
アロマおばさんのとった次の行動は、
オリジナルレシピで作ってくれるメーカーさん探しだったのです。

あっ、シャンプーのことになると熱く語ってしまい
長くなってしまいましたが、この続きは、またの機会に

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